まゆ銀河(NGC4490)

りょうけん座の銀河。奇妙な形をした興味深い銀河で、「まゆ銀河」のニックネームで呼ばれることもあります。この形は上に見える小さな別の銀河(NGC4485)との接近による重力の影響のため形が崩れてできたものと考えられています。両方の中に見える粒々のような光の固まりは、接近によってガスが急激に圧縮され、恒星が爆発的に生まれている領域です。比較的明るいので小型の望遠鏡でも見え、中型以上の望遠鏡でその独特の姿が楽しめます。
［撮影データ］2022年2月27日 23時26分～　60cmF12反射＋0.77倍レデューサー　SBIG STL-11000M L5分×23枚，R300秒×4・G195秒×4・B300秒×4枚(2×2ビニング)　ステライメージ9でLRGB合成・画像処理