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「新型コロナワクチン接種のポイント」「エストニア共和国オリンピック選手団事前合宿」「中部横断自動車道」その他(7月14日)

更新日:2021年9月24日

  • アナウンサー

 夏休みまでもう少しなりました。楽しみにされているお子さんたちもいると思います。

  • 市長

 私は野沢でしたので、野沢の祇園が終わると夏休みの始まりで花火大会が終わると夏休みも終わりという感覚でしたが、今年もお祭り等が開催されないので、そういう感覚が失われていることは、心配なところです。

  • アナウンサー

 ある環境の中で楽しんでいきましょう。今日も市政情報をよろしくお願いします。

  • 市長

 新型コロナウイルスは現在、佐久地域では警戒レベル2ですが、東京の方は緊急事態宣言で緊張の中にあろうかと思います。ワクチンが決め手と言われていますが、65歳以上の高齢者は今月中には接種が終わる状況になってきており、2歳から64歳の方には、6月24日に接種券が発送されています。今予約ができる方は60歳から64歳の方、加えて基礎疾患のある方、高齢者施設と従業員です。
 今後の接種をしていくポイントについて、4つお話したいと思います。一つは、集団接種の拡大と個別接種の縮小。個別接種、集団接種は分かりますか。

  • アナウンサー

 集団接種は、一萬里と駅近くのプラザ21で集団接種を受けられますよね。

  • 市長

 例えば、佐久総合病院の本院では毎日100回接種、浅間総合病院では月、水、金で120回接種しており、いずれも個別接種です。今後は、浅間総合病院、佐久総合病院本院、川西赤十字病院、くろさわ病院、金沢病院、雨宮病院の6つの病院での個別接種は続きます。
 他の開業医の先生は、個別接種を自分のクリニックでやるのではなく、集団接種にお手伝いに来ていただき、個別接種の規模を縮小して集団接種の方にシフトしていきます。理由は、今後若い方の接種が始まっていく中で、若い方は平日に接種を行うことがなかなかできません。そこで、開業医の先生に土曜日、日曜日の集団接種へお手伝いに入っていただき、接種の能力を上げていく方向で行っていこうと思っています。この方向で進めていくと、対象者全員が打ち終わる時期は、11月ぐらいになる見通しです。様々な自治体でワクチンが不足による予約制限が出ていますが、佐久市ではありませんのでご安心いただきたいと思います。
 二つ目のポイントは、団体予約と個人予約です。個人予約とは、ご自身で電話して予約します。それに対し集団予約とは、例えば小中学校の先生など、1人1人が予約するのではなく、一括で集団での予約が可能です。
 この集団接種において一つ問題があり、例えば、南佐久に在住で佐久市にお勤めの先生はどこで接種するかということです。勤務地の佐久市で接種するのか、住所地の南佐久で接種するのか。佐久市としては、勤務地での接種、つまり佐久市以外に在住の先生も佐久市にお勤めならば、佐久市で接種し、佐久市に在住でも南佐久にお勤めであれば、南佐久で接種する、というルールにしてほしいと県にお願いをして、これが通りました。今後は、小中学校の先生が集団で接種していただくことになりますので、先生方は早めの接種なると思います。その他にも、商店街や美容師の組合、理容師、床屋などの皆さんの組合も集団予約ができるようになっていきます。
 そして三つ目のポイントとして、児童生徒の接種への対応として、親子接種を推進していこうと思っています。これは佐久市独自の取り組みです。

  • アナウンサー

 親子接種だと、お子さんも安心です。

  • 市長

 親子別々で接種していると二度手間になってしまうので、一緒に親子で予約をしてもらい、一緒に接種できるということです。12歳以上の中高生がいるご家庭では、ご家族で話し合いをして一緒に受けていただく方が安心かもしれません。ただこれは前提として、接種しないという判断もあるわけです。その辺も含めてよくご家庭で話し合いをしてほしいと思っています。
 四つ目のポイントが、広域圏域での協力体制の構築です。先ほどもお話したとおり、勤務地で接種をしてもらうことで整いましたので、勤務地の各市町村で接種をしてもらうことが合意されて、接種が進んでくる形になっていきます。

  • アナウンサー

 順番が来たらしっかりと打つ。それまでは、うがい、手洗い、咳エチケットというやるべきことは変わらないですね。

  • 市長

 今まで通りやるべきことはやっていただくことになります。接種した方が4割を超えると感染への影響が出てきて、7割ぐらいの方が接種すると集団免疫としての効果があると言われています。
 ただ一方で最近よく言われていることは、ワクチンの効果期間がまだわからないということです。そういう意味ではワクチンを接種したからと言って完全に100%うつらない、うつさないわけではないので、注意が必要です。

