令和6年度 中学生海外研修(モンゴル国・エストニア共和国)研修生報告
更新日:2024年10月31日
佐久市では、平成元年に国から交付された「ふるさと創生資金」を「佐久市ふるさとづくり基金」として積み立て、その基金の活用により、次代の佐久市を担う人材を育成するための「佐久市ふるさと創生人材育成事業」を実施しています。中学生を対象とした今年度の海外研修は、姉妹都市であるモンゴル国ウランバートル市スフバートル区とエストニア共和国サク市において実施しました。
今回この海外研修に参加した研修生の感想を紹介します。
また、詳しい研修報告につきましては、ホームページに引率団長の報告を掲載いたしますので、そちらもご覧ください。
なお、研修生の報告につきましては、報告書(冊子)を令和7年3月頃に各地区の支所や図書館、公民館へ配布する予定です。是非ご覧ください。
中学生海外研修(モンゴル国)の概要
この研修は、佐久市の中学生がモンゴル国ウランバートル市にあるスフバートル区を訪問し、遊牧民のゲルや一般家庭でのホームステイ、子ども交流会を通して相互理解を深めるとともに、乗馬体験やゲル作りなどを通してモンゴル国の風土や文化を肌で感じることで、国際的視野を広げることを目的とした研修です。
- 研修生・・・市内中学生8名
- 事前研修・・・8回
- 本研修・・・7月30日(火曜日)から8月6日(火曜日)までの8日間
研修生の感想
(誤字・脱字以外は原文のまま掲載しています。)
野沢中学校 1年 山田 大希
『モンゴル研修を通して』
今回の研修は、昨年大好きだったドラマの撮影地だったモンゴルンにはとても興味があり、参加を決めました。「百聞は一見に如かず」という言葉を聞いていましたが、本当にその通りでした。
参加が決まってから、初めてなことがたくさんあった3か月間でした。
海外へ行くこと、家族と1週間離れること、モンゴルについて勉強することも初めてだったし、研修生もみんな初対面でした。血液検査やパスポート申請なども初めてやりました。
現地ではもちろんすべてのことが初めてでした。ホームステイやキャンプは少し大変だったけどいい経験になりました。遊牧民のゲルはとても立派で驚きました。みんなで一緒に買ったサングラスは大切な宝物になっています。
初めて乗ったものもありました。セグウェイのようなもの、馬やラクダ、2人乗り自転車などです。ラクダのこぶは思っていたよりかたかったです。
滞在中、初めて会う人たちが自分のために動いてくれることや伝えてくれることがたくさんありました。ときどき片言の英語を使ってみたり翻訳アプリを使いながら、特にホストファミリーには本当に助けてもらいました。
野沢中学校 2年 井出 叶望
『モンゴル研修を通して』
私はこの研修を通して、日本では経験できない多くのことを学ぶことができました。モンゴルは乾燥地帯です。モンゴルを象徴するゲルは、日本のような湿気の多い環境では耐えられず1年ももたないそうです。インフラは発展途上でシャワーの温度は適温にする調節することが難しく、冷水シャワーを浴びることがほとんどでした。トイレはウォシュレットがなく、水流が弱いので紙を流すことができないため近くのゴミ箱に捨てます。どれも日本ではできない経験です。
市内見学で行ったノミンデパートや生活市場見学はとても楽しかったです。モンゴルには電車がなく移動距離が長い場合は、バスか車で移動します。しかし、渋滞が多いため通勤などの短い距離では、電動キックボードやバイクが交通手段として車と同じくらい使われています。日本では、免許がないと電動キックボードに乗ることができないのですが、モンゴルでは必要なく、乗せてもらうことができ、とても楽しかったです。
在モンゴル大使館を訪問し、菊間次席と北澤医務官のお話を聞き、「世界へ飛び出していってください。」とお言葉をいただきました。
モンゴルで出てくる料理は、羊肉と乳製品が多く、羊肉は食べられましたが、乳製品は好き嫌いが分かれると思います。ちなみに私は、好きではありませんでした。
