泉公園

浅科地区は、浅間山や蓼科連峰の雄大な山なみと千曲の流れとが織りなす、美しい自然と歴史に恵まれた田園の地域です。浅科には、今から370年も昔の17世紀始め、市川五郎兵衛真親が不毛の原野を水田開発するために、その生涯と私財を投じて築いた五郎兵衛用水があり、この用水は全国で110箇所ある「疏水百選」に認定されています。

そんな自然に恵まれた浅科の矢嶋千駄池隣にある泉公園には、古くから清らかな水が湧き出す泉があり、地元では大泉と呼ばれ親しまれています。

平成14年に身近な水辺調査再生事業により整備したこの公園は、豊かな水辺の環境を保全しつつ自然を大切にし、水辺に親しんでいただくための施設で、園内には緑の木々や池、小川、遊歩道などがあり、景観に配慮した公園となっています。地元の園児が遠足に利用したり、お年寄りが集うなど地域の憩いと交流の場として多くの皆さんにご利用いただいています。

ご家族や友人で、小川のせせらぎを聞きながら園内をゆっくり散策するなど、静かな雰囲気を楽しんでみませんか。

※この公園は、矢嶋泉公園愛好会の皆さんのアダプト活動により、維持管理のお手伝いをいただいています。