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「新型コロナウイルス感染症の状況」「令和4年度当初予算案」その他(2月26日)

更新日:2023年3月30日

  • アナウンサー

 今回は、大きく分けてまず二つの項目、前半を伝えていきたいと思います。
 まず前半部分では、やはり気になるのが新型コロナウイルス状況ということで、本日2月24日現在では、佐久市内そして県内にもまん延防止等重点措置ということで、警戒宣言が出ていますが、こういった状況やワクチン接種などの動向も踏まえての市長解説をお聞きします。
 そして、令和4年度の佐久市の当初予算案が今議会でも審議されています。会社や家計にも様々予算があるように、佐久市内にも非常に大きなお金市民の皆さんの税金が動く、予算案が現在慎重審議されています。どんな予算を踏まえてきたのかお聞きします。

  • 市長

 新型コロナウイルスは、高止まりという状況だと感じます。第5波までは大きい山が来て下がっていくという形で、今回オミクロン株の感染拡大が早いです。ピークが高くなることはわかりますが、下がるかなと思うと少し高止まりのような形になっていることが大変に気になります。加えて、濃厚接触者の方々が感染をしていく傾向はこれまでもありましたが、今回は濃厚接触者とされていない方々が感染しています。このオミクロン株は、感染拡大の感染力が強いので、その定義では収まらないという状況があるのかもしれません。
 また、医療体制として、ベッドの使用率もあまり下がらないという状況と、感染者の別や年齢や職業など属性について発表がありますが、かつてより4日から5日程遅れて発表になっています。これは、感染者が多いことによる作業量の多さにより、発表までの時間がかかってしまっているっていうこともあります。前提として申し上げますが、保健所の方々は本当に心血注いで、やってくださっています。そういう中で、濃厚接触者や接触者という割り振りが、正確にできているかというところは、非常に心配をしていると思います。

  • アナウンサー

 このオミクロンの人への感染力の強さ、それに伴う業務高ということだと思います。そういった中でも、やはり気になることは、新型コロナウイルスの3回目のワクチン接種の佐久市の現在の状況だと思います。もう中には3回目済まされているという方も多いのではないでしょうか。あるいは、最近家に接種通知がきたよと言われてきている方もいると思います。

  • 市長

 65歳以上の方々には、既に発送が終わっています。そして65歳以下の方に関しては、去年8月末までに打った方、2回目を打った方には発送しています。2月25日に、65歳以下の方のうち、去年の9月に接種した方へ発送する予定になっています。順次発送していますが、6ヶ月経過しているにもかかわらず通知が来ていないという方は、お問い合わせをいただきたいと思います。

  • アナウンサー

 全国的にも話題になっている、5歳から11歳の小児向けワクチンも始まるということで、これは佐久市としては今後どういった動きで進んでいくのでしょうか。

  • 市長

 既に5歳から11歳の皆さんには通知をお出ししています。全国的には約5割の皆さんが予約を入れていく傾向にありますが、佐久市の場合はもう少し接種意欲が強く、段々に予約が埋まってきている状況であります。
 お子さんの場合は、感染した場合が軽症であるという実態を考えた場合に、接種したときの副反応も考えれば、本当に打つ必要があるのかという指摘もあります。一方で、社会全体で考えた場合、お子さん自身は軽症であってもコロナを運んでしまうこともあります。これは、誰がいけないわけではありません。これだけ蔓延していると感染してしまうことはありますが、かかってしまった方がお家に帰って、今度3世代家族の場合、おじいさんやおばあさんに感染させてしまうということもあります。そういう意味では、このワクチンの意味はあると思います。
 今回は努力義務はかせられていないので、12歳以上の方々とは様相を少し異にしています。十分に家族の中で議論をしていただき、情報を集めて、あるいはまたかかりつけ医の先生にご相談などをする中で接種に向けて準備をしていただき、接種していただきたいと申し上げたいと思います。

  • アナウンサー

 今後、お手元に必ず佐久市から予約開始通知そして専用の通知が文書で届きますので、必ずそちらお見逃しないようにお願いしたいと思います。
 話題が変わりまして、佐久市の令和4年度の当初予算案についてです。今議会で審議されている令和4年度の予算案は、総額496億円。新佐久市になって3番目の非常に巨額な予算となっています。非常に積極な的な予算にも見えるわけですが、まず今回の予算に関する市長の思いでどんな思いが込められた予算でしょうか。

  • 市長

 去年の4月に選挙がありましたので、市民の皆さんにお約束をした内容について事業を進めていくということを念頭に置いた予算査定、予算作りになっています。また、アフターコロナ・ウィズコロナという若い皆さんに訴求していくような事業を念頭にやってきたという面があります。
 そして流入超過、佐久市に入ってくる人と佐久市から引っ越していく方がいらっしゃいますが、佐久市には引っ越してくる人の方が多く、その数が長野県下において一番となっています。今後も、佐久市への引っ越されてくる方、移住されてくる方、IターンあるいはUターンで元々故郷の佐久だった人が戻ってくる場合もありますが、そういう方々も意識した予算も編成しています。

