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令和5年佐久市議会第4回(12月)定例会招集あいさつ

更新日:2023年11月27日

令和5年佐久市議会第4回定例会(令和5年11月27日招集)
招集のご挨拶を申し上げます。
本日、ここに令和5年佐久市議会第4回定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、ご多忙の中、ご出席を賜りまして誠にありがとうございます。
議案の総括説明を申し上げます前に、本市が取り組んでおります施策等について7点申し上げます。

1点目といたしまして、「中部横断自動車道」について申し上げます。
去る7月に、国から長野・山梨両県へ未整備区間(長坂―八千穂間)のルートが示され、これに伴い、長野県による都市計画原案の説明会が、10月29日あいとぴあ臼田において開催されました。
当日は、約120名の皆さまにご出席をいただき、改めて早期開通への期待の高さを感じたところでございます。
今回提示されたルートは、トンネル及び橋梁の区間が多く、高原野菜の生産が盛んな野辺山地域も含め、冬季通行の安全性や、農地への影響が最小限となるなどの配慮がされております。
加えて、インターチェンジが国道141号に近く、政策インターチェンジとして整備される計画であり、地元の負担軽減が大きく図られるため、今後の合意形成が円滑に推進され、早期の事業化が見込める計画であると期待しております。
今回の説明会を経て、今後は、都市計画案の閲覧及び公聴会が予定されておりますが、市と致しましては、引き続き、議員の皆様や関係機関と連携し、早期事業化、全線開通に向けた取り組みを進めてまいります。

2点目といたしまして、佐久の先人であります「小池勇助軍医」に係る「糸洲の壕」について申し上げます。
沖縄県糸満市にございます「小池勇助軍医」最後の地となった「糸洲の壕」周辺を、平和や命の大切さを知る機会の場として整備することが出来ないか、土地所有者のご遺族様ならびに関係者の皆様に対しまして意見交換をさせて頂きました。
「糸洲の壕」の地元である糸満市當銘市長らと会談を行い、平和学習の重要性について十分ご理解を頂きましたほか、現地では、土地所有者のご遺族様や、鎮魂之碑所有者の代表の方々ともお会いし、本市の考えをご説明させていただき、今後の周辺整備への協力について、ご快諾を頂いたところでございます。
また今回は、沖縄県照屋副知事をはじめ、沖縄市長・那覇・うるまの各副市長との懇談や、沖縄県経済会の皆様との懇談もあり、両県の経済交流についても活発な意見交換をさせていただきました。
今後につきましては、糸洲の壕の学習環境整備に向けた具体的な提案をご遺族様や関係者の方々へご提示し、調整を進めてまいりたいと考えております。

3点目といたしまして、初開催となりました10月22日の「佐久平ハーフマラソン」について申し上げます。
本大会は、「走っても楽しい」「走った後も楽しい」をテーマに、これまで実施していた3つのマラソン大会を統合する形で、市内で最も賑やかな佐久平駅周辺をスタート・フィニッシュ地点として開催いたしました。
当日は好天に恵まれ、市内はもちろん県内外から3,074名の皆さんが出走され、コース沿道からの多くの市民の皆様や、ボランティアスタッフの皆様からの声援のなか、浅間山や八ヶ岳・北アルプスの雄大な姿を眺めながら颯爽と駆け抜けました。
また、ゴール後には地元の農産物(りんご・佐久市産新米のおにぎり)の配布や飲食・物販ブースが好評を博すなど、盛大に開催することが出来ました。
実行委員会の皆様をはじめボランティアスタッフや関係団体の皆様、交通規制の協力や声援を送っていただいた地域の皆様、大会の運営にご協力いただきました事業所等の皆様、さらには議員各位のサポートなど、多くの方々のご協力により開催できましたことに感謝申し上げます。
今後も多くの皆様に親しまれる大会として開催してまいりたいと考えております。

4点目といたしまして、「39QR(さんきゅーきゅーあーる)佐久市電子割引クーポン発行事業」について申し上げます。
現在、9月1日時点で佐久市住民基本台帳に登録のある方を対象とし、ひとり1万円分のクーポンを取得できるID・パスワードが記載された通知文を配送したところでございます。
クーポンは12月4日から令和6年1月31日まで利用できますが、クーポン利用総額が3億円に達した時点で事業終了となります。
なお、現在は市内各所において全12回にわたるクーポン取得方法等の市民説明会を開催しているところでございますが、年末年始の買い物等に利用いただき、物価高騰の影響を受ける家庭への支援や地域経済の活性化に寄与することを期待しています。

5点目といたしまして、佐久市ふるさと創生人材育成事業「子ども交流研修」について申し上げます。
10月16日から10月22日までエストニア共和国サク市の研修生8名が、また、今月10日から17日までは、モンゴル国ウランバートル市スフバートル区の研修生8名が当市を訪れ、市内小中学校での交流、日本文化の体験などを行いました。
これらの交流や体験、更には4年ぶりに実施したホームステイを通して、両国との絆はさらに深まったものと確信しており、今後も「子ども交流研修」を通して、両国との友好関係がより深まることを大いに期待しております。

6点目としまして、その他の秋の主なイベントについて報告申し上げます。
今月3日には5年ぶりとなる「望月駒の里草競馬大会」が開催されました。
望月地域の秋の一大イベントとして続いておりますこのイベントには、2万人近くの来場者が訪れ、多くの皆様に秋の一日を満喫いただけたものと思います。
また、今月11日には、こちらは5年ぶりのフルスペックにて「佐久市農業祭」が開催されました。
枯らしの中、約1万3千人の方にご来場をいただき、佐久市産の農産物や加工食品などをPRすることで、地産地消の大切さの理解が深まったのではないかと思います。
併せて友好都市等物産展も開催し、神津島村前田村長をはじめ、銀河連邦共和国の市町村からも、大勢ご参加をいただき、それぞれの特産品も盛況に販売される中、食を通じた交流も深まったのではないかと感じております。

最後に7点目としまして、佐久市と友好都市提携を結んでおります神津島村について申し上げます。
この度、神津島村が村政制定より100年を迎えられたことから、記念の式典にご招待いただき、先週23日に訪問してまいりました。
式典には、友好都市提携にたいへんな功績をいただきました、当時の佐久市長神津武士様にもご出席をいただき、神津様より「神津島を大切にする気持ちや、神津島との友好の絆を今後も深めていって欲しい」といった想いが式典の中で語られ、会場は温かな空気に包まれました。
市といたしましても今後も交流を継続し、相互の絆をより一層深めてまいりたいと思います。

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