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9 佐久市の防災の取り組みについて

更新日:2018年8月29日

質問者:田口小学校:浅川 陽菜(あさかわ はるな)さん

 東日本大震災を教訓に、防災についてさまざまな備えをされていることを、テレビなどで目にします。私たちも、学校の避難訓練等で、いざという時にどのように避難したらよいのかなどを学習しています。テレビで全国の様々な学校で防災備蓄がされているという話も知りました。そこで質問です。
 佐久市では、防災備蓄はどのようになっていますか。私は、いざという時、食べ物以外にもいろいろなことが必要になると思います。体の不自由な人、小さな子、お年寄りもいます。
 佐久市では、災害に強い安全、安心のまちづくりとしてどのような取り組みをされているのですか。

答弁者:市長

 田口小学校 浅川 陽菜さんからの「佐久市の防災の取り組みについて」お答えいたします。
 今月、西日本の豪雨災害で多くの大切な命が奪われてしまいました。お悔やみを申し上げますとともに、被災地の一日も早い復興をお祈りいたします。
 平成23年の東日本大震災から7年が経ちました。佐久市ではこの大災害を忘れず、その教訓を踏まえ、災害に強いまちづくりを進めています。
 質問の防災備蓄は、食糧として、お米やパン、赤ちゃん用の粉ミルクなど8種類、約27,000食を、また、毛布や発電機、ストーブのほか、仮設トイレや紙おむつなど、43種類を計画的に備蓄しています。
 さらに、皆さんのご家庭でも災害に備え、最低でも3日分の食糧や水などを備蓄していただくよう、お願いしています。
 災害の状況によっては、備蓄品だけでは足りない場合も考えられますので、災害時の応援協定を、友好都市や各種団体と結び、お互いに協力体制を作ることで、必要な物資などをそろえていきます。
 協定には、体の不自由な方のためのベッドなどの福祉用具や薬などを提供していただけるものもあります。
 自然災害を防ぐことはできません。しかし、被害を小さくすることはできます。
 佐久市では、引き続き、災害に強い、安心、安全なまちづくりに、取り組んでいきます。
 その中の新たな取り組みとして、夏休みを利用し、浅川さんたち小学生の皆さんを対象とした、「おや子で避難所宿泊体験キャンプ」を開催します。
 これは、防災への関心を深めてもらうことで、小学生の皆さんに、未来の防災リーダーになってもらうことを目的としています。
 浅川さんも、「災害が起こった時、自分の命を守るためには、どういった行動をとればいいか」、また、「自分が暮らす地域ではどのような災害が起こる可能性があるか」など、
日頃から、みんなで考えてみてください。 

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