【企画展】新佐久市誕生20周年記念事業 佐久市立近代美術館・佐久市立天来記念館連携企画 比田井天来とその流れ

更新日:2025年3月29日

佐久市立近代美術館・佐久市立天来記念館連携企画 比田井天来とその流れ

展覧会概要

長野県北佐久郡協和村片倉(現 佐久市協和)出身の書家・ 比田井天来(ひだいてんらい)(1872-1939)。天来は、日本の近代書を切り開いた書家として知られています。 日下部鳴鶴(くさかべめいかく)に師事して多くの碑法帖を研究した天来は、筆法を研究し、古典の臨書の重要性を説くなど、「現代書」の確立に大きな影響を与えました。  
天来はその生涯において多くの業績を遺していますが、その中でも特に注目されるのは、古法(俯仰法)の発見と現代書表現のパイオニアとなる弟子を多く輩出した点です。その系譜は、いまなお書道界に受け継がれています。
本展覧会は新佐久市誕生20周年記念事業の一環として、佐久市立近代美術館と佐久市立天来記念館の連携企画として開催します。佐久市立近代美術館では、佐久市立天来記念館所蔵の天来の作品と、佐久市立近代美術館および佐久市立天来記念館所蔵の天来の直門たち、そしてその流れを受け継ぐ書家たちの作品を展示します。佐久市立天来記念館では、令和6年度に天来記念館に寄贈された《龍跳》(1920)を軸として、新規寄贈作品を中心に天来とその妻・ 比田井小琴(ひだいしょうきん)の作品、そして佐久市立天来記念館と佐久市立近代美術館所蔵の門流の作品を展示します。

展覧会期

2025年3月22日(土曜)から6月22日(日曜)

主催等

  • 主催:佐久市、佐久市教育委員会
  • 協力:株式会社天来書院
  • 後援:佐久ケーブルテレビ、エフエム佐久平、佐久市民新聞、美術年鑑社、佐久市立近代美術館友の会、株式会社毎日新聞社、毎日書道会、株式会社二玄社、有限会社書芸文化新社、株式会社美術新聞社、株式会社匠出版、株式会社日貿出版社、株式会社日本習字普及協会、游墨舎ちゃんねる

特別企画

スペシャルギャラリートーク

日時:2025年5月25日(日曜)11:00から12:00
講師:比田井和子(株式会社天来書院取締役会長)
内容:天来記念館に寄贈された<龍跳>を軸とした比田井天来や門流の作品について、講師の比田井和子先生に解説していただきます。

スタンプラリー

佐久市立近代美術館・佐久市立天来記念館の両方に来館された方に、先着順でオリジナルグッズをプレゼントします。

問い合わせ先

佐久市立天来記念館
〒384-2202 長野県佐久市望月305番地2
電話:0267-53-4158
mail  tenrai@city.saku.nagano.jp

電話:文化振興・文化施設係:0267-62-5535  文化財保護・文化財調査係:0267-63-5321
ファックス:文化振興・文化施設係:0267-64-6132  文化財保護・文化財調査係:0267-63-5322

お問い合わせはこちらから