モンゴルの友だちとも仲良くなりました。研修生の仲も深まりました。時間があればすぐに集まってしまうほどです。友だちがたくさんできてよかったです。モンゴルの友だちにたくさんモンゴル語やモンゴルの料理の名前を教えてもらいました。日本語もたくさん教えました。
野沢中学校 2年 島田 麟太郎
『モンゴルに行ってきて』
ホストファミリーとの交流を通じて彼らの価値観や生活習慣について学びました。モンゴルでは、家族や友人との絆が非常に大切にされており、特におもてなしの文化が根付いています。僕たちがゲルに滞在している間、ホストファミリーは毎晩僕たちのために特別な食事を用意してくれました。食事の際には、必ず「スーテーツァイ」と呼ばれるお茶を振舞ってくれ、これがモンゴルの伝統的な飲み物であることを教えてもらいました。スーテーツァイは、牛乳や羊乳などと塩、お茶を混ぜたものでミルクティーに味が近く、温かくなってほっとする味わいです。
また、モンゴルの博物館にも訪れ、国の歴史や文化について学びました。古代の武器や衣装、遊牧民の生活道具なども展示されており、モンゴルの歴史を肌で感じることができました。特に遊牧民の生活やモンゴル帝国の栄光についての展示はすごく勉強になりました。モンゴルへの理解を深める良い機会になりました。例えば、言語の壁に直面することが多く、時にはコミュニケーションがうまくいかないこともありました。しかし、ホストファミリーは伝えようとする努力を理解し、身振り手振りや簡単な英語を使ってコミュニケーションを図ってくれました。このような経験を通じて、言葉だけではなく心で通じ合うことの大切さを学びました。また、食事の際に「いただきます。」と言う習慣がない外国の文化に触れ、私たちの食事に対する考え方の違いを実感しました。このような文化の違いを理解することで、私たち自身の価値観や習慣についても考えさせられる良い機会となりました。
異文化に触れる事で、自分自身の視野が広がり、また、モンゴルの自然や文化、そして人々の交流を通して、心に残る素晴らしい体験を得ることができました。この研修を通して得た経験や学びを今後の人生に活かしていきたいと思います。モンゴルで学んだことを忘れず、他者とのつながりを大切にしながら、成長していきたいと思います。
中込中学校 2年 上野 瀧子
『モンゴル研修を通して』
私には「この研修に参加してよかった」と思える理由が3つあります。
1つ目は、出会いです。モンゴルの研修生であり、ホストファミリーでもあったグレンちゃんと仲良くなれた事と私が研修に参加しなかったら、顔も知らなかったであろう研修のメンバーと仲良くなれた事です。
2つ目は、視野の広がりです。私は小さい頃から本が好きで、今も好きで読んでいます。小さい時は予備知識がないので、渡された情報を鵜呑みにしてしまいがちです。私もそうでした。図鑑に書いてある事を信じて、モンゴルはかなり田舎だという偏見がありました。実際は、ビルが数多く建ち、大規模なショッピングモールがあり、私が図鑑で見た情報は古いものだったんだと思って、閉ざしていた窓を開け放たれたような気持でした。「百聞は一見に如かず」という言葉がありますが、まさにそうだと実感した事です。
3つ目は、自分の限界を知ろうと思えた事です。私は英語が苦手です。そのため、ホストファミリーと英語で会話することができず、翻訳に頼りきる結果となってしまいました。この体験から、私の英語力はこれくらいかな、ということがおおよそ分かり、他にも自分の限界はどれくらいなのか知りたいと思えました。目をそらさず見たいと思えたお陰で色々と挑戦しようという気持ちが湧いてきました。この3つのことを踏まえて、私はこれからの生活を充実したものにしていきたいと考えています。出会いや人間関係を恐れず、自分自身の狭い価値観や視野に囚われず、自分の限界を自分で決めずに生きられるような人になりたいです。最後に、私の研修の様子を見守り、助けてくださった両親、団長、副団長、事務局の方々、ホストファミリーの方たちに感謝申し上げます。本当に良い経験ができた8日間でした。ありがとうございました。
