記者会見(令和5年5月29日)
更新日:2023年5月29日
下記の内容で記者会見が開催されました。
- 開会
- 市長あいさつ及び令和5年佐久市議会第2回定例会提出予定議案等の概要説明(PDF:280KB)
- 質疑
(1)佐久市議会第2回定例会提出予定議案・・・【資料1】(PDF:3,743KB)
(2)子どもSOSそうだんフォーム「タッチ(TOUCH)」の運用開始について・・・【資料2】(PDF:782KB)
(3)その他 - 閉会
質疑内容(要旨)
1佐久市議会第2回定例会提出予定議案【資料1】について
Q1:記者
19ページ議案第65号旧佐久市立青沼小学校跡地の処分について、今回2,075万円の売却価格で西軽井沢学園の奥田理事長にということですが、今後の見通しとしては、どういった学校をどのようにどういう内容で運営していくか、わかる範囲でお聞かせいただきたい。
A1:市長
これまでずっと話し合いを続けてまいりましたけれども、それぞれの話し合い、折り合いがつきまして金額はお示しの通りです。これから所定の手続きを踏んで、令和6年4月に開校をする予定と聞いています。お名前は「さやか星小学校」だそうです。
企画課長
今回の県の認可に当たり、6月中に県へ申請を上げていただきたいと、県から指示がございました。それに合わせる形で今回初日に議案提出させていただきまして、そこで議決をいただきたいと考えています。
Q2:記者
さやか星小学校というのは、小中一貫とかではなく小学校ということですか。
A2:市長
幼稚園小学校の一貫といえば一貫なのかもしれないですが、幼稚園は御代田町にあって、次の段階として、青沼小学校を使った小学校が展開されると。来年の4月からと聞いています。
Q3:記者
関連しての質問ですが、市内に小学校が新たにできるということで、受け止めを聞かせてください。
A3:市長
佐久地方においては教育移住が大変活発化しています。これは佐久市ばかりではなくて、軽井沢町、御代田町、佐久穂町、そして私ども佐久市というところが多くあろうかと思います。
この地域の流入超過というものが、今後国の支援も含めて活発化していくものと考えられます。市内の新しい特徴ある私立の小学校が地域に馴染むように、あるいは地域の皆さんにも交流が生まれていくような、相乗効果に発展するような配慮を私どももしていきたいと思っています。
Q4:記者
今回やり取りは、学園側からだと思うのですが、いつぐらいから交渉はしていたのでしょうか?
A4:企画課長
今回の話の発端としましては、令和4年11月10日に同じ青沼地区の区長会から青沼小学校閉校後の利活用に関する要望書が提出されております。当然その前から学園側と区長会との折衝があったかと思いますが、市の方に対してそういった要望が提出されたというところから交渉がスタートしているということでございます。
Q5:記者
学園の方から売ってくださいっていう話があったということでいいですか。市から持ちかけたのですか。
A5:企画課長
区長会から要望書というような形の中で、既に西軽井沢学園と交渉する中で地元の方の誘致をお願いしたいという要望書があったということございます。
Q6:記者
2,075万円はどのように算出したのでしょうか?
A6:企画課長
不動産鑑定評価額を出す中で、その中から減額要因を差し引かせていただき、今回売却費用ということで、2,075万円を算出させていただいたところでございます。
Q7:記者
31ページの一般会計補正予算第3号の補正内容の中で、ページ中ほどの商工費、さらに中ほどのデジタルクーポン発行助成事業費がおよそ3億6,200万円となっております。新たな消費喚起策だと思いますが、これは実際にどういったクーポンで、どういったものになっていくのか教えてください。
A7:市長
デジタルクーポンについては担当の方で話をしますが、今回の場合はざっくり言って3億円のプレミアムをつけて、それで20%でありますので、15億円の経済効果を期待して行っていくという形のもの。これは国からの交付金であります物価高騰の交付金を用いてやっていくという形でございます。
経済部長
今までは紙ベースのプレミアム商品券という形であったが、今回はデジタルクーポンという形でやらせていただく中で、スマホを使ってアプリを読み込んだ上で、クーポン割引という形をとらせていただきます。
例として、1万円のものを買って、その20%を割り引いた8,000円を支払っていただくという形で、スマホに取り組んだアプリを提示して、お店とのやり取りで2,000円を割り引く。その割り引いた2,000円につきましては後日事業所の方にお支払いという形の流れになります。
Q8:記者
いつから始まる予定ですか。
A8:経済部長
予算が成立するのは6月議会が終わった後ですので、そこから準備を始めまして、早ければ11月頃を目途に開始したいと思っておりまして、年末年始の商戦に向けてというところでございます。
Q9:記者
基本的にはスマホを持っている人じゃないと使えないクーポンってことですか。
A9:経済部長
はい。アプリを取り込みますので、スマホを使ってということになります。
Q10:記者
市内の飲食店とか、地元のお店中心への消費喚起ということでしょうか。
A10:経済部長
当然参加していただく事業者は市内の事業者になりますけれども、使う側としても市民限定という形を取っていこうかと今考えているところでございます。
Q11:記者
30ページの中ほどに臼田学園の第三者委員会の運営経費ということで記載されていますけども、今どのようなやり取りが進んでいるのでしょうか?
