令和5年佐久市議会第1回(5月)臨時会招集あいさつ
更新日:2023年5月16日
令和5年佐久市議会第1回臨時会(令和5年5月16日招集)
招集のご挨拶を申し上げます。
本日、ここに令和5年佐久市議会第1回臨時会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、ご多忙の中、ご出席を賜りまして誠にありがとうございます。
開会にあたりまして、新型コロナウイルス感染症並びに、ゴールデンウィークに開催いたしました佐久バルーンフェスティバルについて申し上げます。
はじめに、新型コロナウイルス感染症につきましては、5月8日から感染法上の分類が、これまでの2類から、季節性インフルエンザと同じ5類に引き下げられ、3年以上に及んだコロナ禍も転換期を迎えました。
この間、医療・介護従事者等関係機関の皆様のご尽力や、市民の皆様のご協力に感謝申し上げます。
特に、令和2年5月より他地域に先駆けて開設いたしました「佐久地域外来・検査センター」につきましては、本年1月31日までの間に、2,598件のPCR検査を実施することができました。
クラスターの発生など、新型コロナウイルス感染症への対応が最も困難であった時期に、いち早く市民の安心・安全につながる検査体制を構築することができましたのも、佐久医師会の先生方や看護師、検査機関の方々など、携わって頂いた全ての皆様の多大なるご理解とご協力によるものであり、改めて感謝を申し上げます。
今後の感染対策は、個人の選択が尊重され、状況に応じた自主的な判断をしていただくようになりますことから、市民の皆様におかれましては、日常を取り戻しつつも、ご自身や身近な人を感染症から守ることについて、引き続きご理解・ご協力をお願いいたします。
次に、佐久バルーンフェスティバルについて申し上げます。
5月3日から5日の3日間におきまして、佐久バルーンフェスティバル2023を4年ぶりにステージイベントや飲食の出店を含めたフルスペックで開催いたしました。
大会の開催に際しましては、駐日エストニア共和国大使館の特命全権大使、ヴァイノ・レイナルト閣下よりご来臨の栄を賜りました。
また、海外からは、本市との友好都市締結15周年を記念して、モンゴル国ウランバートル市スフバートル区からの訪問団の皆様にご来場いただくと共に、国内からは友好都市や銀河連邦などの交流を持つ9つの自治体の皆様にお越しいただくことができました。
特に、本年は、30周年を記念した限定イベントといたしまして、5月2日に佐久平駅南地区の「夢佐久通り」でオープニングパレードを行い、災害時の支援協定を結んでいるご縁から朝霞市のよさこい鳴子踊りや、マーチングバンドの行進により大きな盛り上がりとなりました。
また、開催期間中は天候にも恵まれ、3日間ともに競技飛行や係留体験を実施できましたことや、子ども番組の歌のお姉さんを務めた「小野あつこさん」のコンサートなどにより、小さなお子さんやそのご家族をはじめ、幅広い年齢の皆さんに観覧いただきましたことから、観客動員数が35万2千人と過去最高を記録いたしました。
このように市内外から多くの皆様にお越しいただきました大会の様子は、コロナ禍から平常化に向かう象徴的な出来事として、多くのテレビや新聞により紹介されたところでございます。
明るい話題を佐久市から全国に発信出来ましたことも、ひとえに大会運営に携わられた関係者の皆様、大変なご協力を賜りました地元地域の皆様のおかげと心より御礼を申し上げまして、招集のご挨拶とさせていただきます。