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「新型コロナワクチン3回目接種」「ゆうちゃんへの支援」「公共施設マネジメントについて」その他(12月8日)

更新日:2022年4月22日

  • アナウンサー

 今日は、蓼科の方では雪が降っているようです。

  • 市長

 大雪注意報が出ているようです。今日は、12月8日で大東亜戦争のスタートの日開戦日ということもありますし、ジョン・レノンが暗殺された日でもあるので、12月8日は何かそういうことを思い起こす日です。12月8日に改正になりましたが、当時政府として、これから重大ニュースがたくさん出てきますので、1時間ごとにニュースをやることにしますと言って、ラジオが始まりました。1時間ほどニュースをやることは、大東亜戦争スタートのときから決まったルールなのです。

  • アナウンサー

 放送豆知識ですね。
 それでは、新型コロナウイルス感染症についてお聞きします。

  • 市長

 新型コロナウイルスについて、オミクロン株もあって大変に関心が高いと思います。3回目の接種が話題になっていますが、先般知事の方から長野県の方針が発せられました。後ほど申し上げますが、自分が2回目を打ったところから8ヶ月後から10ヶ月後までの期間に接種することが方針になりました。そして、今お医者さんから打っていますが、医療従事者、そして高齢者、基礎疾患のある方、この皆様にはゴールデンウィークまでに打ち終わることが県の方針です。接種するワクチンは、メッセンジャー RNA ワクチンということで、今承認されているファイザー社のワクチンと、もう一つはまもなく承認されると言われていますが、モデルナです。そして、2月ぐらいから5歳から11歳のお子さんも接種していくということで、ワクチンが3種類になります。ファイザーとファイザー子供用、そしてモデルナの3つになりますので、ちょっと複雑になりますが、間違いのないよう、ミスのないように正確に作業を進めていきたいと思っています。
 その中で今少し話題になっているのは、一昨日、岸田総理が所信表明演説で、接種時期をを少し前倒しして、6ヶ月後から接種できるようにしたいとおっしゃっています。現在第5波まできましたけれども、第6波が心配されています。この6波を防御するために、できるだけ早く接種するという考え方ですが、問題はワクチンが整うかっていうことであります。佐久市に関しては、比較的様々な課題がありますが、大丈夫だろうと思っています。国の方向、県の方向を見定めながら、あまり前のめりにならず、地域の皆さんが安心できるような接種の仕方を考えていきたいと思っています。

  • アナウンサー

 うがい、手洗い、咳エチケットをきちんとやるのは当然ですけども、しっかりと考えて行動していただきたいと思います。

  • 市長

 忘年会などもやめてほしいという方針ではありません。経済も動いていかなければなりませんし、気をつけながらやっていただきたいと思います。

  • アナウンサー

 続いて新東会館の完成に関する話題です。

  • 市長

 浅間会館とか中込会館などが進んできていますが、佐久市東地区の会館においても整いましたので、12月の4日に竣工式となりました。東地域の拠点ですので、十分にご利用をいただきたいと思っております。建物が少しレンガ調で、これは実は、初代の依田市長さん、2代目の高津武士市長さん、3代目の三浦市長さん、4代目の私まで、一貫してレンガ調です。市役所も美術館も図書館もレンガ調です。これは依田さん、高津さん、三浦さんがこの方針でいくことを引き継いできたことではないです。しかし統一感がありますので、私の代とすれば、方針としてレンガ調を大切にしていきたいということです。
 私が思うことは、佐久市の風景の中にはカラマツが多いです。そのカラマツとマッチするのは、レンガ調だと思っています。これを職員の皆さんにも共有して、レンガ調のものは市の公共施設だというイメージがわくように、皆さんと話しながら進めています。

  • アナウンサー

 普段から馴染みのある建物も、このように聞くと一つ思いが加わります。
 続いて、ゆうちゃんへの支援についてお願いします。

  • 市長

 ゆうちゃん支援は結構話題になっていますが、リスナーの方などラジオの中で話題になることはありますか。

  • アナウンサー

 ゆうちゃんを救う会の方もいろいろな情報発信ということで、このメディアを使ってくださっていますが、その中で関係性ということもありまして、特番をすることになりました。
 12月24日のクリスマスイブに、チャリティーラジオを行わせていただきたいと思っています。他でも、本当に支援の輪、支援したいっていうのが拡がっています。