  • アナウンサー

 実際に市民レベルで考えますと、様々な補助金や行政からの保障支援などもあるわけです。環境や省エネ、安全など、そういったところに思いが反映された予算です。

  • 市長

 例えば、ゴミの減量化に関しては、生ゴミ処理機に対する補助や、合併浄化槽に関する補助もあります。加えて、エネルギー問題としての、太陽光発電の設備と蓄電に関しても補助を出していきましょうということです。また、木質バイオマス熱処理設備導入補助金もあります。今これだけ地球温暖化が進んできている中で、この持続可能な社会を作り出していくためには、やはりこの再生可能エネルギー、クリーンなエネルギーが求められます。そういったものが市民の皆さんの暮らしの中で太陽光発電をして蓄電することはプラスに向きます。社会として望むべき方向に向かっていくことについては、個人資産であっても応援しますということです。
 その他に、例えば耐震改修促進リフォームといういわゆる大きな地震が来たときに耐震診断をやってリフォームをする部分について、その診断とリフォームに対して補助を出しています。また、省エネ家電や電気自動車の購入に対する補助もやっていきます。

  • アナウンサー

 この行政の予算といいますと、市民生活にはそんなに関係ないと思いがちですが、実はこういった非常に生活に密接したいろんな補助ですとか、行政からの支援もつくということで、これらの予算も議会で現在審議されています。
 そうしてもう一つ、今回の予算編成の中でご自身の思いが非常に地域の医療支援というのも強い思いがあると聞いていますが、中でも、川西赤十字病院この地域医療としても欠かすことができない。川西赤十字は確かご自身の選挙公約で今後近い将来建て替えしくというお考えがあったと思います。

  • 市長

 今このコロナに入りまして、地域医療というものが大変に重要であるということが見直されています。地域医療構想も国から発表されました。その中においては、統廃合の対象として、管理実績も名前が出ています。しかしながら、佐久市あるいは立科町の町長さんともお話していますが、しっかり支えていきたいということで合意しています。川西日赤さんもあの日本赤十字社が経営母体でありますので、そちらとの協議が進んでくることによって私達の支援のやり方とかボリュームとかいうものが決まってくるのではないかと思っております。令和4年度の予算編成に対して話し合いはしていますが、まだ予算に載せていくというタイミングではないので、形状的に1億800万円の補助を出しています。地域医療の中で過疎地ですので、その地域で医療やっていくということは不採算部門です。そこに関しては、佐久市、東御市、立科町で力を合わせて支援していくということを毎年やっています。これは令和4年度も当然同様で、予算計上しています。

  • アナウンサー

 ご覧の皆さんも、川西赤十字は本当になくてはならない医療機関だという方も大勢いらっしゃると思います。
 ここから、この最近の佐久市の話題としまして、令和5年度に開校予定の新しい臼田地区の小学校は、現在四つの小学校が一つになるということで、建築も順調に進んでいます。新しい校歌の作詞作曲者が決まったということで、大きなニュースになりました。

  • 市長

 校歌は、これまで佐久市とも若干のご縁がありました森山良子さん。そしてまた、森山良子さんの方からご紹介をいただいた松井吾郎さんということで、本当にヒットメーカーといわれるお二人でありますけれども、実は佐久市の先の教育委員であった原拓男さんが、森山良子さんのお兄さんと友人と紹介されていますが、親友と申し上げていいのではないかと思います。森山良子さんから、原拓男さんは学校の帰りに毎日森山邸にいって、お兄さんがいなくても来ていたとお聞きしました。そういう関係でいらっしゃって、そのお兄さんが実は若くして亡くなられたそうです。そのお兄さんを思って作った歌が、「涙そうそう」という歌だそうです。
 そして、ご紹介いただいた松井五郎さん。非常に、佐久の事よくご存知で、佐久はおいでになったことありますかとお聞きしたら、安全地帯の玉置さんが軽井沢でスタジオをお持ちで、そこに来て少し合宿をやるそうで、その時にはあの佐久市に映画を見に来ていましたとおっしゃっていました。

  • アナウンサー

 どんなになっていくのか非常に注目だと思います。ぜひ皆さんご期待ください。

  • 市長

 四つの小学校が一つになります。それぞれの地域にはそれぞれの思いがあるということ、臼田の皆さんの思いを私の方から説明させていただきました。そういったものが反映され、未来に向けた明るい効果になればいいと思います。

  • アナウンサー

 そして、佐久市にお住まいの中澤維斗くんが拘束型の心筋症ということで、非常に重い心臓病を患っておりますが、皆さんに募金のご協力をいただき、2億3700万円が2月9日
をもって達成できたというニュース。これもう佐久市としても非常に大きなニュースでした。

  • 市長

 本当に悩んで、悩んで、この地域の皆さんに呼びかけていくっていうことを、ご両親、そしてまたあの周辺の皆様が決定をされて、そして本当に多くの皆さんがご協力いただきました。1000件を超える事業所の皆さんや学校、ボランティアイベント、パルセイロの皆さんや山雅の皆さんなどプロリーグの皆さんにもご協力いただき、なんとか目標額を達成できたということです。近く渡米され、なんとかドナー出現、そして手術成功を祈っているところです。本当にご協力をいただいた皆様に感謝、お礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。

  • アナウンサー

 改めて、柳田市長からメッセージをお願いしたいと思います。

  • 市長

 寒い冬が続いているところでございます、春の来ない冬はないということでございます。おそらく新型コロナウイルス感染予防、皆さんご協力いただいていると思います。しかしながら、まん延防止と特別措置という形で続いている3月6日、これが延長されてしまうかここで踏みとどまることができるかっていう境目にきているというところであろうかと思います。阿部知事先頭に長野県内においては何とかこの期間で食い止めようという努力が積み重ねられています。どうかあとわずか、これで何とかくぐり抜けていきたいというふうに思っております。皆様のご理解とご協力を切にお願いを改めて申し上げます。

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