食中毒注意報
更新日:2025年7月25日
長野県から夏期食中毒注意報が発令されました。
食中毒注意報は、食中毒の発生を未然に防止する目的で、食品関係事業所や県民の皆さんの注意を喚起するため、県が発令するものです。
現在、気温・湿度ともに高い気象条件が続いており、食中毒の原因になる細菌が非常に増えやすくなっています。
細菌による食中毒を防ぐためには、原因菌を「つけない、増やさない、やっつける」ことが重要です。
以下のことに注意して、食中毒を予防しましょう。
調理の際の注意点
<調理の前の下準備>
- ゴミや不要なものは片付けておきましょう。
- 清潔なまな板、包丁、ふきん等を用意しましょう。
- 調理前や肉・魚を触った後は、手を石けんで十分洗いましょう。
- 凍結している食品を調理台に放置したまま解凍するのはやめましょう。
- 料理に使う分だけ解凍し、解凍が終わったらすぐ調理しましょう。
- 解凍した食品を使わないからといって、冷凍や解凍を繰り返すのは危険です。
<調理>
- 肉や魚などの汁が、果物やサラダなど生で食べる物や調理の済んだ食品にかからないようにしましょう。
- 生の肉や魚を切った後、洗わずにその包丁やまな板で、果物や野菜など生で食べる食品や調理の終わった食品を切ることはやめましょう。洗ってから熱湯をかけるなど消毒して使うことが大切です。
- 包丁やまな板は、肉用、魚用、野菜用と別々にそろえて、使い分けるとさらに安全です。
- 加熱調理をする場合は十分加熱しましょう。特に、ハンバーグや調味液に漬け込んだ肉は、肉の中心部まで食中毒菌に汚染されていることがありますので注意が必要です。(めやすは中心部分の温度が75℃で1分間以上)
「夏期食中毒注意報」(第2回:7月25日から7月27日まで)を発出しました~調理の際の注意点~(外部サイト)
食品の購入・保存の注意事項
<食品の購入>
- 表示のある食品は、消費期限などを確認しましょう。
- 肉や魚などの生鮮食品は最後に買い、水分がもれないようにそれぞれ分けてビニール袋などにいれましょう。
- 保冷材や保冷バッグを利用し、購入後は寄り道せず持ち帰りましょう。
<食品の保存>
- 冷蔵や冷凍の必要な食品は、持ち帰ったらすぐに冷蔵庫や冷凍庫にいれましょう。
- 冷蔵庫や冷凍庫に詰めすぎないようにしましょう。
- 冷蔵庫内の温度でも増殖することができる細菌も存在します。
- 長期間の保存は避け、できるだけ早めに食べるようにしましょう。
「夏期食中毒注意報」(第1回:7月16日から7月18日まで)食品の取扱いに注意しましょう(外部サイト)
担当係:保健予防係
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