使用済小型家電の回収・リサイクルについて
更新日:2024年7月1日
概要
平成25年4月に「使用済小型電子機器等の再資源化の促進に関する法律」(小型家電リサイクル法)が施行されました。
この法律は、小型家電の基盤などに含まれる、希少金属(レアメタル)を回収し、リサイクルをすることで、国内での資源循環の促進をはかることを目的としたものです。
回収場所・回収日時・回収方法
(1)市役所本庁舎及び各支所等
本庁舎3階 生活環境課受付前
臼田支所 経済建設環境係受付前
浅科支所 経済建設環境係受付前
望月支所 経済建設環境係受付前
生涯学習センター(野沢会館)1階 野沢公民館窓口前
回収日
月曜~金曜日 ※祝日、年末年始(12月29日~1月3日)はお休みです。
回収時間
午前8時30分~午後5時15分
回収方法
ボックス回収(投入口:縦20cm×横40cm)
投入口に入らないものは、うな沢第2最終処分場へ持ち込んでください。
(2)佐久市うな沢第2最終処分場(佐久市横根970)
回収日
月曜~金曜日※祝日、年末年始(12月29日~1月3日)はお休みです。
日曜開場日(6月、9月、12月、3月の第4日曜日)
回収時間
午前8時30分~12時/午後1時~4時
回収方法
コンテナ回収
市役所本庁舎および各支所に設置してある小型家電回収ボックスに入らないものも回収します。
回収品目
・家庭で不要になった小型家電(下記の「回収できないもの」を除く。)
※電池やバッテリーは発火の危険性があるため、必ず取り除いてから持ち込んでください。
※事業活動に伴うものは回収できません。
回収品目の例
- ICレコーダー(アイシーレコーダー)
- ETC車載ユニット(イーティーシーシャサイユニット)
- イヤホン(イヤホン)
- ACアダプタ(エーシーアダプタ)
- MDプレーヤー(エムディープレイヤー)
- カーアンプ(カーアンプ)
- カーMD(カーエムディー)
- カーカラーテレビ(カーカラーテレビ)
- カーCDプレーヤー(カーシーディープレーヤー)
- カーステレオ(カーステレオ)
- カースピーカー(カースピーカー)
- カーチューナー(カーチューナー)
- カーDVD(カーディーブイディー)
- カーナビゲーションシステム(カーナビゲーションシステム)
- カーラジオ(カーラジオ)
- 懐中電灯(カイチュウデントウ)
- 携帯型ゲーム機(ケイタイガタゲームキ)
- 携帯電話(ケイタイデンワ)
- ケーブル・延長コード(ケーブル・エンチョウコード)
- CDプレーヤー(シーディープレーヤー)
- 充電器(ジュウデンキ)
- 据え置き型ゲーム機(スエオキガタゲームキ)
- タブレット型通信端末(タブレットガタツウシンタンマツ)
- 地上デジタルチューナー(チジョウデジタルチューナー)
- DVDビデオ(ディーブイディービデオ)
- テープレコーダー(テープレコーダー)
- デジタルオーディオプレーヤーHDD(デジタルオーディオプレーヤーHDD)
- デジタルオーディオプレーヤーフラッシュメモリー(デジタルオーディオプレーヤーフラッシュメモリー)
- デジタルカメラ(デジタルカメラ)
- 電気かみそり(デンキカミソリ)
- 電気かみそり洗浄機(デンキカミソリセンジョウキ)
- 電気コード(デンキコード)
- 電気バリカン(デンキバリカン)
- 電子血圧計(デンシケツアツケイ)
- 電子辞書(デンシジショ)
- 電子書籍端末(デンシショセキタンマツ)
- 電子体温計(デンシタイオンケイ)
- 電子レンジ(デンシレンジ)
- 電卓(デンタク)
- 電動歯ブラシ(デンドウハブラシ)
- 電話機(デンワキ)
- 時計(トケイ)
- トースター(トースター)
- ハイテク系トレンドトイ(ハイテクケイトレンドトイ)
- ハードディスクドライブ(ハードディスクドライブ)
- パソコン(パソコン)
- ハンドヘルドゲーム(ハンドヘルドゲーム)
- PHS(ピーエイチエス)
- VICSユニット(ビックスユニット)
- ビデオカメラ(ビデオカメラ)
- ビデオテープレコーダー(ビデオテープレコーダー)
- ファクシミリ(ファクシミリ)
- フィルムカメラ(フィルムカメラ)
- プラグ・ジャック(プラグ・ジャック)
- プリンタ(プリンタ)
- ブルーレイディスクレコーダー/プレーヤー(ブルーレイディスクレコーダー/プレーヤー)
- ヘアーアイロン(ヘアーアイロン)
- ヘアードライヤー(ヘアードライヤー)