東中学校 2年 中澤 耀
『モンゴル研修を終えて』
私がこのモンゴル研修に参加したきっかけは、乗馬やゲルづくりが体験できることでした。しかし、研修中の毎日は想像していた倍以上の楽しさで、たくさんの思い出をつくることができました。
すべてが新鮮で楽しかったこの研修で、私が特に心に残っていることは2つあります。
1つ目は、ホームステイです。最初は緊張していたホームステイでしたが、徐々にホストファミリーとの会話も増えていきました。レストランに連れて行ってもらったり、日本から持ってきた折り紙や筆ペンで遊んだりしました。私たちがモンゴルの文化を知って体験するだけでなく、モンゴルの人たちにも日本の文化に触れてもらうことで、友好が深まったと思います。優しいホストファミリーの皆さんには、感謝の気持ちでいっぱいです。
2つ目は、ツーリストキャンプです。キャンプ場では主にスフバートル区研修生との交流会を行いました。佐久市を詳しく知ってもらうために全8回の事前研修で調べて打合せしてきたことを発表しました。真剣に聞いてくれたことが嬉しかったです。また、一緒にバレーボールやバスケットボールをして盛り上がりました。言葉が通じなくても仲良くなれたと思います。レストランで聴いた伝統的な楽器の生の演奏も迫力があって感動しました。夜は日本の研修生同士で集まってたくさん話しました。かけがえのない大切な思い出になりました。
この8日間の研修で、遊んだり学んだり様々な経験をして成長することができたと思います。ですがそれは私だけの力ではなく、たくさんの方々の支援と仲間の存在があったからこそできた成長です。協力すれば大きなことも乗り越えられることを忘れず、これからも感謝の気持ちを持って過ごしていこうと思います。自分の中で一生に残る経験になりました。本当に楽しかったです。ありがとうございました。
臼田中学校 2年 小林 凛音
『モンゴル研修を終えて』
今回私たちは佐久市の中学生研修の研修生としてモンゴル国へ行ってきました。その中で私が思ったことを今回は一つ発表させて頂きたいと思います。
私が思ったのは「国が違うって結構大きい違いなんだな…」ということです。
モンゴルは日本から飛行機に乗り、5時間程で行ける比較的近い国です。案外文化も日本と似ているかもなあと思っていました。しかし、バスの中からウランバートルの街並みを見た瞬間、「あっ、違う」と思いました。日本の都会は同じようなビルがごちゃごちゃと建っているのに対し、ウランバートルは北欧と近未来の要素を併せ持ったおもしろい街並みで、それを見た瞬間「あっ 日本じゃない」と思いました。また、ホームステイ先の子に「日本の制服のスカートは長いね」と言われて、「うわっ やっぱりこんな半端な丈なのは日本だけなんだ」と思ったら、「モンゴルの人はみんな短くする」と言われて、日本との感覚の違いに驚いたなんていうこともありました。
「国が違うだけで同じ人間」みたいな乱暴なくくりじゃなくて、他の国の人々の文化や考え方を知って、その上でコミュニケーションをとって「個人」について知るという姿勢を持つことが重要なこともある。ということを知りました。これから人と関わるときに活かしていきたいと思います。
今回、とても有意義な経験をさせてくださった皆さん、そしてこの長いようで短い旅路を共に歩んでくれた七人の仲間たちに感謝します。ありがとうございました。
臼田中学校 3年 小林 倖志
『モンゴル研修を通して』
僕がこの研修に参加しようと思った理由は、海外でしかできない交流や体験などを通して自分の将来について考えたいと思ったからです。
出発する2か月前から事前研修をして、現地で発表することや役割を決めました。他校の人が多く、最初は話すことが難しかったけどみんながやさしく接してくれて、だんだんコミュニケーションが取れるようになっていけたのでとても嬉しかったです。そして、本研修に向けて自信がつきました。
