新佐久市誕生20周年記念事業 第23回わがまち佐久・市民講座 佐久の先人講演会「戦後80年 佐久の先人と沖縄戦の記憶」を開催します。

更新日:2025年8月4日

わがまち佐久・市民講座は、ふるさと「佐久」の自然や歴史、文化、あるいは先人たちの功績等を学習することにより、「わがまち佐久」への愛着や誇りを高めるという願いで、平成21年度から開催している講座です。
23回目となる今回は、新佐久市誕生20周年と戦後80年という節目の年に、佐久市の歴史と平和を考える特別講演会を開催します。
太平洋戦争下の沖縄戦に焦点を当て、激動の時代を生きた「佐久の先人」の足跡をたどり、先人の思いや沖縄戦の記憶を受け継ぐ意義を考えます。

開催概要

日時

令和7年9月14日 (日曜)
開場:午後1時 開演:午後1時30分

会場

佐久平交流センター 長野県佐久市佐久平駅南4-1

「戦後80年 佐久の先人と沖縄戦の記憶」

基調講演1「沖縄戦の記憶と佐久」

沖縄は、本土防衛の最後の砦、本土決戦の捨て石とされ、「鉄の暴風」と称される砲撃を受け凄惨な戦場となりました。少年少女を含む沖縄住民を巻き込んだ本格的な地上戦となった沖縄戦に、長野県や佐久の人びとはどのように関わったのか、また、沖縄戦の記憶をどのように受け継いできたのかについて、幅広い視点からお話しします。

講師:伊藤純郎氏(筑波大学名誉教授)

昭和32年(1957年)、上伊那郡高遠町(現伊那市高遠町)生まれ。長野県史や地域史にも深くか関わり、『アジア・太平洋を問い直す』など、著書多数。『佐久の先人』監修者。

基調講演2「沖縄『積徳学徒看護隊』と佐久との交流」

郷土佐久に生まれ、医師として、軍医として激動の時代を生きた小池勇助少佐。沖縄戦では、野戦病院長として糸洲の壕(ウッカーガマ)で学徒隊を率い、多くの命を守ろうとした献身的な行動について、姪孫である小池清志氏に貴重な証言をいただきます。

講師:小池清志氏(佐久の先人小池勇助軍医 姪孫)

昭和21年(1946年)、佐久市野沢生まれ。小池勇助軍医の姪孫。56歳で早期退職。第二の人生として「食べ物・エネルギー」自給自足100%の暮らしに挑戦し23年目となる。

パネルディスカッション:未来を担う高校生のとの対話

テーマ:戦争の記憶を未来へ~佐久の先人から学ぶ平和~

戦後80年を迎える今、佐久の先人たちの思いや戦争の記憶をいかに次世代に語り継ぎ、平和な未来を築くべきか。若い世代の代表である高校生たちが、率直な疑問を投げかけ未来への視点から活発な議論を展開します。

パネリスト
  • 栁田清二 佐久市長
  • 小池清志 氏
  • 野沢北高校生徒
  • 野沢南高校生徒
コーディネーター
  • 伊藤純郎 氏

チラシ

その他

・入場は無料で、事前申し込みも不要です。
・入場は先着順のため、定員に達した場合は入場できない場合もあります。

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