令和7年度ゲートキーパー養成研修会を実施しました

更新日:2025年11月10日

佐久市では、ゲートキーパーに必要な知識や、悩みを抱えた方への接し方などを学べる「ゲートキーパー養成研修会」を毎年開催しています。
研修会は、ゲートキーパーの基本的なことを学べる「初級編」と、さらなるステップアップを目指す「中級編」、2年に1度開催される「フォローアップ編」(佐久市民のみ対象)に分けて実施します。
(この研修会は、佐久地域定住自立圏形成協定に基づき実施します。)

「死にたい」「消えたい」と言われたらどう対応すればいいんだろう・・・
相手の話を聴くときは、どんなことに気をつければいいの?

支援の場での具体的な聴き方や話し方を学んでみませんか?

令和7年度 ゲートキーパー養成研修会

初級編

開催日

令和7年10月27日(月曜)13:30~15:30

会場

佐久平交流センター 第5会議室

参加者

57名 (市内:18名、市外:39名)

内容

・研修1ダウンロードのリンク 新規ウインドウで開きます。「自殺の実態とゲートキーパーについて」(PDF:4,510KB)
[講師] 佐久市役所 望月支所 健康づくり推進係 東かおり保健師
全国・佐久保健所管内でみた自殺の傾向、自殺を防ぐために知っておきたい基礎知識、ゲートキーパーの役割についてお話いただきました。
・研修2ダウンロードのリンク 新規ウインドウで開きます。「心の健康の理解~うつ病・アルコール問題を中心に~」(PDF:4,948KB)
[講師] 独立行政法人 国立病院機構 小諸高原病院 院長 村杉謙次 氏
うつ病とアルコール問題を中心に、それぞれの症状に併せ、ゲートキーパーとしての声のかけ方や関わり方のポイント、自殺に至る心理について事例を踏まえお話いただきました。

中級編

令和7年11月28日(金曜)実施予定

フォローアップ編

令和8年度実施予定

対象者

令和7年度、8年度にゲートキーパー養成研修会「初級編」「中級編」両方を受講した佐久市民の方

「ゲートキーパー」を知っていますか?

ゲートキーパーとは、悩んでいる人に気づき、声をかけ、話を聴き、必要な支援につなげ、見守る人のことで、自殺を予防する命の門番です。特別な資格は必要ありません。家庭や地域、職場などの場面で、誰でもゲートキーパーになることができます。

ゲートキーパーに大切なこと

気づき

身近な人の「眠れない」「食欲がない」「口数が少なくなった」など、"いつもと違う様子"に気づいたら、声をかけるタイミングです。声をかけて「心配している」というメッセージを伝えましょう。
一見、他人には幸せそうに見えることでも、生活等の変化は、本人にとっての悩みの引き金になる場合があります。
<声かけの仕方に悩んだら…>
・眠れていますか?
・どうしたの?なんだか辛そうだけど…。
・何か悩んでる?よかったら、話して。
・元気なさそうだから心配してたんだ…。

傾聴

話をじっくり聴きながら、本人の気持ちを肯定的に受け止めましょう。
<傾聴のポイント>
・相手の話をじっくりと聴きましょう。
・相手の考えを受け入れられない状況でも、諭したり、とがめたりせず、気持ちを受け止めましょう。
・相手の気持ちを思いやり、共感しましょう。
・相手のペースに合わせて話を聴きましょう。
・「沈黙」も大切な時間です。静かに待ちましょう。

つなぐ

本人の抱えている問題を整理して、必要な支援者や相談機関に繋げます。相手のペースに合わせて無理に勧めないよう支援します。

見守る

心身の健康を回復するには時間がかかります。専門機関につなげた後も、すぐに問題が解決するわけではないので、支援が途切れることのないように寄り添いながら見守ることが大切です。

ゲートキーパーについてさらに知りたい方はこちら

担当係:健康増進係

PDF形式のファイルを開くには、Adobe Acrobat Reader DC(旧Adobe Reader)が必要です。
お持ちでない方は、Adobe社から無償でダウンロードできます。
Get Adobe Acrobat Reader DC (新規ウインドウで開きます。)Adobe Acrobat Reader DCのダウンロードへ

電話:0267-62-3196(健診推進係)、0267-62-3527(保健予防係)、0267-62-3189(健康増進係)、0267-63-3781(口腔歯科保健係) 、0267-62-3524(保健医療政策係)
ファックス:0267-64-1157

お問い合わせはこちらから