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「第1回佐久平ハーフマラソン大会」「中部横断自動車道」「長野西高校望月サテライト校」その他(10月28日)

更新日:2023年11月29日

・アナウンサー
 ここからはスタジオに栁田清二佐久市長を迎えて、最新の市政と気になる社会情勢などを皆さんにお伝えしていきたいと思います。季節は秋から冬へということで、徐々に世の中の動きもあります。そんな中で佐久市内も現在様々な市政の展開もあります。今回も詳しく分かりやすい内容を皆さんにお伝えできればと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

・市長
 よろしくお願いいたします。

・アナウンサー
 今年はまず非常に暑かった夏から、そして季節は秋さらには初冬、冬ということで、非常に移ろいを感じる時期だと思います。例えば、ここ最近は佐久市政あるいは社会情勢を市長はどのようにご覧になっていますか。

・市長
 今、季節のお話をされたところから、季節を感じることで言うと松茸をいただく機会があり、今年の夏は暑くて収穫が難しかったようでしたが、ここにきて少し採れるようになったということが一つ。もう一つは、お米の作況指数が例年並みだったことです。非常に暑い夏でしたので、お米に対して悪い影響が出るのではないかということを非常に懸念されていましたが、その辺は回避できたようです。そして、お米の値段もプラスになっていくということでありますので、農家の皆さんにとっては少し励みになる明るいニュースとして受け止めていいかと思います。

・アナウンサー
 最近はお米離れやご飯の消費が減ったというニュースもありますが、やっぱり私はご飯が大好きです。この佐久市内は穀倉地帯で、田園都市でもあります。

・市長
 私も高校時代は「ご飯ライスにめし」という風に食べていました。

・アナウンサー
 「ご飯ライスにめし」とは気になりますが。

・市長
 お米です。ご飯をいっぱい食べるということです。

・アナウンサー
 なるほど。これからも皆様もしっかり食べて実りの多い秋にしていただきたいと思います。今回も市長から様々な市政を聞いていきたいと思います。今回も大きく分けて三つの話題を紹介していきたいと思います。はじめに、先日行われた秋のスポーツイベント佐久平ハーフマラソンに関して。そして今回メインのテーマとしては道路を特集していきたいと思います。道路というのは街中においても社会においても、いろいろな経済効果を生んでいく、なくてはならない公共インフラだと思います。佐久市が絡む道路事情にも新たな動きが出てきております。
 それでははじめにスポーツです。10月22日には記念すべき初回の第1回佐久平ハーフマラソン大会が行われました。今回は全国各地、北は北海道から南は福岡ということで、3000人を超えるランナーが佐久平に集結しました。市長はスターターを務めましたが、改めて今大会を振り返ってどんな所感をお持ちですか。

・市長
 こんなにも楽しげな雰囲気の中でハーフマラソンが行われることができたのが本当にありがたく思います。一にも二にもこの成功の立役者はボランティアの皆さんです。ボランティアの皆さんが本当に一生懸命、そして笑顔で、思いやりを持ってやってくださった。沿道で応援してくださったボランティアの方もそうですが、これは本当に成功できた秘訣だと思いますね。

・アナウンサー
 また、ランナーの皆さんも本当に各地から集っていただいて、そして自己ベストを目指して頑張った、これは素晴らしいことだと思います。そこにプラスアルファの部分として、こういった大会が運営できたことというのが、縁の下の力持ち、いろんな方の力があったということですね。

・市長
 例えば、エイドポイントにおいての甘酒が嬉しかったという声や、梅干しがとても良かったという声もありました。梅干しなどはたくさん並べて何千個と置いてあります。そういったものを口に含んでいただく。これもランナーの方々の声を聞いて行ったということです。また、コースはご存知だと思いますが、佐久平駅から中佐都・高瀬を通って五郎兵衛新田を含めて走ります。そして、これだけ田んぼの中を走り抜けるというのにお米なしはちょっと違うぞということで、佐久の新米でできたおにぎりを1人に1個ずつ小分けにして出場記念品にしました。そういったことも喜んでいただけたら嬉しいなというふうに思っておりますね。

・アナウンサー
 実は私もそのおにぎりをいただける機会があって、いやこれ本当に美味しい塩むすびだなというのを感じました。そして私は市民交流広場とかスタート・ゴールの地点で応援の手旗を持っていました。広報佐久に掲載のあったマラソン大会応援用の作り方が載っていた旗です。

