【PMH(Public Medical Hub)先行実施事業】マイナンバーカードを福祉医療費受給者証として利用できるようになりました
更新日:2025年4月30日
現在、デジタル庁において、福祉医療費受給者証を持参せず、マイナンバーカードで医療機関や薬局を受診できる「PMH(Public Medical Hub:自治体・医療機関等をつなぐ情報連携システム)」の整備が進められています。
令和6年度、佐久市においても先行実施事業に応募し採択され、令和7年3月24日(月曜)から運用を開始しています。
事業内容
対象となる制度
- 子ども福祉医療費給付事業
- ひとり親家庭等福祉医療費給付事業
- 障がい者福祉医療費給付事業
- 妊産婦福祉医療費給付事業
事業内容
佐久市がシステム改修等を行い、PMHに対象制度の受給者資格情報を情報連携できるようにすることで、マイナ保険証を利用する市民の方が、長野県内のマイナ受給者証対応医療機関や薬局[注釈1]を受診する際に、マイナンバーカードを福祉医療費受給者証として利用できるようになります[注釈2、3]。
[注釈1]マイナンバーカード1枚で、健康保険証と福祉医療費受給者証の両方に対応できる医療機関や薬局を指します。対象制度の受給者証のオンライン資格確認を行うには、医療機関及び薬局のシステム改修が必要です。
[注釈2]紙の受給者証の交付をただちに廃止するものではありません。
[注釈3]先行実施期間中のため、受診時は紙の受給者証も併せてご用意ください。
本事業実施のメリット
市民の方:紙の受給者証を持参する手間が軽減し、紛失リスクや持参忘れ、再来院を防止できます。また、マイナポータル上で受給者証の資格情報を確認できるようになります。
医療機関及び薬局:受給者資格確認のオンライン化により、受給者証の資格情報の手入力が不要になるとともに、最新の受給者証資格情報を確認することができます。
医療機関、薬局での利用方法
医療機関等[注釈4]を受診する本人のマイナンバーカードが必要です。
医療機関等に設置しているマイナンバーカードの読み取り機に表示される【医療費助成の各種受給者証を利用しますか】の画面で、《利用する》を選択してください。
[注釈4]長野県内のマイナ受給者証対応医療機関及び薬局にて利用可能です。ただし、先行実施期間中のため、受診時は紙の受給者証も併せてお持ちください。
個人での利用方法
PMHの利用に当たっては、PMH独自の申請は不要ですが、マイナンバーカードによるマイナ保険証の登録が必要です。
マイナ保険証として登録されている場合は、マイナポータル上で受給者証の資格情報を確認できます。
佐久市内のマイナ受給者証対応医療機関等
・佐久市立国保浅間総合病院(佐久市岩村田)
・荻原医院(佐久市岩村田)
・坂戸クリニック(佐久市中込)
・関口内科クリニック(佐久市中込)
・御影歯科医院(佐久市中込)
・樫山歯科医院(佐久市長土呂)
・佐久歯科医師会休日救急歯科診療所(佐久市中込)
・あべ歯科医院(佐久市岩村田)
・おぎはら歯科医院(佐久市取出町)
・きくち歯科クリニック(佐久市中込)
・小平大行薬局(佐久市野沢)
・コスモス薬局(佐久市岩村田)
・浅科薬局(佐久市桑山)
・オレンジ薬局(佐久市佐久平駅北)
・ほのぼの薬局(佐久市岩村田)
・シンサン薬局(佐久市中込)
・スマイル薬局(佐久市岩村田)
・長土呂てんじん薬局(佐久市長土呂)
※令和7年4月15日現在
※順次拡大予定です。
佐久市内の医療機関及び薬局の皆様へ
日頃から、福祉医療費給付金事業の推進におきまして、ご理解とご協力をいただきまして誠にありがとうございます。PMH先行実施事業を進めるに当たっては、佐久市のシステム改修のほか、医療機関及び薬局のレセコン改修が必要となります。本事業は、多くのメリットがあり、また、レセコン改修に対する国の補助金制度もありますので、レセコン改修のご検討を引き続き宜しくお願いいたします。
※令和7年4月23日追記※
PMH(医療費助成)に接続するために必要となるシステム改修費(マイナンバーカードの診察券利用のためのシステム改修を含む)の令和6年度の補助制度は終了しました。なお、厚生労働省の令和6年度補正予算において同内容の補助金を念頭に置いた予算が計上されました。厚生労働省から詳細が公表され次第、お知らせします。
PMHに関する補助金などの最新情報については、下記ページにてご確認ください。
デジタル庁「自治体・医療機関等をつなぐ情報連携システム(Public Medical Hub:PMH)」(外部サイト)
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