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平成25年佐久市議会第3回(9月)定例会招集あいさつ

更新日:2015年2月2日

平成25年佐久市議会第3回定例会(平成25年9月2日招集)

 招集のご挨拶を申し上げます。
 本日、ここに平成25年第3回定例会を招集しましたところ、議員各位におかれましてはご多忙の折、ご出席を賜りまして誠にありがとうございます。
 議案の総括説明を申し上げます前に、最近の社会経済情勢、並びに本市が取り組んでおります主な施策について申し上げます。

 はじめに、社会経済情勢でありますが、安倍政権がこの秋にも最終判断をするとした消費税率の引き上げ問題が、世上の関心を集めているところです。
 消費税率の引き上げにつきましては、社会保障制度改革と密接にかかわる問題である一方、本格的な回復に向けて歩み始めた景気の腰を折る可能性も否定できないことや、地域経済への影響を考えますと、時期や方法については、慎重の上にも慎重を期して判断いただくよう議論の行方を注視してまいりたいと考えております。

 続きまして、現在、佐久市が取り組んでおります主な施策につきまして、3点申し上げます。
 まず1点目といたしまして、「県立武道館の佐久市への建設」について申し上げます。
 去る7月22日、阿部知事と面談し、県立武道館の早期実現に係る要望書を手渡し、佐久市への建設についてご提案をいたしました。
 私からは、「創練の森」整備構想についてご説明申し上げるとともに、用地は既に確保済みであること等を伝え、ご検討いただけるようお願いしたところです。
 また、8月22日には、佐久広域連合正副連合長会議において、次いで8月28日には、「知事と市町村長との意見交換会」において、それぞれ県立武道館の建設に係る佐久市の基本的な考え方をご説明させていただいたところです。
 県立武道館につきましては、今年度から始まる「長野県総合5か年計画」の中で「武道を振興するための施設のあり方を検討」することが明文化されたこともあり、公共施設マネジメントの観点からも、県と市が一緒に推進することのメリットは大きいと思われます。
 このような点を踏まえ、県立武道館の実現に向け気運を盛り上げていけますよう、議員各位のご支援とご協力をお願いするものでございます。

 2点目といたしまして、「学校給食の取組」について申し上げます。
 はじめに、学校給食における地産地消の推進につきましては、かねてより地域で採れた農産物をできるだけ学校給食に使用してまいりたいと申し上げてきたところでございます。
 この実現のためには、価格や数量確保、規格の統一等、いくつか課題があるところでございますが、これらの課題につきましては、ひとつづつ整理しながら地産地消の推進が図られるよう努めてまいりたいと考えております。
 なお、教育委員会におきましては、今月並びに来月を“学校給食における地産地消の強化月間”と位置付け、給食センター等に対応を指示したところでございます。
 次に、学校給食におけるアレルギー対応につきましては、昨年の北部センターに続き、本年10月1日より南部センターでも本格実施となる運びでございます。
 今後も市内全ての小中学校においてアレルギー対応食の提供ができるよう計画的に推進してまいりたいと考えております。
 次に、かねてより懸案でありました佐久城山小学校給食調理室の運営につきまして申し上げます。
 教育委員との懇談のなかで、そのあり方について提案をいただいた経過もございますが、私自身、現場に足を運び、施設の老朽化の状況を目の当たりにし、さらに現場で働く皆さんの声に耳を傾けるなかで、現在の体制を維持したまま将来に渡って給食を提供し続けていくことは、困難であると認識したところでございます。
 こうしたことから、あらゆる状況を総合的に勘案し、教育委員会が掲げる「安全で安心な給食の提供」「食物アレルギーへの対応」「地産地消を含む食育の推進」「学校給食衛生管理基準に沿った施設整備」の4つの基本的な柱に基づき、将来に渡って安定的な給食供給体制を維持していくためには、南部センターへ移行するという大きな方向性を、お示しする段階に至ったのではないかと判断したところでございます。
 移行の時期につきましては、平成27年4月を目途と考えておりますが、今後、説明会等を通して議論を深め、地元の皆様にも十分なご理解を得られるよう努めてまいりたいと考えております。

 最後に3点目といたしまして、「新保育園整備」について申し上げます。
 望月地区並びに平賀、内山地区の新保育園につきましては、この程、整備にあたっての基本的な考えがまとまりましたことから、「新しい情報公開」の主旨を踏まえ、地元区長会や保護者会の皆様を対象に説明会を開催し、整備方針や施設概要等をお示しするとともに、アンケートを依頼し、ご意見、ご要望をお伺いしたところでございます。
 ご提案いただいた事項につきましては、今後、関係機関や設計者等と協議を重ねるなかで精査を行い、可能な限り基本設計に反映させてまいりたいと考えております。
 地域から愛され、利用者からの満足度の高い保育園を、地元の皆様とともに創り上げていくための試みでありますので、ご理解の程宜しくお願いいたします。

 以上、主な施策について申し上げました。

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