・市長
 鯉太郎ミニの旗ですね。あれは議会の提案で、広報佐久に応援旗を印字して市民に呼びかけたらどうかという提案があったのでそれをやりました。

・アナウンサー
 実際、私も鯉太郎ミニの旗を応援グッズとして持って行きました。沿道にはたくさんの人がいましたし、ゴールしたあとの市民交流広場にも大勢の人がいて、走っても楽しい、走った後も楽しいというキャッチコピーを思い出しました。

・市長
 当初そういう目標でしたが、おおむねそれに向かって皆さんが動いてくださって、その方向に着地できていると思いますけど、どうでしたか。

・アナウンサー
 着地したと思います。また日本を代表するトップランナーの、大迫傑選手のご両親も東京から参加されたなんてニュースもありました。

・市長
 お声がけいただいて私も話しました。お父さん、お母さんも健脚で、楽しかったとおっしゃってくださっています。

・アナウンサー
 この放送をご覧の皆さんも実際に走られた方、あるいは先ほども話したようにボランティアとして大会を支えられた方がいると思います。市の職員の方やいろいろな方が携わって3000人クラスのイベントになりました。

・市長
 そして、良かった良かったということの次の段階として、もう少しより良い大会にと考えた場合において、耳の痛い話も聞かないといけません。例えば交通規制です。私も実際田んぼの中を走っている様子などもちょっと見に行こうと思ったのですが、交通規制の場所は身動きが取れなかったため、まるで佐久市が二つに分断されたように動けなかったじゃないですか。このことについては少し工夫をしなきゃいけないかなということがあったり、あるいはランナーは走った後も楽しいと言って、ビールを楽しみにしていたのにビールを出すお店がとても少なかったというようなことだったり。それからある方の指摘によると、荷物を預ける場所・受け取る場所が建物の2階にあったということです。どういうことかというと、ハーフマラソン後に階段登るというのはとても足が攣りますということ。そういう配慮まで必要だなということで、いろいろなご指摘いただいたものも活かしていかないといけないと思います。

・アナウンサー
 様々な課題もあると思いますけれど、まずは大きな事故などもなく行われたということです。佐久市としても2回、3回と継続していきたいということですね。

・市長
 そういう方向で考えていますし、佐久の春の風物詩はバルーンフェスティバル。秋の一つの目玉のイベントはハーフマラソンということもありえるのではないかと。本当に多数の人が出てらっしゃいました。市民交流広場や、新しい夢佐久通りなどの新しいグリーンエリアのあたりも、あるいはまたイオンモールさんもあわせてのイベントをやってくださり、大変賑わいがあり活気づきました。ああいったことも季節の風物詩になればいいなという思いを持っています。

・アナウンサー
 私個人的にちょっと気になってしまうのが、今はハーフですが徐々に大会の実績を積み上げて、いよいよフルマラソンへ…なんていう期待を持ってしまいます。

・市長
 まずはハーフマラソンの定着ということで工夫していただくことかと思います。カンボジア代表の猫ひろしさんはゲストランナーで優勝したようですが、ハーフだというのに余分に走ってフルマラソンをしたようです。あくまで大会はハーフマラソン大会なのですが、もっと走りたいという気持ちが強いようです。

・アナウンサー
 この秋行われました大きなスポーツイベントである、10月22日第1回佐久平ハーフマラソン大会に関して大会を振り返りました。選手・関係者皆さん、お疲れ様でした。
 さて、今回のメインの話題、テーマは道路です。道路といいますと先にはハーフマラソンがありましたし、当然ランナーの皆さんは道路を走るわけであってこのスポーツイベントもそうです。ほかに地域の経済そして観光、交流などいろいろな面から道路というのは本当に大切なインフラだと思います。そこで今回は道路を特集していきたいと思います。
 まずは中部横断自動車道です。この中部横断自動車道も小諸市から静岡市のおよそ132キロの区間ということで、もう既にたくさんの方が使われていると思います。唯一の懸念点は中部横断自動車道の中でもやはり、八千穂高原インターから長坂ジャンクションまでのおよそ40キロ区間がまだ未着工区間ということです。そんな中いよいよ10月、地元の皆さんに都市計画のルート原案ということで、長野県主催の説明会もありました。まずは大きな一歩と言えるのではないでしょうか。

