平成30年佐久市議会第3回(9月)定例会招集あいさつ
更新日:2018年8月29日
平成30年佐久市議会第3回定例会(平成30年8月29日招集)
招集のご挨拶を申し上げます。
本日、ここに平成30年第3回定例会を招集しましたところ、議員各位におかれましては、ご出席を賜り誠にありがとうございます。
議案の総括説明を申し上げます前に、本市が取り組んでおります主な施策につきまして6点申し上げます。
1点目といたしまして、「県立武道館の建設」について申し上げます。
先日21日に、県立武道館建設に係る安全祈願祭と起工式が、多くの関係者の皆様の出席のもとに挙行されました。
県立武道館建設にあたりましては、市議会の皆様をはじめ関係する多くの皆様より、多大なるご支援とご協力をいただきましたこと、深く感謝を申し上げます。
今後も県民、市民が誇れる施設となるよう、県とさらなる連携を図ってまいります。
なお、猿久保東区、猿久保区、伊勢林区、駒場区の皆様には、工事期間中ご迷惑とならないよう進めてまいりますので、ご協力いただきますようお願い申し上げます。
2点目といたしまして、「中部横断自動車道」について申し上げます。
7月11日に開かれた「中部横断自動車道長坂~八千穂間の長野県区間に係る第2回計画調整会議」において、ルート帯を3kmから1kmとした概略図が公表されました。加えてインターチェンジの概略位置も示され、場所につきましては、小海町、南牧村海ノ口付近及び南牧村野辺山付近となっております。
この事は、今後、環境アセスメント調査を進めるための大きな一歩であり、早期全線開通に向け大いに期待を寄せているところでございます。
3点目といたしまして、「猫繁殖制限手術費補助事業に関する取組み」について申し上げます。
猫の飼育放棄や無責任なエサやり等により、殺処分される不幸な猫を減らすため、本市で初の試みとして、ふるさと納税制度を活用したガバメントクラウドファンディングを実施しました。その結果、大勢の皆様から目標金額100万円を大きく上回る204万5千円の寄附をいただきました。
この寄附金は、今年度も取り組んでおります「猫繁殖制限手術費補助事業」を一層拡大するため、飼い主のいない猫のために活用して参りたいと考えております。
4点目といたしまして、「望月高等学校」について申し上げます。
県教育委員会では、2020年4月から、望月高等学校を長野西高等学校の通信制課程のサテライト校とする方針を示し、「長野西高校サテライト校あり方検討準備委員会」を設置したうえで、校名・教育方針・地域連携の体制などの課題の検討を進めているとお伺いしています。
県内で初めての公立通信制サテライト校の設置となりますが、様々な可能性を秘めた学びの場として期待をしているところであります。
5点目としまして、「北斗の拳コラボレーション事業」について申し上げます。
事業の第一弾といたしまして、北斗の拳ラッピングバスが、先月お披露目となり、運行を開始しております。
原画の提供に関しましては、武論尊氏をはじめ関係者の皆様に多大なるご協力をいただき、深く感謝申し上げます。
運行が始まってからは、市民の方はもとより、県内外からも注目度が高く、とても反響が大きいものと感じております。
今後もラッピングバスを活用することで、交流定住人口の創出につながるよう期待しているところでございます。
6点目といたしまして、「子ども福祉医療費給付金の支給方法の変更」について申し上げます。
本年8月1日より、子ども福祉医療費給付金の支給方法が県内一斉に「現物給付方式」となりました。
佐久市では、支給対象を県内市町村で最も広い範囲となる「満18歳の年度末(高校卒業程度)までの入院・通院」として、独自に拡大いたしました。
医療機関窓口での負担が軽減され、利便性が高まることにより、早期治療を促し、子育てしやすい環境が更に充実することを期待しております。
以上、主な施策について申し上げました。