「歩行ケア」「佐久市議会からの報酬審議会開催及び議員報酬に関する申し入れ」その他について(5月14日)
更新日:2019年6月27日
- アナウンサー
5月1日に新元号「令和」を迎えましたね。
- 市長
そうですね、新しい時代が幕開けとなり、大変前向きな明るい空気が街の中にも国内いたるところで感じられると思います。
- アナウンサー
この5月1日に、日本国佐久市、エストニア共和国サク市の姉妹都市協定調印式が執り行われましたね。
- 市長
そうなんです。昨今大変活発な交流が進んでいるエストニア共和国サク市と、私ども佐久市は友好都市であったんですが、これまでの活動をより深め活発化していくため、姉妹都市協定を締結しました。
私と小林貴幸前議長が、エストニア共和国サク市を訪問した時に、エストニア共和国サク市では、議会が始まる前にギャベルというハンマーを2回叩き、開会を知らせます。そして、この姉妹都市の記念に、ティート・ヴァヘノッム議長から佐久市議会にギャベルがプレゼントされました。それも、エストニア共和国サク市で育った桜の木で作ったギャベルです。先般、高橋良衛前議長が臨時議会開会時に、そのギャベルを使い開会宣告されていましたが、これも思い出深い一品になるんじゃないかと思います。
これは偶然なんですが、友好都市を結んだのは12年前の5月1日なんです。
- アナウンサー
そうなんですか。
- 市長
全く同じ日でして、12年一回りですから、ちょうど一回り前の時に友好都市提携をしていたというのは、これもすごく巡り合わせだなと思います。
- アナウンサー
ラジオマンとしては、ギャベルが佐久市議会の音になるわけじゃないですか。
- 市長
そうですね。
- アナウンサー
それが、友好都市から姉妹都市に変わったことによって、生まれて継続していく音ということになりますからね。
- 市長
いいこと言いますね、そうですよね。佐久市議会の音ですね。
- アナウンサー
この模様はNHKのおはよう日本でも全国放送されましたね。
- 市長
これは驚きましたね。
- 市長
私どものアドバイザーの元駐エストニア日本国大使の甲斐さんが祝辞で、「令和元年 新しく令和が始まって新しい時代になって、国際交流を始めた第一号が両佐久(サク)市です。」とおっしゃってくださいました。それはとても嬉しい祝辞でした。そんなタッチでNHKさんが取り上げてくださったと思うんです。ちなみに余談ですが、NHKは日本放送協会というじゃないですか。日本放送協会という字が渋谷区神南の石に刻まれているんですが、その字は望月の比田井天来が書いたんです。
- アナウンサー
本当ですか?これは佐久の豆知識ですよ、皆さん。
- 市長
比田井天来が書いた、日本放送協会。
日本放送協会と書くということは、当時の日本一の書家と言っていいと思うんです。
- アナウンサー
そうですよね。これは、朝から話題になる、誰かに伝えたいネタをいただきました。ありがとうございます。
5月1日、令和が始まったわけですが、3日から5日の佐久バルーンフェスティバルも盛り上がりましたね。
- 市長
そうですね。本当に心配していました。去年が大変厳しい天候で、3日間のうち3日目に本当に切羽詰まって30分繰り上げで1回だけ飛んだんです。今回は本当に好天に恵まれ、3日間とも飛べましたし、5月4日のバルーンイリュージョンに関しては3年ぶりの成功でした。
- アナウンサー
はい。私も仕事にプライベートに満喫しましたが、やっぱりバルーンイリュージョンの時に北斗の拳バルーンが注目集まっていましたよね。
- 市長
映えますよね。すごい迫力があるじゃないですか。私はTwitterをやっているんですが、Twitterでやった場合、絵に見えちゃうんですよね。大きさがなかなか表現しづらく、動画も使ったりしましたが、ご覧いただくと、思っている以上の迫力なんです。
- アナウンサー
本当ですよね。武論尊先生もお披露目式に出席いただき、素敵なお言葉もありましたけど、原先生の画力も、実物を見て分かるところってすごくありましたよね。
- 市長
そうですよね。武論尊先生はブラックジョークも操れる素晴らしい方なんですが、基本的に謙虚なんです。お考えとか姿勢とか、そういう意味では、このバルーンを作ったことをすごく喜んでくれています。それは、地域の皆さんが喜んでくれていることを喜んでくださっているという感じなんですよね。それで、係留だったんですが、北斗の拳バルーンに乗っていただいた時に、こんな素晴らしいバルーンを作っていただいたので、今度はフリーフライに乗っていただいたらどうですかねって言ったら、そこまでは信用していないんだそうです。
