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平成28年佐久市議会第2回(6月)定例会招集あいさつ

更新日:2016年6月3日

平成28年佐久市議会第2回定例会(平成28年6月3日招集)

招集のご挨拶を申し上げます。 
本日、ここに平成28年第2回定例会を招集しましたところ、議員各位におかれましてはご多忙の折、ご出席を賜りまして誠にありがとうございます。
議案の総括説明を申し上げます前に、3月定例会以降の主な動きと本市が取り組んでおります主な施策について、3点申し上げます。

はじめに、4月14日より発生いたしました、熊本地方を震源とする地震につきましては、お亡くなりになられた方々、そのご遺族の皆様に対し、謹んでお悔やみを申し上げますとともに、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
一日も早い復興と、被災された皆様が平穏な日々を取り戻せるようお祈り申し上げます。
この熊本地震における佐久市の対応でございますが、熊本市は当市も参加しております「水資源保全全国自治体連絡会」に加盟していることから、熊本市の要請を受け、災害用に備蓄しております食料品、衛生用品、毛布などの救援物資を、4月17日に、佐久地区輸送協議会のご協力の下、発送いたしました。
また、4月18日から5月2日までの間、断水が続いている地区において、佐久水道企業団及び佐久管工事事業協同組合等の協力により応急給水活動を実施いたしました。
今後も引き続き、出来る限りの支援をしてまいりたいと考えております。

次に、主な施策について3点申し上げます。
1点目といたしまして、「樋橋地区開発支援事業」について申し上げます。
佐久平駅の南側、1km圏内に位置する約20haの農地である樋橋地区において、土地の所有者等の皆さんにより、都市的土地利用を図るため、「樋橋地区土地区画整理準備組合」が組織され、イオンモール株式会社を主たる土地利用者として決定するなど、新しい取り組みが始まっています。
市といたしましても、佐久平駅や高速道路のインターチェンジからの距離など、高速交通網の結節点としての強みを持つ樋橋地区を佐久圏域の広域拠点として、また、地域の発展をけん引する重要な地域として位置付けておりますことから、事業主体である組合の支援を行い、開発を進めていく必要があると考えています。
少子高齢化による人口減少社会の中、この樋橋地区の事業促進を契機として地方創生により、交流人口創出の玄関口である佐久平駅周辺の都市機能を高め、更なる魅力の向上を図り、より多くの人に選ばれ続ける魅力ある佐久市を目指してまいりますので、議員各位のご理解とご協力をお願い申し上げます。

2点目といたしまして、「中部横断自動車道」について申し上げます。
 先月15日に、山梨県北杜市におきまして、長野県並びに山梨県、沿線市町村で構成する同盟会、経済団体、女性みちの会等の共催により、「中部横断自動車道建設促進総決起集会」が開催され、中部横断自動車道の早期全線開通に向けた沿線地域の声を結集し、整備をより一層進めていくことを決議したところでございます。
佐久市議会からも小林議長、市川副議長をはじめ、高速交通網特別委員会並びに経済建設委員会の皆様にご参加を頂いており、この場をお借りいたしまして厚く御礼申し上げます。
また、総決起集会での決議を受けまして、23日には両県知事、北杜市長、南佐久郡の6町村長、女性みちの会 中村会長、北杜市商工会会長も同席し、石井国土交通大臣、徳山国土交通事務次官へ早期整備に関する要望を実施したところでございます。
今後も、関係機関と連携を図り、早期全線開通に向け国への要望活動を行ってまいりますので、議員の皆様のご支援をお願い申し上げます。

3点目といたしまして、「県立武道館の佐久市への誘致」について申し上げます。
平成23年度から取組んでまいりました県立武道館の誘致につきましては、市ではこれまで、県に対し「県立武道館の早期建設」と「佐久市への建設」を強く要望する2点について、要望書を議長と連名で提出するなど、議員各位のご支援とご協力を賜りながら、市全体で活発な誘致活動を行ってまいりました。
こうした活動により、先月27日、県において県立武道館基本構想の中で建設予定地が佐久市に決定されました。
引き続き、県立武道館の早期建設に向けて、議会及び県担当部局との連携を図ってまいりたいと考えております。
ご理解を賜わり、積極的な誘致運動にご協力をいただきました議員の皆様、武道関連各競技団体の皆様、体育協会の皆様をはじめ、ご支援を賜りました全ての皆様に、この場をお借りして御礼を申し上げます。

以上、主な施策について申し上げました。

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