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福祉・介護のつばさ事業

更新日:2022年5月19日

福祉・介護のつばさ事業とは

 「アジア健康構想」に基づき、東南アジア諸国での介護サービス提供を支える人材を佐久地域で育成するとともに、民間事業者の海外展開により帰国後の職場を創出する循環型の仕組みと体制を整備し、これにより佐久地域に不足する福祉・介護産業の担い手の創出をも図り、地域中核産業の持続的な発展を目指し、令和元年度~令和3年度に実施しました。これらの取り組みにより、佐久地域の福祉・介護産業を世界に羽ばたく産業へと昇華するとともに東南アジア諸国での急速に進む高齢化に対応した健康長寿社会と持続的な経済成長の実現を図ることを目的としてきました。令和4年度以降につきましては、外国人介護人材の地域での生活を支えるため生活相談事業を継続してまいります。

日本語語学教室

 外国人材が日本で暮らし、働き、学ぶ上で一定程度の日本語を習得できるようにするため、個人のレベルに応じた日本語教室を開催しました。
 令和2年度は、介護日本語クラス(第1期および第2期)に10名、やさしい日本語クラスに10名の受講生が修了しました。また、第2期日本語教室の最終日には両クラス合同で「スピーチ&交流会」を実施しました。国籍や職場を越えたつながりができ、大変好評でした。
 令和3年度は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点により、オンラインによる教室開催となりました。介護日本語クラス、JLPTN3試験対策クラスの2クラスに分かれ、全29回開催し、10名の受講生が修了しました。

研修会・交流イベント

〈令和元年度〉
介護事業所を対象に外国人材導入の背景や直面する課題、外国人受け入れに関する基礎的な知識の習得や、導入に際し考えるべき課題について研修会を開催しました。

〈令和2年度〉
新型コロナウイルス感染拡大により、残念ながら中止となりました。

〈令和3年度〉
介護事業所を対象に介護現場における実践的な日本語支援方法に関する研修を全3回、オンラインにて開催しました。多くの事業所の悩みである日本語教育について焦点をあて、外国人材と円滑なコミュニケーションを行うためのポイントについて講師の先生方にご講演いただきました。

外国人介護人材の雇用に関するアンケート調査

 外国人介護人材の雇用の実態を把握・分析し、実効性のある取り組みとするため、外国人介護人材の雇用に関するアンケート調査を実施しました。

佐久市・小諸市 外国人介護職員の活躍事例集

 外国人介護人材のさらなる受け入れを促進するため、佐久市・小諸市の介護事業所において現在活躍している外国人介護人材や事業所の取り組みの様子を紹介した事例集を作成いたしました。新たに外国人介護人材を受け入れる際や共に働く上での相互理解にご活用ください。

外国人生活相談

母国語相談員を配置し、雇用されている外国人材の生活相談や事業所訪問による状況把握を行うとともに、事業所等からの相談にも随時対応してきました。
令和4年度以降も引き続き外国人生活相談窓口を設置し、外国人材が安心して佐久地域での生活を続けられるように相談を継続していきます。

また、佐久地域で働き、学び、生活する外国人を孤立させることなく、市内での暮らしを円滑に行うため、外国人との共生社会の実現に向けて、移住交流推進課と共同で「やさしい日本語」「インドネシア語」「ベトナム語」「タイ語」「ポルトガル語」「中国語」に対応した生活ガイドブックを作成しました。
市役所市民課、移住交流推進課、高齢者福祉課のほか、各支所の窓口にて配布しております。ぜひ、ご活用ください。

参考

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お問い合わせ

福祉部 高齢者福祉課
電話:0267-62-3157(支援・相談)、0267-62-3154(介護保険)
ファックス:0267-63-0241

お問い合わせはこちらから

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