・市長
 国が県に対してルートを伝えたわけですが、都市計画決定の権限というのは長野県が持っておるものですから、長野県として今度は県民への説明会を行うという位置づけです。南牧村からスタートいたしまして佐久市につきましては、10月29日に説明会ということでございます。この中部横断自動車道の懸案というのはいくつかありました。国道141号線と並行する高速道路です。このアクセスは高速道路を造ればいいではなくて、インターチェンジから141号までのアクセスをできるだけ短くしたいということです。高速道路は国・県が造るわけでありますが、アクセス道路というのは地元市町村で造らなければいけないということになります。そうなった場合、国道141号線と隣接する形でインターチェンジができると場所が示され、私どもとすれば非常に納得のいく大変ありがたいことでありました。加えて小海と海ノ口と野辺山の3つですけれども、この3つは政策インターでお願いしますということです。地域活性化インターというのは、地元で建設費を持ちますが、政策インターというのは国が建設をいたします。佐久市においても佐久インターと佐久南インターについては政策インターですので国が建設をしました。佐久北インター・中佐都・臼田に関しては、地域活性化インターですから佐久市が建設しました。今回の新しい3つのインターは、いずれも政策インターです。国による建設ということになりましたので、これも叶いました。さらに野辺山地区。ここは年収が2500万円の村とも言われ非常に収益性の高い農業をしています。ここの農地をいかに潰さないで高速道路整備ができないかとなった時、この辺りも大変なご配慮をいただいたということであります。地元の井出庸生代議士はじめ、皆さんに様々な形でご相談をして応援していただいた結果として、私どもとすれば非常に優れた高速道路のルートが示されたと思っています。

・アナウンサー
 市長も地元の首長として様々な要望活動などを続けて来られました。中央政界や議員連盟の総会などへも足繁く通われ地域の要望を伝えてきました。やはりご自身の中でも、思いなど大きなものが沸いてきているのではないでしょうか。

・市長
 このルート決定ということは非常に大きなことでありますので、令和5年の大変大きな、成果大だったと思います。

・アナウンサー
 そして道路が繋がると、当然人の流れができてくる、イコール物、あるいはお金といった流れもできてくるでしょうし、当然観光や経済などのいろいろな効果が考えられる中でも、一つの佐久市内での成功事例といってもいいと思います。市長もよくツイートしている望月にあるスーパーの越後屋は、新鮮なマグロが静岡から入ってきており、これも中部横断道の経済効果の一つではないかと思います。

・市長
 顕著な例であります。この実態をお聞きすると、丸松水産さんという水産業海産物卸ですがその会社が、静岡県にある清水銀行の方に相談をした。そして、越後屋さんは小諸市にある政策金融公庫の小諸支店に相談をした。丸松水産さんにすれば販路拡大、越後屋さんはより広範な仕入れができるというマッチングを、金融機関が中に入ってお手伝いをされたということです。長野県にある金融機関が越後屋さんの相談受け、静岡県にある清水銀行が丸松水産さんの相談を受けます。銀行同士は近い距離にいて情報を共有しています。そういう中でマッチングできた例という、このことが今後は活発化してくると思います。金融機関はクライアントの方々の相談を受け、より良い方向に向けていくためのアドバイス・お手伝いをされます。こういったことが活発化して静岡県と長野県、あるいは山梨県と長野県での動きが出てくることが期待されると思います。

・アナウンサー
 やはり経済ですとか、今お話があったように思わぬところで大きな波及効果がありますね。

・市長
 こういうことを触発しようとするときに、このルート日本海太平洋について、静岡市、南アルプス市、北杜市、佐久市、上越市のそれぞれの市町村の広報誌に各都市のイベントを載せましょうとなりました。つまり、五つの都市にバルーンフェスティバルの広告が載るとか、あるいは南アルプス市のさくらんぼ狩りについての情報が広報佐久に載るとか、上越市の上杉謙信公祭りが広報佐久に載るとか、あるいは静岡市のマグロ祭り、このお祭りは大道芸フェスティバルというものと同時に行うらしいです。マグロを食べに行って買って、そして大道芸を楽しんでくるという、全線開通したら1日で楽しむことができるというルートになってきていると、そんなふうに相互乗り入れを提案するということです。繋がっているところはそれがもうすでに始まっています。

・アナウンサー
 私も静岡の宣伝を広報佐久の裏表紙で見て、実際にこの夏静岡へ行った一人です。
 やはりこういう情報はありがたいと思います。

・市長
 そうでしたか。例えば、バルーンフェスティバルの情報は信濃毎日新聞には載りますが、山梨日日新聞には載らないですよね。またその逆も然りです。県境を越えると情報の伝達というのは鈍くなりますよね。そういうものを克服していきましょうということです。そういう意味で言うと、このルート日本海太平洋という会議体に入ることのメリットを感じていただきたいなと思います。

・アナウンサー
 いよいよ八千穂高原インターから長坂ジャンクションまでのおよそ40キロ間のルート帯が発表になりました。これからは環境アセスメントですとか、用地買収ですとか、いろいろなまだまだ解決しなければならないこともあると思います。しかし確実・着実に一歩ずつ歩みは始まっています。

