佐久市堆肥製産センターの堆肥をご利用ください
更新日:2023年12月22日
施用に堆肥をご利用ください
佐久市堆肥製産センターでは、匂いも少なくサラサラして撒きやすい堆肥を生産しております。
成分検査もしておりますので、安心してご利用いただけます。『安全・安心』な農産物の生産には、有機堆肥による土づくりが重要です。活力ある土づくりに、是非堆肥製産センターの堆肥をご利用くだい。
堆肥の使い方の基本
本堆肥は、各種養分を持った総合的な肥料です。単に化学性だけでなく土壌の物理性・細菌性を改善する効果があります。この肥料を有効に使う為に次のことに注意願います。
- 10a(1,000平方メートル・1反歩)あたり1~2t程度の量を入れます。多量の使用は塩基障害を起こしやすく、また、少量では効果が現れにくいです。
- 出来るだけ、秋~春先の早い時期に施用して、十分に耕起し土と混ぜてください。10月~11月頃に行うのが最良です。
- 作物の播種・定植する4週間前には施用し、十分に耕起し土と混ぜてください。堆肥の上に直接播種・定植しますと発芽障害・生育障害を起こすことがありますので十分注意してください。
料金
1kgにつき7円
※バラ売りの為、必ず堆肥を入れる容器(袋)をご持参ください。
営業時間
午前8時30分から午後5時
注意
1.平日の午前8時30分~9時、午後3時半以降及び土曜日は、現金の取り扱いはしておりません。後日納入通知書を郵送いたしますので、市内の金融機関又は市役所・各支所にてお支払いください。
2.売り切れの場合は、ご容赦ください。
休業日
日曜・祝日・年末年始(12月29日から1月3日)
お問い合わせ
佐久市堆肥製産センター
電話:82-8064
佐久市役所臼田支所経済建設環境係
電話:82-3113(直通)
建設の経過
なぜ、堆肥化なのか?
臼田地域では、旧臼田町時代の昭和40年代後半から50年代始にかけて、ごみ処理の問題と農業における土づくりの問題がありました。ごみ処理の問題は、処分する所がなくなり処分に苦慮する。農業については、良質な堆肥が入手できず、化学肥料の使用が増加し地力のバランスが崩れる。この2つの事案を合わせて解決する方法を先人の方々が計画され、昭和53年から生ごみの分別収集を行い家庭や事業所から排出される生ごみを堆肥化(資源として活用)が行われたそうです。当時から全国的にも先駆的な取り組みでありましたが、費用対効果面から見ますと処理能力が少なく焼却よりも割高となってしまうのが現状ですが、循環型社会の位置づけから見ますと非常に良い施設であるといえます。
当地域は有機農業に関しても先駆的に取り組んでいる地域でもあり、本施設は農業による土づくりとごみ処理の問題を同時に解決しようという意図の下に始められた施設で、現在の堆肥製産センターは2代目の施設になります。
本施設の特徴
本施設は、高速堆肥化施設という分類になります。この高速堆肥化【英】High-Rate Compostingとは何か?それは通常の堆肥化よりも短時間で行ってしまうものです。この技術は西暦1980年代後半から1990年代頃にかけて注目されてきた物です。
また、臭気対策にも力を入れています。施設内から発生する臭気を集めて、水で洗浄し、ゼオライト=沸石(身近な物では水槽のろ材)に吸着させ、臭気を軽減し排出する仕組みを取り入れています。
生ごみと畜ふんを主原料に生産しています。生ごみについて、施設建設当時は臼田地域の皆さんが排出した生ごみだけを受け入れておりましたが、現在は、生ごみを堆肥化することで可燃ごみの減量化につながることから、臼田地域以外の給食センターや病院等の公共的施設から排出される生ごみも受け入れております。
生ごみの出し方(臼田地域)
- 水気を良く切る。
- 新聞紙1枚~2枚で包む。(そのままでも可)
- 専用袋に入れ、記名し収集日の朝7時30分までに指定のごみステーションに出す。
生ごみに異物の混入が多くみられます
近年、特にビニール製品(レジ袋・パック)の混入が多く見られます。良質な堆肥生産に支障をきたしますので、分別には十分ご注意ください。また、生ごみは水気をよく切り新聞紙につつんで、専用袋に入れ排出いただき、専用袋以外での排出はおやめください。
当施設を見学してみませんか?
生ごみ、畜ふんから、さらさらした良質な堆肥が生産される過程を見学してみませんか?
ご興味のある方は、施設の見学も承っておりますので、佐久市臼田支所経済建設環境係までお問い合わせください。