穀類
更新日:2015年2月2日
「大豆」
米の転作作物として集団転作が行われるなど、市内各所で栽培されており、信州みそと豆腐の原料として利用されています。
特に、佐久市には、信州みその発祥の地とされる安養寺があり、自分で育てた大豆を使い味噌を仕込む農家の方も数多く、また、矢島地区では古くから農家の冬期間の収入源として、豆腐を冬季の寒風にさらして造る凍み豆腐が作られており、現在でも冬になると手作りの凍み豆腐が数軒の農家で作られ、好評を得ています。
転作田に作付けされた大豆(矢島地区)
収穫された大豆を使い豆腐や冬場の凍み豆腐が作られています。
「そば」
山間部の水田や畑を中心に、市内各所で栽培されており、多くは7月下旬から8月上旬に播種し、稲刈りの後の10月に収穫されています。ほとんどは自家用として消費されていますが、直売所等でも販売されています。
「きび」
きびには鉄分が多く含まれることから、健康食として米に混ぜて炊くため、自家用として栽培していますが、直売所等でも販売されています。
「その他豆類」
大豆の他、花豆や小豆、青大豆、ウズラ豆、パンダ豆など多くの種類の豆が自家用として各農家で栽培されており、佐久地方では青大豆を浸し豆にしたものが正月料理のひとつとなっています。また、直売所等でも販売されています。