「関所破りの桜」2025桜情報(見ごろになりました)<五郎兵衛記念館>
更新日:2025年4月11日
桜だより
令和7年(2025年)の「関所破りの桜」も見ごろになりました。
暖かい日が続いており、開花が進みました。見ごろはしばらく続きそうです。
2025.04.11
[4月7日の桜だより]
今年、令和7年(2025年)も桜の情報をお届けします。
「関所破りの桜」の蕾がほころび始め、全体がピンク色に染まっています。
2025.04.07
4月11日(金曜)桜が見ごろになりました
見ごろになりました
花の色もきれいです
桜と記念館
4月7日(月曜)桜の蕾がほころび、咲き始めました
咲き始めました
蕾がほころびはじめました
桜と記念館
五郎兵衛記念館の「関所破りの桜」について
五郎兵衛記念館の庭先には佐久市天然記念物に指定される「関所破りの桜」と呼ばれる枝垂れ桜があります。この桜は樹齢推定250年、幹回り3.5メートルもあり、佐久平と浅間山を背景とする一本立ちの桜はここでしか見られません。
三河田新田・市村新田・五郎兵衛新田の開発を成功させ、その後何ら私することがなかった五郎兵衛に感謝した村人たちは、彼の没後100年目の年に神社を創建しますがその時、五郎兵衛の故郷・群馬から桜の苗木が記念樹として贈られます。「関所破りの桜」の名は、苗木を貰いに行った村人達が通行手形を所持していなかったにも関わらず、五郎兵衛の偉業に関所役人は村人達を温情で通関させたという、言い伝えに由来します。
地元ではこの桜の開花に合わせて水稲の苗代作りを始めたことから「苗代桜」とも呼ばれています。また古記録によると、東大寺大仏殿復興で有名な良弁和尚が開基し、市川家にゆかりのある慈眼寺からもたらされた桜であるため「慈眼桜」とも呼ばれます。歴史の不思議さを感じさせてくれる桜です。
また桜の木に隣接する五郎兵衛記念館は、江戸時代の始めにこの地に用水を引き、豊かな水田をもたらした市川五郎兵衛をはじめとする佐久を開いた先人たちを偲ぶことができる資料を展示しています。学習の場としても楽しめる隠れた観光スポットです。詳細は五郎兵衛記念館をご覧ください。
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