島崎藤村旧宅
更新日:2022年6月14日
島崎藤村(明治5年~昭和18年)が小諸義塾教師として、明治32年から6年間、現在の小諸市で暮らしていた際の居宅を移築したものです。
大正9年に前山の個人が小諸から自宅敷地内に移転し、邸宅の一部として使用した後、藤村生誕100年を迎えた昭和47年、佐久市が寄贈を受け、昭和49年に貞祥寺境内の一隅に、美しい自然とのたたずまいの調和の中に復元されました。
2回の移転や移転先の土地形状の関係で、藤村が居宅としていたものとは間取等に若干の違いはありますが、茅葺き屋根の邸宅は8畳の書斎と居間、和室2室からなり、資材はその当時のものを使用しています。
特に土間や囲炉裏は、近年の住宅では見られない日本家屋の懐かしさを感じさせるとともに、縁側に腰掛ければ美しい貞祥寺の境内を堪能することができ、「佐久市観光の一押しスポット」のひとつです。
開館期間:4月から10月(冬季閉館)
開館日:土曜日・日曜日・祝日(ゴールデンウィーク、お盆も開館)
開館時間:午前10時から午後3時
詳細なお問い合わせは佐久市役所文化振興課文化財事務所
電話0267-63-5321まで