佐久市内遺跡出土品の展示のご案内
更新日:2024年1月5日
出土品の展示について
出土品の展示について
佐久市には1,172箇所の遺跡があります。発掘調査により発見された出土品は、文化財事務所(駒場)内「考古遺物展示室」や「臼田文化センター」に展示しています。
考古遺物展示室(文化財事務所内)
開館時間:午前9時から午後5時まで
休館日:毎週土曜日・日曜日・祝日・年末年始(12月29日から1月3日まで)
観覧料:無料
所在地:佐久市中込2913(文化振興課文化財事務所内)
電 話:0267-63-5321
文化財事務所(駒場)の外観
平成29年8月11日に文化財事務所(駒場)内に開設しました。
「考古遺物展示室」の案内等を必要とされる方は、事前に文化財事務所(駒場)までご連絡をお願いします。
考古遺物展示室の内観
氷河時代から平安時代までの土器・石器など約170点を展示。
豊富な種類の埴輪群
「北西の久保古墳群17号墳」より発見された長野県内では珍しい豊富な種類の埴輪群。
この他に、弥生時代の人面土器や臼田トンネルより発見された古型マンモス化石などを展示しています。
臼田文化センター
開館時間:午前9時から午後5時まで
休館日:毎週月曜・火曜日(祝日の場合は翌日)
祝日の翌日(土曜・日曜・祝日にあたる場合は開館)、年末年始(12月29日から1月3日まで)
詳細は利用案内をご覧ください。
観覧料:無料
所在地:佐久市下越248番地12
電話:0267-82-3634
臼田文化センター外観
臼田文化センターは昭和56年8月に開館し、現在は臼田地域の遺跡から出土した土器や金属製品をはじめとし、佐久市内全域の出土品を展示しています。
縄文時代中期の土器
臼田地域の大奈良遺跡と反田遺跡から出土した縄文時代中期の土器を展示しています。それぞれの遺跡の中で同じ形や文様の土器が見え、その遺跡の特徴がうかがえます。
縄文時代中期の土偶
土偶とは、縄文時代に粘土で作られた素焼きの像で、そのほとんどは女性をモチーフにしています。ここでは寄山遺跡群(現佐久リサーチパーク)から出土したものを展示しています。
弥生時代後期の周溝墓出土の土器
近津土地区画整理事業(佐久平浅間小学校北側道路建設等)に伴う発掘調査により確認された周溝墓群から出土した土器を展示しています。弥生時代後期のこの地域では集落に隣接して墓域が広がっていました。
周防畑遺跡群出土の和同開珎や奈良三彩
近津土地区画整理事業(佐久平浅間小学校北側道路建設等)に伴う発掘調査により出土した和同開珎、奈良三彩などの陶器、古代の硯・帯金具・瓦などを展示しています。奈良時代のこの地域には佐久郡衙という役所があったとされており、出土品から古代の都とのつながりが見られます。
お問い合わせ
社会教育部 文化振興課
電話:文化振興・文化施設係:0267-62-5535 文化財保護・文化財調査係:0267-63-5321
ファックス:文化振興・文化施設係:0267-64-6132 文化財保護・文化財調査係:0267-63-5322