家畜改良センター茨城牧場長野支場
更新日:2015年2月2日
「長野牧場」や「種畜牧場」と呼ばれている、正式名称「家畜改良センター茨城牧場長野支場」は、明治39年(1906年)に当時の北佐久郡三井村に「長野種馬所」として誕生しました。
設立当時は主に馬の改良・増殖を行っておりましたが、第二次世界大戦が勃発すると牧場の一部を海軍飛行場として利用されることもありました。
終戦後は「長野種畜牧場」として、乳牛や山羊、ウサギの繁養や飼料作物の改良等が行われ、近年では飼料用作物種子と山羊の研究が中心に行われています。
牧場は、市街地のすぐ近くにありながら、雄大な浅間山を背景に、春夏秋冬で様々な風景で市民を和ませ、いつ来ても気分をリフレッシュさせてくれる牧場として人気のスポットです。
特に4月下旬からは樹齢百年近いソメイヨシノの老木約50本がピンクの花を付け、市内外から多くの花見客で賑わいます。
桜の季節が終わっても長野牧場では、子ヤギのかわいらしい姿や、カラ松並木の芽吹きや緑の大草原、秋の紅葉を楽しむ観光客が訪れ、近代化する佐久平の中央にありながら、自然を感じさせる憩いの場所として親しまれています。
長野牧場には佐久市立中央図書館、佐久市立近代美術館、長野県創造館などを敷地内に有する「駒場公園」に隣接し、文化と自然の両方を楽しめます。
家畜改良センター茨城牧場長野支場へのアクセス
電車
北陸新幹線JR佐久平駅からJR小海線へ乗り換え 北中込駅下車 徒歩20分
お車
上信越自動車道 佐久スマートインター(平尾山公園)から15分