3月8日は「国際女性の日」です
更新日:2023年3月8日
女性の権利や生き方について一緒に考えてみませんか
3月8日は、国際婦人年である1975年に国連が定めた「国際女性の日」です。「国際女性の日」には、世界各地でイベント等が開催され、女性の権利や生き方、国際平和を考え、女性が達成してきた成果を認識する日となっています。国連とその専門性をもつ国連諸機関は、持続可能な開発、平和、安全、そして人権の全面的尊重の達成に向け、男性と対等のパートナーとしての女性の参加を推進しています。
日本においても、内閣府男女共同参画局を中心として、各自治体がジェンダー平等の達成に向けて取り組んでいるところですが、世界経済フォーラムのジェンダー・ギャップ指数において、日本は特に政治分野と経済分野における値が低くなっています。
女性の権利と政治的、経済分野への参加に対する支援を盛り立てていくとともに、性別や国籍、年齢などにかかわらず、誰もが多様な個性を発揮しながら共存できる社会を目指した「ダイバーシティ(多様性)」の視点を取り入れた男女共同参画社会の実現が重要です。
佐久市民が感じている「世の中の男女平等感」について
佐久市では、男女共同参画社会に関する意識や現状を把握し、「佐久市男女共同参画プラン」を策定する基礎資料にするとともに、今後の男女共同参画施策の推進に活かしていくため、市民意識調査を実施しております。
世の中の男女平等感について、「男女平等である」と感じている市民の割合は、「学校教育の場」で55.1%と半数を超えていますが、「家庭生活」で30.0%、「地域活動の場」で28.6%、「職場」で23.3%、「政治の場、法律や制度の上」で14.5%、「社会全体として」で12.8%、「社会通念・慣習・しきたり」で10.5%となっており、男女の地位の不平等感が存在している状況がうかがえます。
女性の権利や生き方について考えてみませんか
昭和の時代に形作られた各種制度や、男女間の賃金格差を含む労働慣行、固定的な性別役割分担意識などの構造的な問題。私たちの周りには、多くの課題が残っています。
あらゆる分野において女性と男性が共に意思決定過程に参画し、多様性を受け入れる社会を作り、多くの方が、「この社会は平等だ」と感じられるような社会の変革、そして意識改革が必要です。
この世の中は平等でしょうか。
「国際女性の日」をきっかけに、女性の権利や生き方について一緒に考えてみましょう。
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