- アナウンサー
面白いですね、武論尊先生。
- 市長
素晴らしい方です。
- アナウンサー
北斗の拳バルーン、佐久鯉まつりも盛り上がりました。
- 市長
そうですね。観光協会の井上会長はじめ皆さんに知恵を重ねてもらって、子供の健全育成を願う神事とか、泣き相撲大会とか、いろいろ復活したりしているんです。
- アナウンサー
令和最初のバルーンフェスティバル、佐久鯉まつり。
- 市長
最高のスタートを切れたんじゃないかと思います。
- アナウンサー
本日の話題にいきたいと思います。まずは歩行ケアについて。
- 市長
歩行ケアというのは非常に注目されていて、地元のマイクロストーン株式会社さんを中心に行っています。私が大変驚いた結果で、佐久平浅間小学校で行ったデータなんですが、ジャイロセンサーを使った歩行を計測して、正しい歩き方をしましょう、バランスの良い歩き方をしましょうと指導するんです。高齢を迎える皆さんには転倒予防には有効で、家の中で転んでしまうのは大きな課題ですし、腰痛とか膝の痛みなどにも効くということで推奨しています。加えてお子さんについては健全な育成ができるということなんです。
9月は、保健室が混むんだそうです。
- アナウンサー
なぜですか?
- 市長
夏休み明けということが影響しているのか、4月と9月が混むそうです。データを取った年のものを見ると、去年の擦り傷137件に対して今年77件なんですよ。
- アナウンサー
結構減っていますね。
- 市長
これは歩行ケアの効果と推測されています。
- アナウンサー
転ばないからということですね。
- 市長
そうなんです。骨折、捻挫に関しては30件あったものが、昨年度は11件だったんです。これはもう少しエビデンスを重ねないと正確なところは分からないですが、でもこういうことが証明されてくるとすると、相当の効果があると思いませんか?
- アナウンサー
思います。
- 市長
すごいですよね。子供が怪我をしない方法のひとつに、歩き方ちゃんとしようねってことですからね。
- アナウンサー
今まで、そういうのはあまり聞いたことないですよね。
- 市長
歩行ケア協会という社団法人を作っていますが、これはマイクロストーンさん中心でやっていますけれども、そういう意味でこういうことを普及しているんですよ。
- アナウンサー
年齢を重ねての歩行ケアというのは分かりますが、子供たちにも有効なんですね。
- 市長
そうなんです。なかなか素晴らしい取り組みをしていまして、これは佐久の際立ち、ひとつの特長にしていきましょうということで、佐久市の健康長寿ブランドの中心に据えていることなんですね。
- アナウンサー
歩行ケアについて、皆さん着眼していただきたいと思います。
続いては、佐久市議会からの報酬審議会開催及び議員報酬に関する申し入れについて、お願いします。
- 市長
議会の皆さんからご要望をいただいたところなんですが、今、市議会の皆さんの議員報酬というのは、1ヶ月34万9千円です。そして今、議員のなり手不足が課題になっていまして、佐久市においても、なり手不足という部分に関してはぎりぎりのところがあります。周辺を拝見しましても、小諸市も無投票ということでした。軽井沢町においては、一人オーバーだったんですが、結果的には定員割れしてしまった。この理由というのは、最後に入った方が法定得票数に満たなかったってことなんです。例えば20議席で21人立候補していて20番なら必ず当選じゃないんです。一定数入らないと当選にならないんです。いずれにしましても、なり手不足と報酬が密接に関係しているという指摘があるんです。
その一方で、しっかり仕事してくださいよという意見もあるんです。しっかり仕事をしてくださるならば、しっかりとした報酬があってもいいと思います、という方は多いと思います。そういう中で、手話言語条例というのがあります。
(手話: 「私の名前は栁田です。」 )
手話も言語ですよということで行っているんですが、長野県の77市町村の中で、このことを条例化しているのは佐久市だけです。これは佐久市議会議員の皆さんが作った条例なんです。例えば、佐久市議会議員の皆さんは何やっているか分かりませんと言う人がいるかもしれない。ただ、ろうあ者の皆さんからすれば、自分達の手話を言語として認めてください、公の場においては手話を活発に使ってください、そうでないと私達に伝わって来ないので是非お願いします、というのは悲願だったんです。この悲願だったものを、市長じゃなく議員の皆さんがこれは必要なんだというのを、勉強に勉強を重ねてその皆さんとも話をしながら、市の行政ともすり合わせをしながら、これを条例化しました。これは77市町村で一個だけ、佐久市だけです。