モンゴルに行ってみて一番心に残ったことは、モンゴルでのホームステイです。初めて会ったときは、会話することが難しくて上手に伝わらないことが多かったけど、日が経つにつれて言葉がどうすれば相手に伝わるか分かるようになってきてコミュニケーションをとるのが上手くなりました。他には、いろんな場所に連れていってもらえました。遊園地やキャンプなどに行かせてもらい、いろんな人と交流したり、楽しい思い出がたくさんできました。その中で印象に残ったのがキャンプに行ったことです。そこでホームステイの人の親戚の人たちと会いました。たくさん人数がいてとても賑やかで楽しかったです。たくさん美味しい料理を作ってもらったり、川へ行ったりもしました。いろんな人に親切にしてもらってとても嬉しくて、とてもよい経験ができたと思いました。
この研修を通して人とたくさん関わったりすることをしたいと思えました。この研修で得たことをこれからの生活に活かしていこうと思いました。
佐久長聖中学校 3年 山浦 カリール
『モンゴル研修を通して』
今年の夏、私は2度目の海外研修としてモンゴルを訪れました。昨年のエストニアでの経験が私に他の国々をもっと見たいという気持ちを芽生えさせ、この研修に参加しました。新しい環境と仲間たちに囲まれ、期待と不安が入り混じる中、モンゴルでの時間は生涯忘れられない貴重な体験となりました。
まず、スフバートル区にあるホストファミリーとの生活が特に印象的でした。モンゴルに到着し、フラワーホテルへ向かう途中で目にした広大な草原と広い空に驚きました。ホストファミリーは言葉の壁を感じさせず、温かく接してくれました。私たちは英語でゆっくりとコミュニケーションをとり、翻訳アプリも活用しながら言葉のやりとりそのものを楽しむことができました。家族と一緒にゲームセンターや映画館に行き、日本では当たり前に感じることでも、異国の文化の違いを感じることができました。特に映画のエンドロールを待たずに帰る人々の姿には驚きました。
また、遊牧民の家族と過ごしたゲルの日々も忘れられません。ゲルはモンゴルの伝統的な移動式住宅で、そのシンプルさとは裏腹に内部には温かみのある空間が広がっていました。遊牧民での生活は不便なことも多く、特にトイレといった水回りのものを不便だと感じましたが、そこにいる子どもたちと過ごしました。時間や自然の美しさが強く印象に残りました。遊牧民での料理も非常に美味しく、特にポーヅとモンゴルうどんが印象に残っています。この2つの料理はモンゴルの広大な草原で食べるからこその魅力がありました。
私は研修を通して幸福は物理的なものではなく、人と関わることだと学びました。モンゴル研修で学んだことをこれからの人生に活かし、またいつかモンゴルで出会った人々と再会できることを心待ちにしています。
中学生海外研修(エストニア共和国)の概要
この研修は、佐久市の中学生がエストニア共和国サク市を訪問し、一般家庭でのホームステイや現地学生との交流を通して相互理解を深めるとともに、学校訪問やエストニア国内見学などを通してエストニア共和国の風土や文化を肌で感じることで、国際的視野を広げることを目的としています。
- 研修生・・・市内中学生8名
- 事前研修・・・8回
- 本研修・・・7月29日(月曜日)から8月5日(月曜日)までの8日間
研修生の感想
(誤字・脱字以外は原文のまま掲載しています。)
浅間中学校 2年 尾崎 杏樹
『エストニア研修を通して』
私が8日間のエストニア研修を通して学んだことは、エストニアと日本では違うところがあるが、同じところもあるということです。
