認知症に関する相談窓口
更新日:2024年8月5日
認知症とは?
認知症とは、様々な原因で脳に変化がおこり、これまでできていたことができなくなり、日常生活に支障を来たした状態をいいます。通常の老化による衰えとは異なります。
日本における認知症高齢者の方は、2025年には約700万人、65歳以上の高齢者の約5人に1人に達すると見込まれています。
認知症の症状は?
認知症の症状は大きく2つに分けられます。
記憶障害 | ・数分前、数時間前の出来事をすぐ忘れる |
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見当識障害 | ・月日や季節がわからなくなる |
理解力・判断力の低下 | ・状況や説明が理解できなくなる |
実行機能障害 | ・今までできていた仕事や家事、趣味の段取りが悪くなる、時間がかかるようになる |
≪行動心理症状≫
本人の性格や素質、周囲の環境や人間関係が影響して、強い不安、うつ状態、徘徊、幻覚・妄想などの『行動・心理症状』が現れるようになる
自分が・家族が、認知症かもしれない・認知症になった…どこに相談すればいいの?
「同じことを何度も繰り返し話す」「冷蔵庫に同じ食材がたまっている」「知っている道で迷う」など…。
このようなことがあって不安に感じたり、対応方法について悩んでいる時には、かかりつけ医や下記の相談窓口へご相談ください。
地域包括支援センター
高齢者の方が住み慣れた地域で安心して暮らせるように様々な相談に応じています。詳しくは下記をご覧ください。
認知症地域支援推進員
高齢者福祉課には、認知症の方やそのご家族をサポートする「認知症地域支援推進員」がいます。認知症についての悩みや相談を、電話等でお聞きしています。必要であれば、ご自宅を訪問したり、ケアの仕方や接し方などをお伝えしたり、対応方法を一緒に考えます。
認知症に対する支援
佐久市では、認知症に対して様々な支援を行っています。
佐久市認知症ケアパス
認知症についての理解を深め、今後の生活を共に考えるため、「佐久市認知症ケアパス」を作成しました。
認知症ケアパスとは、認知症の発症予防から、生活機能障害の進行に合わせ、いつ、どこで、どのような医療・介護サービスを受けられるかといった流れや、地域の社会資源等をまとめたものです。
オレンジカフェ座談会
認知症当事者の方、介護をしてるご家族、介護関係者の方、認知症に関心を持つ地域の方が集まって、共通の悩みを分かちあったり、情報交換をする座談会です。どなたでも参加可能です。
詳しくは、下記をご確認ください。
認知症サポーターステップアップ講座を受講しませんか?
認知症についての理解をより深め、地域での支援活動に生かせるように「認知症サポーターステップアップ講座」を行います。自身で学んだことを地域の中で活かしてみませんか?
【日時】 令和6年10月22日(火曜)午後1時30分~3時30分
【対象者】(1)認知症サポーター受講済みの方
(2)佐久市に在住・在学・在勤しており、地域で高齢者や認知症に関する支援活動を実施している方や
関心のある方
【講師】 JA長野会ローマンうえだ 櫻井 記子 氏
認知症希望大使 春原 治子 氏
【定員】 50名
【申込】 下記のチラシをご覧ください。
認知症講演会
専門医師や認知症の方の介護を行っている施設職員、認知症の方、認知症の方のご家族等をお招きして認知症の講演会を行います。
誰もがなる可能性がある認知症。私たちひとりひとりがまず認知症について知り、できることについて考えてみませんか?
詳しくは、下記のチラシをご覧ください。
脳の健康度測定事業・脳いきいき健康教室
脳の健康度測定事業では、「ファイブ・コグテスト(一般高齢者用の集団式認知機能検査)」を用いて、自身の認知機能の状態について把握し、日常生活を見直して認知症予防のきっかけ作りを行っています。
脳いきいき健康教室では、認知症予防のための運動・栄養・口腔・お薬についての脳を若返らせるポイントを専門職よりお伝えします。また、コグニサイズ(脳の活性を促す軽い運動)を行い、脳の活性化を図ります。
令和6年度の開催状況につきましては、下記をご覧ください。
令和6年度 脳の健康度測定事業・脳いきいき健康教室(PDF:183KB)
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