平成29年佐久市議会第4回(12月)定例会招集あいさつ
更新日:2017年11月28日
平成29年佐久市議会第4回定例会(平成29年11月28日招集)
招集のご挨拶を申し上げます。
本日、ここに平成29年第4回定例会を招集しましたところ、議員各位におかれましては、ご出席を賜り誠にありがとうございます。
議案の総括説明を申し上げます前に、本市が取り組んでおります主な施策について 4点申し上げます。
1点目といたしまして、「県立武道館」について申し上げます。
「県立武道館」につきましては、今月16日に阿部長野県知事の記者会見で、建設概要と建設費が57億1千100万円と公表されました。
佐久市といたしましては、公共施設マネージメントの視点からも、県立武道館基本構想における施設の方向性やその役割など、県と市の目的が同じであり、それぞれ単独で建設、管理運営等を行うよりも、共同して実施することがより効果的で相乗効果が発揮される画期的な事業であると考えております。
このことからも、創錬の森整備構想にあります市営武道館を建設した場合の建設費用を見据え、応分の負担として、12億5千万円の負担額を上限とすることを、県にお伝えをいたしました。
いずれにいたしましても、長野県における武道の殿堂、また、多目的利用のできる施設として県民、市民が誇れる施設となるよう、県とさらなる連携を図ってまいります。
2点目といたしまして、「新工業団地の整備」について申し上げます。
市では、新たな工業団地の候補地として、立地状況などを踏まえ、事業費等を想定するなど検討を進めてまいりました。
検討の結果、「造成に向けた法令手続きが比較的容易」であることや、「高速交通の要衝である佐久市の優位性」といったメリットを最大限に生かせる「佐久臼田IC周辺」を新たな工業団地の整備予定地とすることといたしました。
今後、地元の皆様をはじめ、地権者の方々に十分なご説明をさせていただき、皆様に事業へのご理解と、用地のご協力をお願いし、平成33年度中の分譲開始を目指してまいりたいと考えております。
3点目といたしまして、「佐久平駅南土地区画整理事業」について申し上げます。
平成27年度より必要な調査や計画策定支援を行ってまいりましたが、名称を新たに「佐久平駅南土地区画整理組合」として、市に組合設立認可申請書が提出され、認可の目途が立ちましたことから、関連する予算案を本議会に提出させていただいております。
高速交通の利便性に優れ、県下でも有数のポテンシャルの高い佐久平駅南地区の整備であります。市といたしましても、佐久市全域の活性化を牽引するまちづくりに対し、引き続き積極的な支援を行ってまいります。
4点目といたしまして、「地域における協力に関する協定」の締結について申し上げます。
先月26日、佐久市、佐久市内郵便局及び佐久警察署による三者協定を締結いたしました。これは高齢者や子どもを はじめとする市民の異変、道路等の破損や不法投棄、 さらには不審者などの情報を、郵便配達等の業務に従事する社員の皆さんから、佐久市と佐久警察署に提供いただくシステムであります。
この三者によります協定は、日本郵便株式会社信越支社管内(長野県、新潟県)初の取組となります。本協定の締結によりまして、市民の皆さんの安心・安全な暮らしを支える地域社会づくりのため、より一層連携を深めてまいります。
以上、主な施策について申し上げました。