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令和2年佐久市議会第1回(2月)定例会招集あいさつ

更新日:2020年2月21日

招集のご挨拶を申し上げます。

本日、ここに令和2年第1回定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、ご出席を賜り誠にありがとうございます。

議案の総括説明を申し上げます前に、本市が取り組んでおります主な施策等について、7点申し上げます。

はじめに、昨年10月の「台風第19号」につきましては、一昨日の気象庁発表により、「令和元年東日本台風」と命名されましたことから、以後におきましては、気象庁が定めた名称といたします。

それでは、「令和元年東日本台風における佐久市災害義援金」について申し上げます。

市内外から寄せられた災害義援金につきましては、本年1月31日現在、482件、3,428万円余と、(3,428万4,913円)大勢の皆様から暖かいご支援をいただいております。

改めまして、ご支援いただきました皆様方に、心より感謝を申し上げます。

この義援金は、昨年の12月と今月に「佐久市災害義援金配分委員会」を開催いたしまして、合わせて3,018万円の配分について決定し、被災された皆様に1月下旬から順次、お届けし、第2次の配分につきましては、3月上旬にお届けする予定でございます。

続きまして、令和元年東日本台風により被災した「下水道施設の復旧状況」について申し上げます。

「下水道管理センター」については、水処理設備の一部において生物処理を行っており、加えて、1月中旬に汚泥処理設備が一部仮復旧したことから、汚泥脱水処理を行っております。

また、「塩名田水管橋」については、被災後、バキューム車による下水移送を行っておりましたが、12月末より、下流の「浅科大橋」へ布設した仮設管で移送を行っております。

両施設とも、段階的に復旧を進めており、1月下旬に国の災害査定が終わりましたことから、3月中を目途に、本復旧に向けた契約手続きを整え、令和2年度末の完全復旧を目指してまいります。

なお、復旧経費については、機械・電気設備等の詳細な調査結果や、工法等の見直しにより、大幅減を見込んでいるところでございます。

3点目といたしまして、「第2期佐久市まち・ひと・しごと創生総合戦略」について申し上げます。

現在、第2期の戦略の策定に当たっているところですが、戦略策定の基礎として人口データの分析等を行う中で、現状と課題が見えてまいりました。

1つ目は、合計特殊出生率は改善傾向にあるものの、女性数が増えていないため子どもの数は減少していること。

2つ目は、社会動態は大幅に増加しており、これまで目指してきた数値目標を上回る推移であること。
3つ目は、女性の20歳から24歳までの区分において、進学等で転出した後のUターン数の減少が考えられること、などであります。

戦略の策定に当たっては、このようなデータに基づいた施策立案を行うとともに、アンケートの実施や、有識者会議からのご意見をいただいております。

また、佐久市議会の皆様には、意見交換会の開催や、事業についてのご提案を賜りましたこと、御礼申し上げます。

2月25日からは、第2期総合戦略(案)について、市内4か所で市民説明会を開催するとともに、市民意見公募手続も行ってまいります。

引き続き、多くの皆様のご意見をお聞きしながら総合戦略を策定してまいります。

4点目といたしまして、「エストニア共和国ホストタウン交流事業」について申し上げます。

2020年東京オリンピック・パラリンピックにおけるホストタウン相手国であります、エストニア共和国のユリ・ラタス首相の来日にあわせまして、去る2月10日に総理公邸で開催された、安倍総理主催の晩餐会にお招き頂き、ラタス首相をはじめ、元大関の把瑠都エストニア国会議員や関係者の皆様と交流を深めて参りました。

ラタス首相から「2020年東京オリンピック・パラリンピックに再来日するので、その時は必ず佐久に行きたい」とのお言葉を頂きましたので、実現に向け関係機関との調整を図るとともに、市民の皆様と交流ができる場面を作りたいと考えております。

5点目といたしまして、「佐久市シティプロモーション推進事業」について申し上げます。

この事業は、佐久市の魅力・強みを適切に発信し、関係・交流人口の創出と移住定住人口の増加につなげていくことを目的に今年度から新たに取組んでおります。

1月17日には、東京圏話題化施策として、佐久市の強みである「医療・健康」をアピールするため、多くの方に親しまれている「ぴんころ地蔵」を用いました「地蔵健診」の記者発表会を都内において行いました。

当日は、全国紙の新聞社をはじめ、東京圏のテレビ局などの取材を受け、新聞、WEB掲載、テレビ放映等されたところでございます。今後も、東京の飲食店や市内のイベントにおいて、「地蔵検診」を実施するとともに、効果的かつ戦略的なシティプロモーションを展開していきたいと考えております。

6点目といたしまして、「長野県長野西高等学校望月サテライト校」について申し上げます。

望月地域では、長野西高等学校望月サテライト校の本年4月開設に伴い、望月地区区長会、望月商工会、望月高校同窓会が中心となり、1月29日に「長野西高等学校望月サテライト校地域連携協力隊」が発足いたしました。

この協力隊は、望月サテライト校が実施するキャリア教育プログラムにおいて学校との連携を図り、望月サテライト校の教育推進に寄与することを目的としております。

市といたしましても、地域連携協力隊の一員となり、引き続き、望月サテライト校に対し、可能な支援を行ってまいりたいと考えております。

7点目といたしまして、「サクモ佐久市子ども未来館のリニューアルオープン」について申し上げます。

佐久市子ども未来館、愛称「サクモ」は開館以来18年が経過し、昨年7月から常設科学展示のリニューアルを進めております。

展示制作等の業務も順調に進捗し、いよいよ3月20日(春分の日)にリニューアルオープンする予定でございます。

今回のリニューアルに当たりましては、子ども未来館名誉館長である油井亀美也宇宙飛行士の紹介や、JAXAが前山地籍に建設いたしました、新パラボラアンテナの展示コーナー、ワークショップなど、子どもたちと地域とのコミュニケーションが生まれる展示や活動の場を設けるなど、今まで以上に「楽しく遊び・楽しく学ぶ・子ども達の可能性を広げる施設」として新しく生まれ変わります。

今後も、子どもから大人まで多くの皆様が「ワクワク」する企画と運営に努めてまいります。

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