屋内運動場等吊天井改修事業について
更新日:2018年2月1日
市内小中学校の屋内運動場などの天井落下防止対策工事が完了しました
建築基準法施行令の一部改正を受け、佐久市教育委員会では、改正以降に新築または改築している小中学校を除いた20校について、平成27年度から、吊天井などの落下防止対策工事を行ってきました。
平成29年度の4校の落下防止対策工事のしゅん工をもって、市内小中学校すべての屋内運動場などの天井落下防止対策が完了しました。
改修工事前の屋内運動場です。
改修前は吊天井でした。
改修後の屋内運動場です。
照明はLEDに変わりました。
屋内運動場などの天井落下防止対策について
平成23年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震では、地震の揺れや津波による建物の倒壊などの甚大な被害のほかに、屋内運動場の天井などの落下により、人命にかかわる被害が発生しました。
これは、屋根裏で吊られている天井などの部材が、地震の際に建物自体とちがう揺れを起こして落下したことが原因のひとつでした。
そこで、国は屋内運動場などの天井落下防止にかかる対策を推進するため、建築基準法施行令の一部を平成26年4月1日に改正し、吊天井の構造基準を新たに定めました。これにより、基準を満たさない既存不適格天井を有する施設の天井落下防止対策が必要となりました。