違うところは食文化や生活です。エストニアの主食はじゃがいもで、研修中も食べる機会がありました。エストニアでは箸を使わないのでフォークとナイフを使って食べました。ナイフを使うのは慣れていないので食べるのが少し大変でした。また、エストニアは白夜で23時頃まで明るかったです。日本は19時頃に暗くなってしまうので驚いたし、不思議な感じがしました。あと、学校の校則や気候もだいぶ違っていました。学校は制服があるが、着なくても良いそうです。日本の学校の校則はけっこう厳しいのでうらやましかったです。気候は20度くらいで涼しかったです。それに比べ、日本はとても暑いので、帰ってきた瞬間暑くて驚きました。
同じところは思いやりの心があることです。エストニアの研修生の子たちや先生、ホストファミリーの両親などたくさんの人が私たちにとても親切にしてくれました。最初は、みんな大人っぽくて本当に同じ中学生なのか、仲良くなれるか不安だったけど、話してみたらみんな優しく、フレンドリーに接してくれたので不安もなくなり、うれしかったです。私が困っていたらすぐ助けてくれたり、荷物を持ってくれたり、日本からのみやげを渡したらとても喜んでくれたり、また多くのお菓子などをいただき、エストニアには思いやりがあふれているのでそれが同じなのはいいことだなあと思いました。
この貴重な体験ができたエストニア研修に参加することができて本当に良かったです。
浅間中学校 2年 加藤 璃桜
『エストニア研修を通して』
私がエストニア海外研修に参加した理由は、英語を上達させることと海外での生活を知りたかったからです。
日本の昔の街並みは和風をとても感じられ、落ち着く雰囲気ですが、エストニアの旧市街はレンガが多く、洋風でアニメにでてくるような街並みでした。エストニア人は、みんな優しくて私の予想していた強気な外国人とは全くちがって大人っぽくて穏やかだと思いました。エストニア人同士も初めましてということもあったし、仲良くなったら気軽に話してくれてそういうとこは日本人に少し似ていると感じました。そしてエストニア人は日本人よりも英語がペラペラでした。しかも学校では、ドイツ語やロシア語も習っていると聞いておどろきました。
エストニアと日本のちがいはたくさんあり、全てびっくりするようなことばかりでした。エストニア人は湯船に入らず、シャワーしかしないのですが、サウナが家にありました。すぐとなりに湯船があって「あるじゃん」と思いましたが、あまり使われていない様子でした。「サウナに入ったときに使うんだよ。」と多分言っていました。食べ物にもちがいはありました。エストニア料理は、ハーブが使われていることが多く、肉をゼリー状にかためたものか血のソーセージを食べると言っていて、おどろきました。これは日本人が納豆を食べることと同じなのかなと思いました。エストニアの歴史について教えてもらいましたが、英語はわからないので理解できませんでした。でも戦争が何回もあったことはわかりました。
私はこの研修でほんとにいい経験ができたと思っています。エストニアの友だちもできたし、エストニアの生活を知れてよかったです。また行きたい。日本に帰りたくないと思うほどいい研修でした。
浅間中学校 2年 荻原 諒一
『エストニア研修を通して』
エストニア研修を行って、僕はたくさんの体験をしました。特に印象に残っていることは3つあります。
1つ目は、ホームステイでの体験です。ホームステイでは、英語などを使った会話をしなくてはならず緊張しましたが、自分なりのジェスチャーや自分の話せる限りの英語を使って会話しました。また、食事は魚、肉が主食で毎回、じゃがいもを食べました。ホストファミリーには、ゴーカート、ヨットなどめったに乗ることのできない物に乗せてもらいました。エストニアは、サウナがはやっているらしくホストファミリーの家にサウナがありました。
2つ目に印象に残っていることは、エストニアの街を歩いたことです。エストニアは山がなく、佐久で見れない絶景を見ることができました。その中でも一番きれいだったのはタリン旧市街でした。そこは、タイムスリップしたかとも思えるような建物でした。このような場所を巡っている間にエストニアの生徒の人たちとも仲が深まりました。いっしょに行った仲間とは気軽に話せる仲になり、後半になるにつれてどんどん楽しくなっていきました。毎日あったバス移動でも歌を聞いたり、歌ったりしました。エストニアは自然が多くありますが、日本のように山がないため、少し違和感がありました。ほかには、木では針葉樹が多かったことが印象的でした。
