市長の日々是好日(令和6年1月)
更新日:2024年2月14日
1月3日(水曜):令和6年二十歳のつどい
令和6年「佐久市二十歳のつどい」を長野県立武道館にて執り行いました。
制限のないフルスペックでの開催は4年ぶりとなり、724名の二十歳の皆様が参加されました。
式典に先だち、能登半島地震の犠牲者を悼み、参加者全員で黙とうを捧げました。
式典では、二十歳の代表者から、これまでお世話になった方への感謝の気持ちを込めた謝辞や、未来に向けた決意や抱負についての力強い意見発表が行われました。
記念コンサートでは、佐久市出身の声楽家・高橋宏典さんにご出演いただき「翼をください」「マイウェイ」などをご披露いただき、素晴らしい歌声にのせて二十歳の皆様へ期待とエールが贈られました。
二十歳の皆様には「ふるさと佐久市」を心に、それぞれの夢や目標に向かって邁進していってほしいと思います。
「佐久市二十歳のつどい」式典の様子
1月6日(土曜):令和6年佐久市消防出初式
令和6年佐久市消防出初式が挙行されました。
今年は、新たに訓練塔が建設された佐久消防署から佐久市総合体育館の県道香坂中込線に会場を一新し、佐久市消防団員約900人が一堂に会して整然と力強く分列行進・車両パレードを実施しました。
また、臼田地区の第3方面隊による初放水が行われ、地域防災への決意を新たに一斉に放水を行うと、会場からは大きな拍手が沸き起こりました。
佐久市総合体育館で挙行された式典では、功績のあった1団及び消防団員410名が表彰されました。
災害時には、消防団の皆さんの力が必要不可欠となります。
地域の安心・安全を守るため活動する消防団員の姿を、ご観覧にお越しくださった多くの市民の皆様に見ていただく事ができました。
ありがとうございました。
分列行進の様子
1月11日(木曜):給食コンテスト「我が家の味を給食に」結果報告
第2回給食コンテスト「我が家の味を給食に」を主催された山の中ガーデン小径の代表上原のり子さん、コンテストで給食センター賞を受賞された中佐都小学校2年生の古川みことさん、審査員特別賞を受賞された中佐都小学校5年生の上原智菜未さんがコンテストの結果報告のため市役所を訪れました。
上原のり子さんは、給食は食育の時間であり、楽しく感じてもらいたい。コンテストを行い、子どもが給食に興味を持ってもらい、親子で一緒にレシピを考え、親子のコミュニケーションにもなるので、今後も活動を続けていきたいとの思いを語っていただきました。
古川みことさん、上原智菜未さんは普段から自宅の台所でお菓子作りや料理をしているとお話を伺いました。
今回、古川みことさんの考えた「みんな大すきえいようまんてんかぼちゃシチュー」が、給食センターで学校給食として提供されます。
こうした活動から給食により関心を持ってもらうことを期待しています。
上原のり子さん、古川みことさん、上原智菜未さんと
1月12日(金曜):猫ボランティアと懇話会
市内で活動されている猫のボランティアの皆様と懇話会を行いました。
保護猫の譲渡会の開催や飼い主のいない猫の不妊去勢手術の手配、飼い主の死亡等で家に取り残されてまった猫たちへのエサやり等、ボランティアの方々の活動内容は多岐に渡ります。
この懇話会では動物の愛護及び管理に関する法律の趣旨に基づき、「人と動物が互いに共生し、調和する快適なまちづくり」の実現を目指し、地域住民、ボランティア、行政が一体となって活動に取り組んでいくために意見を交わしました。
日々、猫の問題のために尽力してくださっているボランティアの方々に心より感謝申し上げます。
猫ボランティアの皆さまと
1月15日(月曜):佐久平浅間小学校への寄贈品目録贈呈式
一般財団法人長土呂奨学会様より、佐久平浅間小学校の音楽教育の一層の充実に役立てて欲しいと、楽器の寄贈をいただきました。
寄贈いただいた楽器は、金管楽器(トランペット2本、コルネット4本、トロンボーン5本、アルトホルン5本、ユーホニュアム2本、チューバ1本)と打楽器(ティンパニ1台、銅鑼1台)及び文化箏16面であります。
これらの楽器は、日々の音楽の授業や金管愛好部の活動の中で活用させていただきます。
長土呂奨学会は、大正4年に設立された財団法人であり、佐久平浅間小学校開校時にも、グランドピアノや校歌碑等を寄贈いただいております。
長土呂奨学会の皆様のご厚意に深く御礼申し上げますとともに、いただいた楽器を、末永く大切に使用させていただくことで、皆様のお気持ちに応えてまいりたいと思います。
一般財団法人長土呂奨学会の皆さまと
1月21日(日曜):第38回佐久平の美術展授賞式
令和5年度第38回佐久平の美術展の授賞式を執り行いました。
「佐久平の美術展」は、近代美術館が開館した翌年の昭和59年から開催している、佐久地域に関心のある方を対象とした公募美術展です。
今年度は72点の応募作品のうち、最優秀賞の須藤友丹様の作品「間(あわい)」のほか12点が各賞に選出されました。
審査長を務められた日本画家の岡村桂三郎先生から「この地域の皆様の美術への関心の高さと実力の高さには改めて感心させられました」とのご講評をいただいたとおり、どの作品も制作者の個性が発揮され、非常に見ごたえのあるものでした。
次回以降も多くの皆様からの力作を楽しみにお待ちしております。
受賞者の皆さまと
1月29日(月曜):第61回技能五輪全国大会銀賞獲得の報告
第61回技能五輪全国大会造園競技(2名一組)において長野県代表として出場し、銀賞を受賞された原田穂さん(株式会社Raven)と上野輪さん(庭水)が受賞報告に市役所を訪れました。
技能五輪全国大会は、23歳以下の青年技能者が技術レベルを競う国内大会です。
今年度の大会は、技能五輪国際大会の予選を兼ねていることから、過去最高難易度の課題と評される中で、原田選手と上野選手は、初出場にして見事銀賞を受賞されました。
大会の様子を写真や図面を交えお話いただきました。
その中で、今回の出場が決まってから大会までの約1年間、両選手が所属する会社としても初挑戦であったことによる苦労、また、一般社団法人日本造園組合連合会長野県支部佐久分会の協力として、長野県内の一流技術者による指導など、並々ならぬ力添えがあったとお聞きしました。
多くの関係者の思いと力を受けた若き両選手が、見事、銀賞という成果を結実させたこと、大変喜ばしく思います。
次世代の技術の担い手として、今後の益々のご活躍を期待しております。
原田穂さん(株式会社Raven)、上野輪さん(庭水)および受賞報告に来庁された皆さまと
1月30日(火曜):行政改革講座「DX職員研修会」
行政が担う業務が多様化・複雑化する中、業務の効率化や市民の利便性向上のため、自治体DXの推進は欠かせない視点となっています。こうしたことから、DX推進の基礎となる、ペーパレス化の実現に向けた意識醸成を図るため、「DX職員研修会」を実施しました。
研修会の中で、講師の元金沢市長でソフトバンク株式会社の戦略顧問である山野之義氏と対談を行い、DX推進に向けた決意表明を行いました。
社会全体の流れに乗り遅れることのないよう、佐久市のDXを推進してまいりたいと思います。
元金沢市長でソフトバンク株式会社の戦略顧問 山野之義氏との対談の様子