- ヘッドホン(ヘッドホン)
- 補聴器(ホチョウキ)
- メモリーカード(メモリーカード)
- USBメモリー(ユーエスビーメモリ)
- ラジオ(ラジオ)
- リモコン(リモコン)
※上記以外でも対象となるものがあります。詳しくは、お問い合わせください。
回収できないもの
- 家電リサイクル法対象品(エアコン・テレビ・冷蔵庫・冷凍庫・洗濯機・衣類乾燥機)
- 事業活動に伴い排出される使用済小型電子機器等
- 使用済小型電子機器等であっても、原型をとどめていないもの、分解されているもの、一部の部品のみのもの
- 太陽光パネル等、特殊な取り外し工事が必要であるもの
- 蛍光管や電球
- 電気カーペット、電気毛布、電気あんか、マッサージチェア、ランニングマシーン、電子オルガンなどに類似するもの
- ガラス、陶磁製部品(ジューサーのガラス部分やトイレの陶磁製部品等は回収できません。)
- 電池、バッテリー
※上記以外でも回収できないものがあります。詳しくは、お問い合わせください。
排出の際の注意事項
- 個人情報が含まれる製品は、必ず個人情報を事前に消去してください。
- 灯油、蛍光管等は抜き取ってお持ち込みください。
- 電池、バッテリーは発火の危険性があるため、必ず取り除いてください。
- 充電式機器は放電してください。
- コード類は束ねてください。
- 一度回収した製品は返却できません。
- 処分場敷地内は大変混雑することがありますので車両の運転には充分な注意をお願いします。
- 接触事故等が発生した場合は、当事者の責任において処理をお願いします。
- 費用は必要ありません。
- 小型家電を袋に入れる必要はありません。
- 持ち込まれる際は、運転免許証等によりご住所を確認させていただき、市外からの持込を防止しています。
法律について
正式名称
使用済小型電子機器等の再資源化の促進に関する法律
施行日
平成25年4月1日
目的
使用済小型電子機器等に利用されている金属その他の有用なものの相当部分が回収されずに破棄されている状況に鑑み、使用済小型電子機器等の再資源化を促進するための措置を講ずることにより、廃棄物の適正な処理及び資源の有効な利用の確保を図り、もって生活環境の保全及び国民経済の健全な発展に寄与すること。
詳細は、「法律原文」(外部サイト)をお読みください。
小型家電リサイクルQ&A
Q:なぜ小型家電を集めてリサイクルするの?
資源の有効利用と環境汚染の防止、最終処分場延命のためです。
小型家電には、鉄、アルミ、銅、貴金属、レアメタルといった有用な金属が含まれています。
一方で、小型家電は鉛など有害な物質を含むものもあるため、適正な処理が必要です。しかし現在は鉄などの一部の金属を除いて、その大半が廃棄物の埋立地に処分されています。
また、違法な不用品回収業者を通じて国内外で不適正な処理が行われているものもあります。
そこで、市で分別回収をおこない、適正なリサイクルを実施する者として国の認定を受けた「認定事業者」に引き渡し、適正なリサイクルを行います。
Q:回収されたものはどうなるの?
きちんと処理され、資源となります。
適正なリサイクルを実施する者として国の認定を受けた「認定事業者」が、回収された小型家電を分離・破砕し、金属の種類やプラスチックごとに選別し、金属製錬事業者が金属資源として再生します。この過程で有害物質もしっかり処理します。消費者から回収された小型家電は、リサイクルされ、再び製品として還ってきます。
Q:空き地で回収したり、軽トラックで回収している無料回収業者・不用品回収業者に出してもいいですか?
軽トラックなどで一般家庭や事業所などを回り戸別回収したり、空き地など特定の場所を指定して持ち込ませたり、チラシを配布したりして使用済みの家電製品などを回収する業者のほとんどは、一般廃棄物収集運搬業の許可や市町村の委託などを受けておらず、廃棄物処理法に抵触するものです。家電製品にはフロンガスや鉛などの有害物質を含むものがあり、これらの不用品回収業者に回収されたものは、適正な処理が行われることが確認できません。
無料回収をうたいながら料金を請求する、不用品を積み込んだあとで法外な料金を要求する、回収を依頼していない物品まで無理やりトラックに積み込む、有料で回収したものを適正に処分せず不法投棄する等のトラブルが全国で多数発生報告があります。
無許可業者への引き渡しは行わないようにお願いします。
外部リンク
お役立ち情報について
法律の概要などが掲載されています。