  • アナウンサー

 順番が来たらしっかり接種したり、色々と考えて行動したりしていただきたいと思います。

  • 市長

 話題は変わりまして、エストニアの選手団が事前合宿で佐久市へ来られ、先日歓迎会をやらせていただきました。歓迎会と言っても10メートルほど離れたところで、本当によく来てくださいました、ありがとうございますと申し上げましたが、なかなかハグをしたり握手をしたりすることはできません。しかし、受け入れ期間とすれば、7月12日から7月30日までの19日間でありますので、公開練習を見学する機会などは検討しています。陸上競技場などはかなりデイスタンスを取れますので、見ていただくことは可能だと思っています。
 本当に残念ではありますが、パブリックビューイングは中止としましたが、本当に注目していただければ嬉しいと思っています。
 それから、これはエストニア選手団ではないですが、萩谷さんがオリンピック決定しました。オリンピック前は佐久に来ていただくことは難しいかもしれません。浅科で応援する皆さんもたくさんいらっしゃるので、お繋ぎしていきたいと思っていますが、ぜひ応援していきたいです。

  • アナウンサー

 ぜひ注目していきたいです。やはりオリンピックはもう行われることはわかっているので、ある環境で楽しんでいきたいです。

  • 市長

 ステイホームでオリンピックを、と医師会長さんがお話になられていました。楽しみ方は様々あると思いますし、SNSなどで拡散しながら情報共有していくことも、いいと思います。
 先日、県立武道館に阿部詩選手がおいでになりました。私も柔道をやっていましたが、やはり一流の選手は、技の切れと言いますか、とてもバランスが良かったです。
 また、大変明るい方でした。もう今回のオリンピックで断然一押しです。世界のアスリートが、この武道館でやりたいという武道館にしたいですというお話をしてきたところなので、本当に夢が叶って嬉しいです。

  • アナウンサー

 阿部詩選手も含めて柔道選手も頑張りますから、みんなで応援しましょう。
 続いては、今日の新聞にも掲載されていました野沢会館についてです。

  • 市長

 7月10日月曜日に起工式を行いました。非常に楽しみにしていただきたいですが、実際に利用できるようになるのは、令和5年2月からです。今が令和3年の夏ですので、1年半後にお使いをいただけるようになります。特徴とすると、地域包括支援センターという、いわゆる福祉、高齢者福祉の部分の中枢がここに入ってきますので、暮らしやすさも整っていくと思います。

  • アナウンサー

 皆さん野沢会館に思いを寄せながら、楽しみに待っていただきたいと思います。
 そして、こちらも気になる話題ですが、中部横断自動車道についてです。

  • 市長

 とても重要な話です。中部横断自動車道は、現在無料ですが、これを有料にしていく議論が始まるということです。説明させていただくと、これは石原伸晃国土交通大臣だった時代に、道路改革を行い、そこでいわゆる採算が取れない道路はやめにしましょうとやめになった道路もあります。しかし実際には、この中部横断自動車道、佐久ジャンクションから八千穂高原までは、採算は取れないけれども、極めて重要な路線なので無料にすることで決定しました。
 しかし、費用の4分の3は国、4分の1は県が負担することになり、コストダウンが必要ということで、24%のコストダウンを図りました。例えばこの区間は、サービスエリアやパーキングエリアはありません。また、実際にはパラダの方から佐久インターに向かってくる上信越自動車道には、橋げたのようにピアが建っていますが、こういったピアは中部横断自動車道にはほとんどありません。なぜかと言うと、ピアは金額が高いため、土盛りにしたからです。土盛りにするということは、例えば切原や大沢がそうですけども、地域が分断されて、集落の上や下に分かれてしまいます。極力分断させたくないのですが、地域の皆さんには本当にご理解いただいて進めてきたところで、これもコストダウンだったわけです。他にも、サービスエリアやパーキングエリアがないので、佐久市とすればこれでは高速道路の機能を果たしていないということで、佐久南インターの前にヘルシーテラス佐久南を佐久市の市費で作りました。
 こういった経緯から、この無料区間については法律に書いてあることです。法律に書いてあることをたがえるっていうことについて、私たちはすぐに了承することはできません。過去の経過をしっかりと国に理解をしていただいて、無料化を守っていきたいという強い主張をしていきたいと思っています。

  • アナウンサー

 市長がんばってください、と思って聞いているリスナーさんは大変多いと思います。

  • 市長

 これは今に始まった話じゃなく、前から決まっていることで、このことで都市計画などは全部出来ています。例えば佐久北インター、中佐都インター、佐久臼田インターは市費で作ったインターチェンジです。無料の高速道路だから、できたわけであります。全部組み込まれた都市計画をひっくり返すというわけにはなかなかいきません。今年の夏に決定されると言われていますので、勝負の夏になります。ぜひ言うべきことをしっかり言っていきたいと思っています。

  • アナウンサー

 では、最後に一言お願いします。

  • 市長

 この夏、オリンピックがスタートしていくことになります。我々の親愛なるエストニア選手団が夢をかけて、東京オリンピックに出場されるので、今フェンシングチームなどが合宿をしています。どうかこの地で世界を目指す選手がいて、私たちの友人であるということをぜひ記憶にとどめて応援していきたいと思いますので、よろしくお願いします。

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