・市長
 今、ルート帯とおっしゃいましたが、今回示されたのはルートでいいです。
 帯ではなくて、これまでは1キロ帯とか3キロ帯とありましたが、これを絞り込んで、もうこれはルートとして決定されるものでありますので、精緻な図が出てくるとこういうことです。

・アナウンサー
 大きな一歩だと思います。「君は太平洋を見たか、ぼくは日本海が見たい」まさしくそんな夢の道路は着実に今、前進しているということです。またこの情報は随時番組でもお伝えしていきたいと思います。
 今日はこの道をテーマにお話をしています。この番組を市民の皆さんへいろいろな情報の架け橋としてひとつ届けていきたいと思いますが、変わっては身近な佐久市内の話題に行きたいと思います。
 今佐久市内での新しい道、常田赤岩線という言葉を聞いたことがあるでしょうか。以前、佐久市議会の一般質問で小林貴幸議員が正しておりましたが、佐久平駅の浅間口の方から小諸方面へ抜けていく道になります。本日は常田赤岩線を皆さんに知っていただきたくこのフリップボードをご用意させていただいたので、市長に解説いただきたいと思います。まず場所はこの辺りでしょうか。

・市長
 まずこちら、佐久平浅間小学校です。こちらは佐久平駅の浅間口になります。そして、この中部横断自動車道までにすでに道路が建設されています。田んぼの中の場所で、ボックスカルバートという、主に地中に埋設され、水路や通信線などの収容に使われる箱型のコンクリート構造物を経て、中部横断自動車道の西側まで行っています。もう突き抜けています。佐久平駅浅間口からこの常田赤岩方面で道路を作っていくというのは既定路線です。かつて中部横断自動車道を造る時からその計画はあり、それゆえに道路を途中までもう造ってあった。今後はこれを常田方面に伸ばして、さらに小諸方面へ繋げていくという形です。私どもはここを常田赤岩線と言っていますが、小諸の皆さんは佐久平駅アクセス線と言っています。つまり小諸の皆さんがスムーズに佐久平駅にアクセスできる道路ということです。この道路の意味というのは佐久平駅南が開発した今、全て行き先が決まりました。どなたが購入されるかが決まって今後2年間ぐらいをかけて建物が建っていく予定です。今もうだいぶ建ってきました。今は佐久平駅南に開発意欲が集中していますが、今後においては中佐都エリア・赤岩常田と既にもう開発意欲も高まっているところですが、今後も拍車をかけると思います。都市計画を入れ、きちんとした道路を造ることで都市開発が進んでいく。そうしないと行き止まりの道みたいなところが連続しているのでは困りますし、都市の形成とすれば少し不十分なものになるので道路をしっかり作っていくということが大事になると思います。その中で、この路線については10月31日午後6時30分から佐久平交流センターで説明会を行います。そして今度はルート帯となりますが、50メートルのルート帯からここからここまでのところを通りますよ、というような形にしていこうと、この線形は今年度中に決定していきたいと考えており、佐久市と小諸市の中に調整を図っているということです。

・アナウンサー
 それではもう一度、こちらで皆さんにご覧いただきたいと思います。場所のイメージとしては佐久平駅の浅間口側の、ちょうど田園地帯のところで中部横断自動車道の方に向かっている道になります。今は止まっていますけれどこの先を延長していく道路が、今お伝えしたように常田赤岩線ということです。今、佐久市と小諸市がいろいろな協議を続け、1日でも早い開通をということで動きがあるという話題をお伝えしてきました。これによって佐久と小諸がまたぐっと身近になりますね。

・市長
 そう思います。私どもとすれば安定的な発展をしていく中において、小諸市民の皆さんにも活用していただくまち、活用していただく駅になっていくことが私達の発展の未来予想図です。小諸市の皆さんも利便性を高めていただく道路になると思います。

・アナウンサー
 今後の行方にも注目です。二つ話題を道路に関して特集してきました。まずは静岡と長野県佐久を結んでいく夢の道路、中部横断自動車道の現在の状況などに関して、いよいよルートが決まったということ。

