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もったいない!食べられるのに捨てられる「食品ロス」を減らしましょう

更新日:2021年12月1日

食品ロスとは?

食品ロスとは、まだ食べられるのに廃棄される食品のことです。

農林水産省及び環境省の「平成30年度推計」によると、日本では年間約2,531万トンの食品廃棄物等が出されています。
このうち、「食品ロス」は600万トン。
これは、世界中で飢餓に苦しむ人々に向けた世界の食糧援助量(2019年で年間約390万トン)の約1.4倍に相当します。

また、食品ロスを国民一人当たりに換算すると、「お茶腕約1杯分の食べもの(約130グラム)」が毎日捨てられていることになるのです。

「もったいない」と思いませんか?
大切な資源の有効活用や環境負荷への配慮から、食品ロスを減らすことが必要です。

手つかず食品を減らしましょう

家庭から出される生ごみの中には、手つかずの食品が2割もあり、さらにそのうちの4分の1は賞味期限前にもかかわらず捨てられているものです。
そのほか、調理の際の、野菜の皮剥きや肉の脂身取り除きなど、食べられる部分を過剰に捨てていることも食品ロスの原因になっています。

佐久市の可燃ごみ中の「生ごみ」と「手つかず食品」の量

佐久市では、臼田地区において生ごみの分別収集を行っています。
平成31年度の佐久市堆肥製産センターにおける家庭系生ごみの処理量は、年間463tです。
臼田地区の平成31年度の人口は13,171人、1人1日あたりに換算すると、96.3gとなります。
「手つかず食品」を約2割とすると、1人1日あたり19.3gが無駄に捨てられていることになるのです。
(19.3g=いちご約1個分)

家庭でできる!食品ロス削減のポイント

ポイント1:食材を「買い過ぎず」「使い切る」「食べ切る」

値段が安いからといって食材を買い過ぎたり、在庫があるのを忘れて同じ食材を買ってしまったりすることは、結局使い切れずに食材を腐らせてしまう原因にもなります。
そんな無駄を防ぐためにも、買い物の前には食品の在庫を確認し、必要なものだけを買うようにしましょう。
特に、野菜や生ものなどの傷みやすい食材には有効です。また、買ったものは使い切る・食べ切るようにしましょう。

ポイント2:残った食材は別の料理に活用

食べ残しなどを減らすために、料理は食べられる量だけつくるようにしましょう。
食べ切れずに残ってしまった場合は、冷蔵庫に保存し、早めに食べましょう。
また、中途半端に残ったら別の料理に活用するなど、食べ切る工夫をしてみましょう。

ポイント3:「賞味期限」と「消費期限」の違いを理解

対面販売したり、製造して直接販売したりする場合を除き、すべての加工食品には「消費期限」か「賞味期限」の期限表示が記載されています。

皆さんはその違いをご存じですか?
「消費期限」は、品質の劣化が早い食品に表示されている「食べても安全な期限」のため、それを過ぎたものは食べないほうが安全です。
「賞味期限」は、長期間保存ができる食品に表示されている「おいしく食べられる期限」であり、それを過ぎてもすぐに食べられなくなるわけではありません。
賞味期限を過ぎた食品については、見た目や臭いなどで個別に判断しましょう。

長野県における取り組み

長野県では、食品ロスの削減を目指し、飲食店や宿泊事業者の皆様にもご協力いただき「食べ残しを減らそう県民運動~e-プロジェクト~」を実施しています。
身近なスーパーマーケット等の食品販売関連事業者の皆様にもご協力いただき、さらなる食品ロス削減を目指しています。

「残さず食べよう!30・10(さんまる・いちまる)運動」

長野県では、食べ残しをなくそうと呼びかける「残さず食べよう!30・10(さんまる・いちまる)運動」を推進しています。

「食べ残しを減らそう県民運動~e-プロジェクト~」協力店について

食品ロス削減のため、飲食店・宿泊施設・食品販売関連事業者の皆様に、それぞれの店舗に合った取組みを実施していただいています。
多くの県民の皆様に協力店をご利用いただくことで、食品ロス削減の取組が広がります。
県民総参加の取組みとなるよう、皆様、是非、協力店をご利用ください!

佐久地域における「食べ残しを減らそう県民運動~e-プロジェクト~」協力店

e-プロジェクト協力店は、下記リンク先から検索できます。

食品ロスについての関連情報

お問い合わせ

環境部 生活環境課
電話:0267-62-3094
ファックス:0267-62-2289

お問い合わせはこちらから

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