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お酒との付き合い方、考えてみませんか?~お酒と健康について~

更新日:2024年3月21日

飲酒は、お祝いごとや食事の際など、私たちの生活や文化の一部として親しまれています。
一方で飲酒量によっては、生活習慣病やがん等、様々な病気に繋がることが分かっています。
佐久市では、「毎日飲酒する人」の割合は全国及び県と比べて低い状況にはありますが、「1日飲酒量の多い人」は、全国及び県と比べ、特に女性において高くなっています (国民健康保険加入者・R4特定健診より)。

純アルコール20g(1合)とは?

厚生労働省では、生活習慣病のリスクを高める飲酒量(1日あたりの平均純アルコール摂取量)を、女性では20g以上、男性では40g以上としていますが、飲酒量(純アルコール量)が少ないほど、飲酒によるリスクは少なくなるという報告もあります。(※1)
個々人が病気の発症リスクにも着目するなどして、健康に配慮した飲酒量を考えることが重要です。特に女性は、アルコール分解(代謝)酵素の働きが男性より弱い、体内の水分量が男性より少ない、女性ホルモンによりアルコールの影響を受けやすい等の理由から少量の飲酒でも注意が必要です。

1合の目安
純アルコール20g(1合)の目安

適切な飲酒のために

厚生労働省では、「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン(※1)」を策定しています。下記にガイドラインに基づいた健康に配慮した飲酒についてご紹介します。

1 自らの飲酒状況等を把握する

自分の状態に応じた飲酒により、飲酒によって生じるリスクを減らすことが重要です。 医師等へ相談したり、AUDIT(問題のある飲酒をしている人を把握するために世界保健機関 (WHO)が作成したスクリーニングテスト※2)等を活用したりし、自らの飲酒状況を把握しましょう。

2 あらかじめ量を決めて飲酒をする

自ら飲む量を定めることで、過度な飲酒を避けるなど飲酒行動の改善に繋がります。行事・イベントなどの場で飲酒する場合も、自分が何をどれくらい飲むかなど、それぞれ自分で決めて飲むことが大切です。

3 飲酒前又は飲酒中に食事をとる

飲酒の前や途中に食事をとることで、血中のアルコール濃度を上がりにくくし、お酒に酔いにくくする効果があります。

4 飲酒の合間に水や炭酸水を飲むなど、アルコールをゆっくり分解・吸収できるようにする

お酒に水などを混ぜてアルコール度数を低くして飲酒をする、少しずつ飲酒する、飲酒の合間にアルコールの入っていない飲み物を飲む等の工夫により、飲む量に占める純アルコールの量を減らすことが出来ます。

5 一週間のうち、飲酒をしない日を設ける

毎日の飲酒を避けましょう。毎日飲酒を続けた場合、アルコール依存症の発症につながる可能性があります。一週間の飲酒量を減らすために、定期的に飲酒をしないようにするなど配慮が必要です。

飲酒による健康への影響は個人差があり、病気を発症しない安全な飲酒量を示すことは出来ません。
「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」を参考にしていただき、ご自身の年齢や性別、体質等を踏まえた上で、一度飲酒量や習慣について考えてみてはいかがでしょうか。

厚生労働省では「お酒の飲み方の見直しシート」を公開しています。ぜひご活用ください。

外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。http://e-kennet.mhlw.go.jp/wp/wp-content/themes/targis_mhlw/pdf/record-alcohol-male.pdf?1706140800062(外部サイト)

注釈

※1「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」
外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_37908.html(外部サイト)
※2 「AUDIT 久里浜医療センターホームページ」
外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。https://kurihama.hosp.go.jp/hospital/screening/audit.html(外部サイト)

担当係:健康増進係

お問い合わせ

市民健康部 健康づくり推進課
電話:0267-62-3196(健診推進係)、0267-62-3527(保健予防係)、0267-62-3189(健康増進係)、0267-63-3781(口腔歯科保健係) 、0267-62-3524(保健医療政策係)
ファックス:0267-64-1157

お問い合わせはこちらから

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