最後の3つ目は、街の中でも日本とは違う印象的なことがたくさんありました。日本では、電動自転車が道路沿いで借りることができますが、エストニアでは電動キックスケーターがたくさんあって借りることができました。日本よりITなどの進みが早いと思いました。
このように日本とはまったく違うものがあったり、同じ物もあるエストニアはとてもおもしろく、とても魅力的な国だと僕は思いました。
浅間中学校 2年 上原 茉莉
『エストニア研修を通して』
私は今回、エストニアに行って日本との違いを多く感じました。それを紹介します。
1つ目は、学校の自由度が日本より高いということです。校内に卓球台やソファーがあり、自由に使っていいそうです。日本の学校にも卓球台はありますが、休み時間に使うことはできません。他にも、制服がなく自分のきたい服を着ることができます。学校の自由度が高いほうが学校に行きたくなるので日本でも取り入れてほしいなと思いました。
2つ目は、食事です。日本の主食は米ですが、エストニアの主食はジャガイモでした。そのため、メインと茹でたジャガイモが一緒にお皿に乗っていることが多くありました。また、エストニアには牧場が多数あるため、乳製品が料理に多く使われていました。例えば、サワークリームがついていたり、お魚料理にかかっているソースに牛乳が使われていたり、日本より乳製品が安く買うことができるなどがありました。エストニア人は背が高かったので、乳製品が料理に多く使われている影響なのかなと思いました。
国が違うと文化や食事、生活の仕方など様々なことが違うんだなとエストニア研修に行って学ぶことができました。今回の研修で学んだことを学校生活や日常生活に活かしたいです。
野沢中学校 1年 片井 乃暖
『エストニア研修を通して(思い出いっぱいのエストニア)』
私は、エストニアに行って思ったことが三つあります。その三つを紹介します。
一つ目は、「人柄」です。私はホストファミリーとうまく話せるか緊張をしていました。でも、私の分かる英語で話しかけてくれたり、一緒に楽しく遊ぶことができました。買い物をした時には、店員さんにニコニコしていてホストファミリー子がどのユーロを出したらいいか、私のお金を見てくれました。日本と違うレジの使い方も教えてくれました。このことから私はみんなとてもやさしいと思いました。
二つ目は、エストニアに行く前から心配していたことがありました。それは「白夜」です。白夜とは、午後9時ぐらいまで明るいことです。白夜があると眠れないんじゃないかと思っていました。でも意外とぐっすり眠れました。それでもやっぱり外では子どもたちの声が聞こえました。夜の九時まで外で遊ぶことは日本ではないのでびっくりでした。でも少し明るいのは私にはお得でした。
三つ目は、「タリン旧市街」です。私は、タリン旧市街は日本で言う都会のような場所でした。そして私はタリン旧市街の「歴史」について調べていましたが、行ってみると調べた以上にいろんな歴史がありました。タリン旧市街は、360度同じような建物に囲まれていて迷子になりそうでした。でも、写真を撮るととてもきれいな場所でした。ここで買い物をしました。
今回の研修で、私はエストニアについて思っていた以上にすてきな国で、また行きたいと思いました。エストニアに行ったことで将来の夢を持つことができました。次行く時は、もっとエストニアに詳しくなって、また「なぜ?」や目標を持っていきたいです。
野沢中学校 1年 野川 宗輔
『エストニア研修を通して』