  • 市長

 心臓移植でしなければならない9歳のゆうちゃんは、アメリカに行かなければいけません。日本はやはりドナーが少ないので、アメリカに行ってドナーを待つことになります。アメリカに渡って手術をするためには、全部で2億2700万円が必要だそうです。2日、3日でドナーが見つかることもあれば、2ヶ月、3ヶ月待つこともあるようです。人が亡くなることの定義は、瞳孔が開く、息が止まる、そして心臓が止まる、この3つのうちのどれかになったら死亡ということになります。そのなかに20年以上前、脳死も入り、脳が止まってしまってもそれを死として認めることになりました。その時に臓器は動いていますので、心臓移植をするということになります。ゆうちゃんは9歳ですから、ドナー提供者もお子さんです。そのときの親御さんの気持ちは、自分の子どもが脳死判定されたけれども、何かの拍子で戻るのではないかと期待するはずです。しかしながらそのときにドナーの役割を果たしてくださる。ある意味で言うと、バトンタッチして臓器をゆうちゃんに移植するということです。小林さんという代表者の方とお会いして、この子は2億2700万円を皆さんにいただいて命を長らえるのだと。そのことを一生背負っていかなきゃいけない。そのことも含めて支えていかなきゃいけないです、というすごい覚悟を持ってやってらっしゃいました。それは親御さんも支えてる皆さんもそうです。ラジオ番組の中でもやっていただくということであるし、佐久市の中でも、ホームページとか、あるいはまたツイッターなどでも拡散しています。手の届くところに情報あると思うので、ぜひラジオを聞いている皆様もご協力いただきたいと思います。

  • アナウンサー

 本当に市長の言葉から、様々な思いを馳せながら、今回のゆうちゃんの支援を受け止めた方もたくさんいらっしゃると思います。自分のできることをと思われている方は、ゆうちゃんを救う会の情報発信媒体がありますので、ぜひ検索していただいて、まず知るところから始めていただきたいと思います。そして FMさくだいらでは、できることということで12月24日にチャリティーラジオを行いますので、そちらの方もぜひお聞きいただいて、いろんな思いを受けとめていただきたいと思います。

  • 市長

 続いて公共施設マネジメントについてです。
 小学校や臼田の支所、浅科支所もそうですが、公共施設がありますが、そういった建物を40年先まで見通したとき、建て替えたり、あるいは適切な修理をしたりすると、40年間で3000億円かかります。これを毎年計画的にやっていこうとすると、1年間で76億円必要になります。しかし実際に、将来の佐久市が建物の改築に充てられる金額を計算してみると、55億円と、20億円差がありますので、どこかカットしなければいけないということです。つまり、使っている人たちが少ないから思い切ってやめにしましょうとか、でもこの建物はどうしても必要ですとか、小学校中学校はカットできない。こういうものを集約していくという作業を今やっています。
 今後、佐久市内の公共施設が集約していくということは、国の方針です。この方針に従っても従わなくてもいいですが、もし従わなければ国からの援助サポートは減らしていくという話であります。その中で、都道府県、市町村が一生懸命今やっている状況です。創造館存続についての議論がありますが、これは長野県に与えられたミッションとして、この公共施設マネジメントを行わなくてはならなくて進んできているという経過もあります。今後、建物、公共施設を集約していく議論がありますけども、そんなことを少しイメージしながら、市民の皆様にもご理解をいただきたいと思っています。

  • アナウンサー

 公共施設マネジメントは、今週も話題になりました。考えるポイントを今教えていただいたので、皆さんもそれぞれ考えていただきたいと思います。
 最後に、令和3年を振り返ってお願いします。

  • 市長

 コロナ一色でありました。その3年後、奥田民生さんが言っていた、「自分が描いていた最悪のシナリオというものは、曲を書いても売れないとか、曲が書けなくなるとか、お客さんがコンサートやっても入らないとか、そういうことがこれまで自分にとっての最悪のシナリオだった」と言っています。まさか、人前で歌うことがいけないなんて言われると思わなかったと。こんな世界が来るとは思わなかったと。それは皆さん同じ思いだと思います。宴会をやっちゃいけないとか、カラオケやっちゃいけないとか、人と握手しちゃいけないとか、こんな社会が来ると思わなかった。本当に思わぬことが世の中起きるものだなと思っています。それをどう克服していくか、戦っていくかっていうことが、2020年、21年、22年だと思います。この次の感染症もあるかもしれない、しかし頑張っていきましょうと申し上げたいと思います。

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