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【最終回】移住者インタビュー~移住者にお聞きしました~

更新日:2019年4月8日

佐久市に移住者された方の声を皆さんにお届けします!

佐久市には、全国各地から毎年多くの方々が移り住んで来られています。
このシリーズでは、多方面で活躍されている移住者の方々に、

  1. 佐久市に移住された理由
  2. 佐久市に移住された感想
  3. これからの目標

を語っていただきます。

第7回:合同会社TEAM3939


TEAM3939のみなさん

合同会社TEAM3939とは、3人の佐久市地域おこし協力隊 員出身者が平成31年4月に立ち上げた「まちづくり会社」で、会社のコンセプトには次のような言葉が記されています。

「地域の古き良きを受け継ぎながら
 地域に新たなエッセンスを加える。
 地域への感謝と、未来への想いを形にする。
 わたしたちは新しい地域を創る団体です。」

地域おこし協力隊での活動をベースにしながら食や農、場づくり、など様々な視点から佐久市の活性化に携わっています。

(1)プロフィールと佐久市に移住された理由

  • 金子 久登己(かねこ ひさとみ)さん(31歳)

金子さんは、2016年4月、東京都葛飾区から浅科地区に転入されました。
都内で都市計画コンサルタントをしていた金子さんは、地域の中から地域おこしを実現する手段として、全国で募集していた「地域おこし協力隊」に着目。
その中で、佐久市地域おこし協力隊の「凍み豆腐と五郎兵衛米の製造・加工・PR」の仕事内容に興味を惹かれたこと、また、本人と奥様の実家からアクセスの良い佐久市を選びました。
TEAM3939での主な担当は、「凍み豆腐の製造販売と庶務全般」。

  • 金井 聡(かない さとし)さん(31歳)

金井さんは、2017年11月、東京都渋谷区から野沢地区に転入されました。
中学・高校と佐久市で過ごした金井さんは、その後広告代理店に勤務しましたが、地方創生の現場に入りたかったこともあり、「農水産業PR(活動支援)」という佐久市地域おこし協力隊の活動テーマに惹かれて、佐久市を職場に選びました。
TEAM3939での主な担当は、「地域コンサルティングと農産物PR」。

  • 加藤 夕紀子(かとう ゆきこ)さん(46歳)

加藤さんは、2016年4月、東京都世田谷区から臼田地区に転入されました。
語学スクールで店舗運営・人材育成等をしていた加藤さんは、東日本大震災をきっかに価値観が変化し、地方移住を決めたそうです。働くならば、経済活動の為だけではなく、社会貢献度の高い仕事がしたいとの想いから、地域おこし協力隊を選びました。
佐久市に決めた理由は、東京で開催された移住セミナーに参加したことと、佐久市がトップセールスで移住促進をしていたため市の印象が良かったから。
TEAM3939での主な担当は、「まこも※6次産業化」。
※「まこも」とはイネ科の植物で、近年ヘルシーフードとして脚光を浴びている。

(2)佐久市に移住された感想

~良かったこと~

  • 夏が過ごしやすい。
  • 車さえあれば不便さはなく、子育てにも良い環境。
  • 東京へのアクセスが良いので、定期的に上京できる。
  • クリエイティブな人が多い。
  • 災害が少なく安心して住める。

~悪かったこと~

  • 首都圏の最新情報を漏らさないよう、留意しなければならない。
  • 承知していたことだが寒い。半面、春がうれしい。

(3)これからの目標

  • TEAM3939として

この地域で暮らし、働いていくうえで必要な「ゆるくも助け合える繋がり」が欲しくて、3人で作った会社だが、金銭の発生しないボランティア活動ではなく、地域活性で自分達の生活が支えられるだけの「稼ぎ」が得られるようにしていきたい。

  • 金子さんの場合

凍み豆腐を冬の生業として製造し続けるとともに、凍み豆腐製造を地域で「半農半X」を実践する人たちの「X」に育てたい。

  • 金井さんの場合

佐久・東京の2拠点生活をし、双方のいいところどりをしたい。

  • 加藤さんの場合

暮らしの中に農を取り入れたい。人には色々な暮らし方の選択肢があるという事を実践して発信していきたい。

最終回のお知らせ

移住者インタビューは今回で一旦最終回になります。
長らくお付き合いいただきありがとうございました。

過去のインタビュー記事

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佐久市 企画部 移住交流推進課 移住推進係

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