平成30年佐久市議会第1回(3月)定例会招集あいさつ
更新日:2018年2月22日
平成30年佐久市議会第1回定例会(平成30年2月22日招集)
招集のご挨拶を申し上げます。
本日、ここに平成30年第1回定例会を招集しましたところ、議員各位におかれましてはご多忙の折、ご出席を賜りまして誠にありがとうございます。
議案の総括説明を申し上げます前に、本市が取り組んでおります主な施策につきまして申し上げます。
はじめに、「第68回全国高等学校駅伝競走大会」について申し上げます。
昨年12月24日、京都市で行われました第68回全国高等学校駅伝競走大会において、佐久長聖高等学校駅伝部が20年連続全国大会出場という節目に、都大路を快走され、9年ぶり2回目の優勝、全国制覇を果たしました。10万市民をはじめ、県民、全国の駅伝ファンに感動を与えてくれました。
引き続き、市民の皆様をはじめ、市内の高等学校及び大学などのスポーツ活動を支援してまいります。
続きまして、今年度県立高校の第1期再編基準に該当しました望月高校についてでございますが、市議会議員の皆様をはじめ、もちづき教育未来会議、同窓会、また地域の皆様と共に存続に向けた様々な活動を行ってまいりました。
この結果、長野県教育委員会では、望月高校を県内で初めての公立の通信制サテライト校として、2020年度の設置を目指すこととなりました。
今後、地域の皆様のご意見やご要望をお聞きし、市として可能な支援を行ってまいりたいと考えております。
3点目といたしまして、「中部横断自動車道の状況」について申し上げます。
ご案内のとおり、まもなく佐久南から八千穂高原インターチェンジ間が開通し、市内には6箇所目となる「佐久臼田インターチェンジ」が供用開始となります。
また、平成31年度には山梨、静岡県側の未開通区間が全線開通予定と発表されております。このことから、佐久地域から静岡までの物流などが拡大され、移動時間、距離、 コスト等を含め、大きな変化が起こることが予測されます。
市では、引き続き早期全線開通に向け、佐久地域をはじめ国・県の関係機関や関係団体と更に連携を深め、この変化に乗り遅れることなく取り組んでまいります。
4点目といたしまして、「北斗の拳」と「佐久市」のコラボレーションによる新たな地方創生事業について申し上げます。
これまで、武論尊氏をはじめ関係者の皆様とご相談する中で、「北斗の拳」の圧倒的な知名度を生かした新たな佐久市のPR事業を模索してきたところでございます。
この度、武論尊氏、作画の原哲夫氏など関係者の皆様のご理解・ご協力により、「北斗の拳」のキャラクターのデザイン画を無償にてご提供いただけることとなりました。このことから、「北斗の拳」をデザインしたPR用アートバルーンの制作や市内循環バスへのラッピングをしてまいりたいと考えております。
また、千曲バス株式会社様とも連携し高速バスにもラッピングしていただくことになりました。
アートバルーンの制作につきましては、その財源として、企業版ふるさと納税の活用を予定しています。
本議会におきまして関連議案を提出させていただいておりますので、よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。
なお、武論尊100時間漫画塾につきましては、市内9名を含む塾生31名が決定し、4月15日の開塾に向け準備が進められていると伺っております。
5点目といたしまして、「災害時要配慮者に関する協定の締結」について申し上げます。
市では、これまで各種防災対策を推進し、災害に強いまちづくりに取り組んでまいりました。
先の佐久市議会第4回定例会で議員提案により「佐久市手話言語条例」が制定される中、市では今月16日、学校法人 佐久学園、一般社団法人 日本福祉用具供給協会と、
それぞれ協定を締結いたしました。
手話を言語としている聴覚に障害をお持ちの方など、障がい者や乳幼児、高齢者など災害時要配慮者の皆様への人的・物的支援や福祉避難所の開設に関する協定内容となっております。
今後も、誰もが安心して住み続けることのできる、災害に強いまちづくりに取り組んでまいります。
6点目といたしまして、「佐久市臼田支所の開所」について申し上げます。
平成27年度から進めてまいりました臼田支所整備事業は順調に進捗し、来月26日より新庁舎での業務開始を予定しております。
新庁舎は、地元産カラマツを使用した温かみのある庁舎となっております。引き続き、市民の皆様の最も身近な窓口として行政サービスの維持向上に努めてまいります。
7点目といたしまして、「エストニア共和国ホストタウン交流事業」について申し上げます。
市は、2020年東京オリンピック・パラリンピックの「エストニア共和国」のホストタウンに登録されていることから、「エストニア共和国」の100周年の記念日にあたる今月24日を初日に3月2日までを『エストニアウィーク』としてエストニアの食品・雑貨等の販売や紹介を行います。
今月25日には、イオンモール佐久平において親善交流大使の把瑠都様や駐日エストニア大使館の皆様によるトークショーやエストニア音楽のミニコンサート等を行う予定でございます。
8点目といたしまして、愛称が「SAKUMO(サクモ)」となりました佐久市子ども未来館の「プラネタリウムリニューアルオープン」について申し上げます。
開館以来16年が経過し、昨年9月から工事を進めてまいりましたが、来月21日にリニューアルオープンする予定でございます。
新しいプラネタリウムでは、星の色や瞬きを忠実に再現できるほか、「油井宇宙飛行士が見た地球(ほし)」~宇宙からのメッセージ~の上映を予定しております。この番組には油井亀美也名誉館長の出演だけではなく、ナレーションに佐久市出身の声優、 白井悠介氏をお願いしておりまして、より多くの皆様に楽しんでいただきたいと思っております。
9点目といたしまして、佐久市・北佐久郡環境施設組合が進めている新クリーンセンターの整備について申し上げます。
平成28年5月より進めてまいりました「施設用地造成工事」が今月末に竣工を迎え、来月26日に施設本体建設工事の起工式が執り行われるとのことでございます。
施設整備に向け、大きな一歩を踏み出すわけでありますが、市といたしましても引き続き、組合と連携し、事業の推進に努めてまいりたいと考えております。
以上、主な施策について申し上げました。