令和7年度銀河連邦子ども留学交流事業 実施報告

更新日:2025年10月27日

令和7年度銀河連邦子ども留学交流事業 実施報告
(ノシロ共和国開催)

1 実施目的

銀河連邦共和国の子どもたちが一堂に会し、体験交流等を通じて友情の輪を広げるとともに、各共和国への理解と関心を深める機会とする。

2 主催

佐久市・佐久市教育委員会

3 主管

佐久市少年センター育成推進協議会

4 実施期日

令和7年7月30日(火曜)~8月1日(木曜)2泊3日

5 実施会場

秋田県能代市(ノシロ共和国)
宿泊場所:能代山本スポーツリゾートセンター「アリナス」

6 参加者

サク共和国(長野県佐久市)児童4名引率2名
タイキ共和国(北海道大樹町)児童4名、引率2名
サンリクオオフナト共和国(岩手県大船渡市)児童4名、引率2名
カクダ共和国(宮城県角田市)児童4名、引率2名
ウチノウラキモツキ共和国(鹿児島県肝付町)児童4名、引率2名
サガミハラ共和国(神奈川県相模原市)児童4名、引率2名
ノシロ共和国(秋田県能代市)児童7名、スタッフ10名
合計 児童31名、引率・スタッフ22名

7 活動内容

月日 内容
7月30日(火曜) 歓迎レセプション(各共和国紹介)・班集会
7月31日(水曜) モデルロケット製作、打ち上げ
子ども館見学、JAXA能代ロケット実験場見学、能代バスケミュージアム見学、天空の不夜城展示会場見学
お別れ会・名刺交換
8月1日(木曜) 各共和国との別れ

8 活動の様子

1日目

7月30日(火曜)、佐久平駅から新幹線や特急電車を乗り継ぎ6時間かけて、ノシロ共和国(秋田県能代市)に到着しました。到着後は宿舎に移動し、歓迎レセプションを行いました。歓迎レセプションでは夕食を食べながら各共和国紹介を行い、他の共和国の子どもたちにサク共和国のいいところを知ってもらうきっかけになりました。

秋田駅に到着。なまはげや秋田犬のモニュメントを見て、秋田県に来たことを実感しました。

秋田駅からバスに揺られてノシロ共和国へ到着。ノシロ共和国の子どもたちが歓迎してくれました。

ノシロ共和国に到着後、歓迎レセプションを行いました。そこで、各共和国ごとに自己紹介や自分たちの共和国の紹介を行いました。

2日目

2日目は、まず初めに、モデルロケットの製作・打ち上げ体験をしました。自分が作ったロケットにエンジンを取り付け、発射させました。ロケットは想像以上に空高くまで飛び、大歓声が上がりました。
その後、子ども館やJAXA能代ロケット実験場、能代バスケミュージアム、天空の不夜城展示会場の見学をしました。
活動終了後、お別れ会を行い、名刺交換を行いました。

モデルロケットの製作です。好きな色を塗ったり、絵を描いたりしてオンリーワンのロケットが完成しました。

いよいよ自分が作ったロケットの打ち上げです。ロケットは想像以上に空高くまで飛びました。

子ども館を見学しました。プラネタリウムを鑑賞したり、館内でロケットの展示を見たりしました。ノシロ共和国では、ロケットが身近なものだということに驚きました。

JAXA能代ロケット実験場を見学しました。イプシロンロケットなど様々なロケットの実験場として活用されているそうです。
また、隣接する日本海には、洋上の水力発電がたくさんありました。海がない長野県民である私たちにとっては、見慣れない景色ですごかったです。

能代バスケミュージアムを見学しました。能代市はバスケの街だそうです。

天空の不夜城という日本一の高さを誇る大型灯籠が能代の街を練り歩くお祭りがあるそうで、その灯籠を見学しました。24mもの灯籠はとても大きく、迫力がありました。

夕食後、お別れ会をしました。そこで一人ひとりが持ち寄った名刺交換をしました。

3日目

能代市から特急電車や新幹線を乗り継ぎ佐久平駅へと帰ってきました。
2泊3日と短い期間でしたが、仲良くなった友達とお別れをするのはとても寂しかったようです。たくさんの思い出ができました。

ノシロ共和国の子どもたちがお見送りをしてくれました。

6時間かけて能代市から佐久平駅へ帰ってきました。

作文から一部抜粋

〔佐久平浅間小学校 K.A 〕
能代で体験したことをしょうかいします。一つ目は、ロケットを作って飛ばしたことです。そのロケットに使うエンジンは日本に少ししかないと知りびっくりしました。できあがったロケットをみんなで飛ばしたら、なぜかぼくのだけ高く飛んでしまって屋根の上に乗ってしまい取ってもらいました。

〔中佐都小学校 M.S 〕
私は銀河連邦でいい思いでを作りました。子ども館はロケットとかいろいろおいていました。ロケット実験場はとても広くて、今作っているロケットもあった。天空の不夜城とかバスケミュージアムも書けないぐらいにすごかった。また秋田に行きたいなと思います。

〔中込小学校 A.K 〕
私が1番いんしょうにのこっているのは、子ども館で見た、プラネタリウムです。どうやってせいざができたのかやドラえもんを見たりいろいろな事が知れました。そして、太陽よりも何倍も大きいほしがたくさんあるなんてびっくりしました。もう太陽より大きいほしなんてないと思っていたからです。これが自分が1番いんしょうにのこっていたプラネタリウムです。

〔臼田小学校 S.T 〕
私は、2日目のロケットの打ち上げがすごく感動しました。ペンシルロケットが空に向かって30~40mも飛んで行ってくれて、自分の作った物でも、しっかりと飛んだのがすごくかっこ良かったのを覚えてます。そして同じく2日目の、天空の不夜城を見たときに、すごくきれいだったのが思い出です。

引率からのひとこと

今回の銀河連邦子ども留学交流は、秋田県能代市で行われました。佐久平駅から新幹線や特急電車を乗り継ぎ6時間の長旅でした。到着した能代市では、モデルロケットの製作・打ち上げやJAXA能代ロケット実験場の見学、天空の不夜城の見学等、今まで知らなかった秋田の良いところをたくさん知ることが出来ました。また、各共和国の子どもたちはあっという間に仲良くなり、子どもたちの柔軟性や適応力に驚きました。
各共和国にはそれぞれJAXAの施設がありますが、ロケットに関連する施設が多く、パラボラアンテナがあるのはサク共和国のみということで、自分たちの街を誇りに思えました。
今後もこの銀河連邦子ども留学交流が益々活発化し、共和国間の結束がさらに深まることを心から願っております。
この交流事業の開催に際し、様々な企画を計画し、温かく出迎えてくださったノシロ共和国の皆様に感謝申し上げます。

電話:0267-62-0671(生涯学習係・青少年係)0267-66-0551(公民館係)
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