- アナウンサー
すごいことですよね。
- 市長
ろうあ者にとっては、佐久市議会が自分の人生を変えるような仕事をしたんです。このことはもっとアピールしてもいいと思うんですけど、こういったことを重ねていく議会であれば、私は報酬というものについてしっかりとした議論をしなければならないと思っています。私自身思っているのは、例えば議席の席を減らしたほうがいいと思っている人がいらっしゃると思いますが、私はあまり賛成じゃないんです。その理由は、議席の数というのは、市民の権利なんです。だって自分の代弁者なんですから。自分が投票した人が自分の代わりにこの街をよくする、ルールを作っていく、税金の使い道を考えていくということをやっていく、ということは市民の権利なんです。近所のおじさんが出ることがいいとか悪いとかそういう話じゃないです。そういう意味で言うと、自分達の権利、市民の権利というのは議員さんなんです。議席の数もそうですし、議員さんの待遇を良くするということも、より優れた人が出ていくためには必要なことだと私は思います。その中において、それに見合った方を出してもらうということを、是非市民の皆さんにはお願いしていただきたいと思います。今、議員の皆さんからご要望がありましたのは、現在の34万9千円から40万5千円にしてくださいということです。この金額は、全国に9万~10万人都市が28都市あるんですね。28都市のうち佐久市は27番目なんです、下から2番目です。そういう意味で言うと、同じ都市の規模からするとだいぶ少ないという考えなんです。今後、報酬審議会にかけてまいりますけれども、これは決定ではないですが、議会の皆さんの総意です。すべての市議会議員の皆さんがまとまって、これは自分達のという言葉を含んではいますが、未来の議員さんのために待遇を整えていこうということに関しては真剣に受け止めていただきたいと、私自身も当然受け止めるんですが、議会の皆さんが全会一致で要求することってすごい重いことです。代議制をとっている以上は、全市民が要望しているともとれるんですね。そういう意味では、大変に重要に重く受け止めて対応していきたいと考えています。
- アナウンサー
佐久市議会からの報酬審議会開催および議員報酬に関する申し入れについてお話いただきました。
さあ市長、リクエスト曲一曲お願いしたいと思います。
- 市長
日向坂46の『キュン』という曲です。デビュー曲ということですが、史上最高売り上げを記録した曲です。今までの記録を一週間かけて売った枚数を1日で更新してしまったこの日向坂46の『キュン』という曲ですが、このミュージックビデオの撮影で使われたのが佐久市総合運動公園陸上競技場ということで、ご覧になりましたか?
- アナウンサー
いえ、僕はまだ見ていません。
- 市長
素晴らしい映像ですよ。日向坂は素晴らしいアーティストなんですが、その皆さんがお選びいただいたミュージックビデオの後半部分なんですが、後半部分の青空と青いフィールドですごいきれいな映像ですので、ミュージックビデオはいろんな場面で見られます。ネットでも見られるので是非ご覧ください。
- アナウンサー
はい、私も見たいと思います。
それでは市長、曲紹介をお願いします。
- 市長
はい、それでは日向坂46の『キュン』です。
【 ♪キュン 】
- アナウンサー
胸がキュンキュンしますね。キュンキュンキュンキュンしちゃいますよ。この曲のミュージックビデオに佐久総合運動公園陸上競技場が使われているわけですね。
- 市長
そうですね。この中心メンバーの柿崎さんっていう方が千曲市ご出身なんです。そのお父さんは、私はよく存じ上げている方で、お電話いただいて、いろいろPRしていただいてありがとうございましたなんておっしゃっていただいて、詳しくは存じ上げないんですが、嬉しかったなというニュースです。
- アナウンサー
皆さんも是非聴いてキュンキュンしていただきたいなと思います。
市長からのリクエスト、日向坂46の『キュン』でございました。
最後に市民の皆様に一言お願いします。
- 市長
はい、ゴールデンウィーク10連休が終わりました。交通死亡事故ゼロ緊急非常事態宣言を行っていましたが5月10日で終了いたしました。しかしながら、大変悲惨な交通事故が全国から報告をされています。是非とも交通安全には注意をしていただき、スロードライブ、スロードライブをするためには5分早起きをすれば行いうる運動でありますので、是非努めていただきたいなと思います。交通安全には是非ご注意いただきたいと思います。