ぼくは、このエストニア研修を通じて、人と交流することの大切さを感じた。7月29日エストニアに到着したとき、たくさんの研修生が多くむかえてくれた。その時にぼくはホストファミリーのKaja(カヤ)さんと話しをしようと思ったが、きんちょうしてとても言葉がでなかった。そんなことをしているうちにクルトナ学校についた。昼食は、とりにくのチーズ焼きだったんですが、カヤさんが体調をくずしてしまって、ここでもお話ができなかったです。次に発表をしました。エストニアに研修生の発表がすごかったので、日本の僕たちもがんばろうと思いました。その発表が終わり、ホストファミリー宅へ向かうことになった。カヤさんが戻ってきたので握手をして、お話しをした。ホストファミリー宅へはクルトナから5分ほどで着いた。そこから、スーツケースを自分の部屋で広げて、カヤさんと遊びに庭に出た。とっても広く、菜園があってとてもすてきなへやでした。トレーニングルームがあって、そこで少し筋トレをした。次の日は、パルタへ移動した。思い出は、ホテルで男女のペア(ホストファミリー)などとショッピングへ行ったり、遊んだりしたことが楽しかった。次の日は、タリンに帰り、旧市街にたんさくへ行った。マジパンを買えてよかった。タリンでスノードームを買った。その後、上原まりさんとカヤさん、まりさんのホストファミリーのヘレナさんとショッピングモールへ行った。いろいろな買い物をした。おかしやジュースを買った。とても楽しかった。でも時間はみんな平等なのでかならず「さよなら」がくる。でも、次に来る時にさいこうな別れ方をしよう!と言った。この研修でぼくは、いろいろなことを学んだ。たくさん話せた。それが収穫です。
野沢中学校 2年 栁田 彩月
『エストニア研修を通して』
私はこの夏にエストニアに行って少しですが世界を知れた気がします。というのも研修をさせてもらったことで学校以外で初めて英語でコミュニケーションをとったり、現地の子と一緒に生活をしたことで人柄や文化の違いを五感で体験できたからです。
また、今回エストニアに行って他国の文化や歴史、建物を見て知って体験できたのはとてもおもしろかったですし、新しいことを知れたのでもっと多くの国に行き、多くの人と関わってみたいと思えました。
そのためにも英語をもっと勉強していきたいですし、将来のためにも自分の武器を自分で作って磨いていきたいです。
研修をした八日間は、私の人生の分岐点になったと思います。この経験を明日、明後日、数十年後まで大切に活かしていきたいです。
臼田中学校 1年 田嶋 ナオ
『エストニア研修に参加して』
私は、ふるさと創生人材育成事業に参加し、エストニアに行き、行事や文化について学んできました。特に心に残ったことが2つあります。
1つ目は、4年に一度の音楽祭です。エストニアには、昔から歌う文化があり、そのお祭りはとても多くの人が各国から集まるそうです。
2つ目は、民族衣装です。エストニアは地域によって民族衣装が多少異なります。女性の民族衣装はスカートの柄やリボン、帽子が異なり、男性の民族衣装はズボンやベストシャツのほか靴や帽子まで異なってくるそうです。民族衣装はダンスの祭典や歌うときのほか大統領に呼ばれたときや結婚式をするときなどのめでたい時に着るそうです。
この研修を通して私が一番楽しかったことはみんなでBBQ大会をしたことです。BBQ大会ではみんなと一緒にお肉を食べたり、ダーツをしたりジップラインをしたり、鬼ごっこをしたりとか、とにかくたくさん遊んだりしました。そこには、もう言葉なくしても通じあえるものがありました。
本研修を通して私はエストニアと日本は離れていて多少異なっているところもあるが、似ているところも多くあると思いました。昔から伝わるものを尊重する心がまえは特に似ていました。
今回の研修では研修でしか体験できないことをたくさん経験しました。
お問い合わせ
社会教育部 生涯学習課
電話:0267-62-0671(生涯学習係・青少年係)0267-66-0551(公民館係)
ファックス:0267-64-6132(生涯学習係・青少年係)0267-66-0553(公民館係)