14.虚空蔵山全体を桜の木にして佐久の名所にしてほしい

　虚空蔵山全体を、桜の花で満開にして桜の名所にしてほしいです。展望台からは、浅間山や佐久市内を一望できるすばらしい景色を見ることができます。頂上までの遊歩道には、江戸時代後期に作られた四国八十八カ所の「写し霊場」として、88体の石像が置かれています。歴史ある文化財を大事にしながら、来た人が楽しめる公園を整備してもらえるとうれしいです。佐久南インター近くにある虚空蔵山が桜の名所となり、地域の方はもちろん県内外の方の観光スポットになれば、新しい佐久のシンボルとなり佐久市の活性化につながると思います。

　岸野小学校　飯島大陽君からの「虚空蔵山全体を桜の木にして佐久の名所にしてほしい」の質問にお答えいたします。
　虚空藏山は、地元では平成14年に虚空藏山自然のみち整備委員会を設立し、歴史ある山道を委員会、地域の皆様、岸野小学校の児童合わせて約250名のご協力を得て、遊歩道が整備されました。
　昨年度は、山頂からの眺望を良くするため、山頂付近の木を伐採し、本年4月には、来場者の目を楽しんでいただこうと、山頂にミツバツツジ及びレンゲツツジを合わせて30本、遊歩道沿いにソメイヨシノ25本、ハナカイドウ9本を管理委員会で植栽しています。地元の方をはじめ、遠くは東京都や愛知県の方も登られていて、展望台に設置されている受付簿に記載された方だけでも、平成25年度は約5,300人の方が登られています。
　虚空藏山は、山頂からの眺めの良さ、写し霊場となっていることから緑の木々の中での散策を楽しめる場所として考えています。自然を残して、あまり手を加えずに整備してきた経緯があることから、今後も今と同じ方針で整備をしていきたいと考えています。