・市長
 先日、自由民主党本部で「中部横断自動車道渋滞対策」・「中部横断自動車道北部区間整備」・「中央東線高速化促進議員連盟」と、三つのテーマを行っています。長野県の自由民主党国会議員の先生方、東京、神奈川等の国会議員の皆さんで三つのテーマに関係する国会議員の先生方が集まって議員連盟を作っているのですが、そこには道路局長以下、国土交通省の幹部の皆さんもおいでになります。地元自治体も行きます。ここで、かねてより私どもは中部横断自動車道の早期のルート決定をお願いしてきましたので、このルートが決定したことをもって先ごろ御礼にと、私と大村南牧村長さんでお邪魔しお話をしてまいりました。長野4区で会長の後藤茂之代議士からは「これまで中部横断自動車道は山梨・静岡が先行しましたが、これからは北部です。これからは山梨・長野になります。本当に力を入れていきますのでこれから頑張りましょう」という話で、大変に力強い言葉をいただきました。

・アナウンサー
 我々市民としても1日も早い全線開通を願わずにはいられません。そしてこの高速道路が持つ力、これをぜひ佐久市の経済に生かしてもらいたいなど強く期待したいと思います。地元の町としてまずは精力的な要望活動に期待をしていますのでよろしくお願いします。今回も栁田市長にはいろいろなニュース・話題・トピックス、この時期の社会情勢などをお伝えしました。
 今日最後の話題は、望月エリアに長野西高校の望月サテライト校があります。こちらが今、非常に高い実績を上げているという情報を聞きました。

・市長
 元々、校舎は望月高校だったわけでありますが、現在は長野西高校望月サテライト校ということです。通信制の高校でありますけれど現在、在籍生徒数が155人ということです。正確に言うと199名が在籍をしていて、籍だけ置いて受講を今は控えていますという方もいる状態であります。しかし、これはかつての望月高校の生徒数よりもかなり多いということです。これも一つ、望月の地域活性化ということで非常に期待されているところであります。この高校の就職先として例えば、株式会社ミマキエンジニアリングです。

・アナウンサー
 東証の上場企業ですね。

・市長
 さらに、大学進学においても、地元の松本大学とか上田女子短期大学にも進学していますが、私の母校ですけど中央大学に進学をしているとも聞いています。実際に数学に熱心に取り組んでいる生徒さんがいて、真剣な授業への取り組みがあるようです。またボランティア、あるいは地域活動などや福祉関係、乗馬など、望月ならではの課外体験なども行われています。こういったところから様々な成績を上げてらっしゃるとのことです。特に卒業率は62.7%で通信制ではこれは脅威の数字であるそうです。通信制は高校での卒業率を5割切るというのが大体のところらしいですけれど、そういう意味ではこの通信制の望月サテライト校は長野県の中において大変成功した実例として、県外からの視察も結構多くおいでになっているそうです。

・アナウンサー
 これも学問・学業における新たな佐久市モデルと言ってもいいかもしれないですね。こういった高校を卒業された方には、より一層社会のために貢献されていくことを期待していきたいと思います。

・市長
 この通信制高校で学ぼうとしている方々は、本当に将来の担い手となる方ですので、こういった皆さんの活躍をぜひ応援をしていきたいと思います。

・アナウンサー
 そうですね、高校時代の思い出は一生の宝となりますからね。ぜひ皆さんこれからも自分の夢に向かって頑張ってください。ちなみに市長は確か野沢北高校を卒業されていますけれど、高校時代の思い出なんていうと何でしょうか。今だから言えることなどはありますか。

・市長
 私は応援団長ということをさせていただいたのですが、そのことが大変大きな思い出でもあります。また私は政治の道へのきっかけになったことに応援団長をしたことも、一つの大きな節目だったと思いますね。百瀬先生という体育の先生で3組だった先生に、「栁田、応援団長をやってみないか」と声をかけられました。このことの感動はね、とても大きかったです。期待されたものに対して応えたいという。それが大きな出来事です。

・アナウンサー
 高校時代の団長経験が今の市政運営にも活かされているということでしょうか。

・市長
 市政運営というか…政治の道に入る一つのきっかけのような気もします。

・アナウンサー
 やはりお名前も清二なだけに、政治に関する強い思いがあるということでしょう。

・市長
 応援団長のこと。そんなこともありました。

・アナウンサー
 今回もいろいろなニュースをお伝えして参りました。残り時間わずかとなってしまいあと30秒ほどですが、放送をご覧の大勢の皆さんに最後に市長からメッセージをいただけますか。

・市長
 インフルエンザが大変な猛威を振るっておりまして、泉小学校の学校閉鎖始め蔓延などが心配をされています。つきましては手指消毒、そして必要に応じたマスク。こういったところに気をつけていただきながらご対応いただきたいと思います。

・アナウンサー
 これから寒さも厳しくなりますので皆さんご注意ください。ここまでは栁田清二佐久市長にお話を伺いました。今月もありがとうございました。

・市長
 どうもありがとうございました。

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