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令和3年佐久市議会第4回(11月)定例会招集あいさつ

更新日:2021年11月25日

令和3年佐久市議会第4回定例会(令和3年11月24日招集)

招集のご挨拶を申し上げます。
本日、ここに令和3年佐久市議会第4回定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、ご多忙の中、ご出席を賜りまして誠にありがとうございます。

それでは、議案の総括説明を申し上げます前に、新型コロナウイルス感染症並びに、本市が取り組んでおります施策等について申し上げます。

まず、新型コロナウイルス感染症の状況及びワクチン接種について申し上げます。
全国的に新規感染者数は減少傾向にあり、市内感染者の状況についても、9月19日以降、新規感染者は発生しておらず、落ち着いた状況が続いております。
日々、ご対応いただいている医療従事者等の皆様、そして感染防止のための行動を継続されている市民の皆様に感謝申し上げます。
こうした中で、今月12日に開催されました「知事と市長会・町村会との意見交換会」におきましては、国から新たな感染警戒レベルの考え方が示されましたが、県が独自に運用する感染警戒レベルによる判断基準については、県民の皆様に定着しておりますことから、その点を念頭に対応されるよう知事にお願いをいたしました。

次に、市内のワクチン接種の状況でございますが、現在、2回目の接種率は90%に迫る状況となってまいりました。
こうした状況に鑑み、1・2回目の集団接種につきましては、今月20日をもって終了としたところでございます。
今後は、浅間総合病院をはじめ一部の医療機関において、12歳の誕生日を迎え接種対象者になった児童や、まだ接種しておらず新たに接種を希望される皆様への接種機会の確保に努めてまいります。
3回目の追加接種につきましては、ようやく国の基本方針が示されました。
この追加接種に向けた進め方については、先程の意見交換会や先週19日に開催された「県市長会知事との懇談会」においても、国・県等は、接種期限の有効性や交互接種における安全性など、この接種の意義を分かりやすく情報提供することが必要であるとお願いをいたしました。
また、県が示した追加接種を希望するすべての方への接種完了の時期の設定につきまして、当市においては、これまでの2回接種の経験を活かし対応していくことが可能である旨を伝えたところであります。
現在、来月から予定する医療従事者等の皆様からの接種開始に向け、関係機関等と接種体制の確保、接種券の発送準備を着実に進めております。
いずれにいたしましても、国はワクチンの供給が滞ることが無いようにしていただくとともに、県及び関係機関等と連携し、市民の皆様方へ迅速なワクチン接種の機会の提供について、引き続き努めてまいります。

続きまして、本市が取り組んでおります施策等について、4点申し上げます。
1点目として、「佐久平女性大学(仮称)」の設置についてでございます。
女性活躍のための支援策といたしまして、佐久平女性大学(仮称)を令和4年度当初に開講するべく、鋭意準備を進めております。
佐久平女性大学(仮称)では、これまで行っておりました「女性リーダー養成研修」をさらに発展させ、社会で活躍したいと希望する女性への支援を行ってまいります。
また、審議会等における女性登用率が県下19市中19位である現状から脱却し、県内No.1を目指す取組も進めておりますが、当大学がその一助になるよう講座内容等も充実させていきたいと考えております。
準備を進める上で、元厚生労働大臣小宮山洋子様からもアドバイスをいただきながら進めてまいりたいと考えております。
なお、本議会には、大学設置にかかる条例改正案及び大学開講にむけた準備経費について補正予算案を提出いたしましたので、よろしくご審議をお願いいたします。

2点目として、「子育て支援センター(仮称)」の整備についてでございます。
核家族化により、両親などからのサポートを受けることが困難な方にも安心して子育てできる環境整備を図るため、子育て支援センター(仮称)の整備に向けて準備を進めております。
野沢児童館の県民佐久運動広場への移転整備に併せ、助産師や保健師等の専門職員を配置し、子育てに関する様々な相談にワンストップで対応できる施設を目指してまいります。
施設整備に当たり、子育て中の保護者の皆様から必要とされる機能を検討するため、本年6月、児童手当受給者を対象にアンケート調査を実施いたしました。
5,550人の皆様から回答をいただき、回答率は約95%に及びました。
妊娠中や出産後の子育てに関する悩みなど、多くの貴重なご意見をいただき、施設に寄せる期待を強く感じたところでございます。
また、先進地視察として、10月には、県内の高森町にございます女性活躍子ども子育て拠点施設「あったかてらす」の見学をはじめ、子育て先進国フィンランドの子育て支援の仕組である「ネウボラ」について、長年この研究に携わってこられた愛知淑徳大学の井上講師や十文字学園女子大学の向井教授から大変貴重なお話をお聞きすることができました。
さらに、ネウボラを参考に独自の母子保健事業を展開しております世田谷区や渋谷区の主な取組についても視察してまいりました。
こうしたアンケート調査や視察等を踏まえて、佐久市が施設整備において、目指す方向性等について協議を重ねております。今後、早い段階において基本構想の素案をまとめ議員各位や市民の皆様へお示しをし、ご意見等をいただきながら今年度中を目途に基本構想を策定してまいります。

3点目として、「佐久市東会館」についてでございます。
平成29年度に着手しました東会館改築事業につきましては、地域の皆様や関係する皆様のご協力をいただき整備を進めてまいりましたが、来月4日、しゅん工式を執り行う運びとなりました。
新しい東会館は、生涯学習の場としての機能をより一層充実させるため、電気陶芸窯を設置した創作室や学習室兼小会議室、音楽室などを設置いたしました。
また、市民の皆様の利便性の向上を図るため、東出張所のほか、佐久浅間農業協同組合の金融窓口機能も併設した施設となっております。
これまで以上に多くの皆様方に利用され、末永く愛される地域活動の拠点となることを願っております。

結びに、「第72回全国高等学校駅伝競走大会の出場」についてでございます。
去る10月31日に開催されました長野県高等学校駅伝大会男子の部におきまして、佐久長聖高等学校が見事、優勝をし、24年連続で12月26日に開催される全国大会出場を決めました。
冬の都大路では、選手一丸となって、全力で駆け抜ける雄姿を見せていただき、市民の皆様に勇気と感動を与えてくれるものと期待しております。
なお、本議会には、同校の大会出場のための全国大会出場交付金の補正予算案を提出いたしましたので、よろしくご審議をお願いいたします。

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