A11:福祉部長
第三者委員会、臼田学園改善検証委員会という名称がございますけれども、第1回につきましては、昨年度末の3月24日にweb会議で顔合わせも兼ねた形で行いました。
2回目ということで4月27日に、こちらは委員の皆様の顔合わせということもございました。正副委員長の選出、学園内を見学していただいて、その中で今後の進め方等を議論いただきました。
Q12:記者
209万円の具体的な使途を教えてください。
A12:福祉部長
委員の皆様方への費用弁償も含めた報酬でございます。
Q13:記者
34ページでカメラの設置という予算をもられていますが、どこに何台設置なのか教えてください。
A13:福祉部長
カメラの設置につきましては学園内でございます。台数につきましては、現在11台を建物内に計画してございます。
Q14:記者
学園内のどの部屋にというのはありますか。
A14:福祉部長
設置場所につきましては廊下あるいは食堂等の共用スペースを中心に11台という予定でございます。
2子どもSOSそうだんフォーム「タッチ(TOUCH)」の運用開始について
Q1:記者
5月8日から試験運用が始まっているということでした。どこの学校かということと利用状況を教えてもらえればと思います。
A1:市長
佐久平浅間小学校でスタートしています。
子供が相談に来ているということなので、自分だとかそういうのがわからないように、件数は言えませんが、ただ実態として、相談には既に来ていると聞いています。
Q2:記者
相談内容はいじめとかですか。
A2:学校教育部長
プライバシーの部分がありますので、相談内容は、この場では申し上げられない状況でございます。
3その他
Q1:記者
内容としてはChatGPTに関してなんですけども、最近ChatGPTの導入など前向きに考えている自治体もありますが、佐久市としては市長としての考えは今の段階いかがでしょうか?
A1:市長
そうですね、先頭を走っていくっていう考えはあまりなくて、行政におけるChatGPTというものが実用化の軌道に乗るタイミングを逃がさないようにやっていきたいと思っています。
ChatGPTも動かし始めたところで少し不具合というかですね、指摘もあると聞いていますので、その中でそういった報告を受けながら、しかるべき時期にChatGPTについての活用も考えていくと。今いつ頃どういう時期にやります、いつ導入しますということは議論をしていません。
Q2:記者
9月議会の話になってしまいますけども、議員報酬の引き上げの議案を出すお考えだと思います。その中で市長が住民の説明会を開くというお話があったと思いますが、いつぐらいからかというのは決まっていますでしょうか。
A2:市長
この夏にもやっていきたいと思っておりますし、私の方からは説明会を一緒にやりましょうと。私ども佐久市の方で議案提出するのは、報酬に関してでありますし、議員定数の削減については議会であります。議員定数の削減というのは、報酬審議会において指摘されているという関係から不可分な関係にあると思うんですね。報酬審議会の報酬等を決める特別職の条例とこの定数削減の条例は不可分な関係ですから、説明も一緒にやってくださいということで呼びかけています。
現状においては、市政懇談会が7か所で行われるんですね。7か所で行われるのでまず7回。それに加えて、市政懇談会って、平日の昼間なんですよ。これではちょっと充足できない。そういう意味ではその他に4回、土日もしくは平日の夜に開催をしたらどうかということを今投げかけております。今日朝議長さんとの会談をしまして、今日議会運営委員会でお話をしてくださるということでしたので、ちょっとまだ報告を受けていませんけれども、市長部局の方から投げかけた説明会に対して、議会としても前向きにご議論をいただいて、今申し上げた回数は開催できるんじゃないかなというふうに思っています。
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