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「新型コロナワクチン接種」「さく割電子クーポン」「オールマイティパス」その他(3月27日)

更新日:2021年7月19日

  • アナウンサー

 新年度が近づくにあたって佐久市でも様々な話題が出ています。今回は、皆さんが気になる話題として、新型コロナウイルス感染症に関する情報、市内でのワクチン接種、今後の佐久市の新しい試みなどをお伝えします。
 まず緊急事態宣言が3月21日をもって解かれましたが、世の中に様々な動きがある中で、こちらも非常に気になるニュースでした。

  • 市長

 これだけ大きな公権力が使われ、国民経済、市民生活を制限したことは戦後ありませんでしたので、それに対する影響あるいは今後の手立てを考えていく重要な場面になってきていると思います。私たちは緊急事態宣言の対象地域ではありませんでしたが、首都圏との往来はほとんどありませんでした。今後は、少しずつ緩和していく、またそのことが第4波を招いてしまう懸念がありますので、気を抜かずにやっていかなければならない時期だと思います。

  • アナウンサー

 最終的には関東1都3県での緊急事態宣言が解かれ、これから徐々に佐久市と首都圏との交流が動いていくことも期待したいですが、現段階では細心の注意をはらい、皆さんも感染に対する高い意識を持っていただきたいと思います。
 続いて全国的にも報道があるように、新型コロナの抑制に向けて一番期待されているワクチン接種について、佐久市で大きな動きがありました。

  • 市長

 ワクチンは、確定値として4月の第二週に2箱、第三週に10箱、第四週に10箱入ってきます。第四週目となる4月19日に佐久市と立科町の共同接種分として1箱入ってきます。この1箱には、195バイアル入っています。バイアルとは、イメージとしてワクチンが入っている瓶と考えていただくといいと思います。1バイアルには5回分のワクチンが入っていますので、1箱で975回打てることになります。4月19日に入ってくるワクチンは、まず浅間病院に用意されているディープフリーザーという冷凍庫に入り、その約1週間後、26日の週から随時モデルケースとして接種が始まっていきます。

  • アナウンサー

 お話の中で、佐久市と立科町の共同接種という表現がありました。

  • 市長

 基本的に接種は市町村別で行うということになっています。しかし佐久市に関しては、立科町と共同で行っていく計画です。
 理由は、佐久市と立科町が別々に接種を行なった場合、1箱あたり975回分のワクチンですので、1つの市、町、村に箱ごとに届くと、必ず使われず余るワクチンが出てきてしまいます。例えば南佐久郡で約800人の村に1箱分の接種を行った場合、必ず175回分の余りが出ます。これを佐久市と立科町共同で行うことで、各自治体の分だけ余るところを1か所の余りで済むので、無駄遣いなくできることになります。
 本来であれば、市町村連携によって、より多くの自治体で行っていくことが求められると思いますし、県へも提案をしているところですが、個々の自治体の事情もあり、なかなか踏み込んでいくことが難しい状況です。ワクチンは、県によると5月中旬からは比較的安定して入ってくるようで、順調に入れば色々な問題が解決してくると思いますが、ワクチンの余りに関しては少し気になるところです。

  • アナウンサー

 佐久市と立科町が共同でワクチンを接種することで、余りのワクチンを有効活用できる、あるいは域内の医療機関同士が連携できるようになりますので、住民の皆さんへのサービスが向上していくと思います。他市を見ても、共同接種は聞いたことがありませんでした。

  • 市長

 県内では飯田市と下伊那が取り組むと聞いていますが、発表はまだです。
 ワクチン接種について再度流れを説明します。まず市民の皆さんには佐久市から2回通知が行きます。最初に接種券が届きますが、この接種券にはお名前と10桁の通し番号がついています。この番号が、その方個人の番号となりますので、なくさないようにしてください。
 その後2回目に予約開始通知が届きます。佐久市の場合は個別接種と集団接種の2つの方法がありますので、市民の皆さんが自分に合った方法を選択していただきます。個別接種は開業医の先生だけでなく、佐久総合病院の本院、浅間病院、金澤病院、くろさわ病院、雨宮病院、川西日赤の6病院でもできます。佐久医療センターでは行いませんのでご注意ください。予約開始通知には、接種を受けられる病院名と電話番号が書いてありますので、個別接種を希望する方はそれに沿って予約をしていただきたいと思います。
 集団接種は、ホテル一萬里とプラザ21で行いますが、予約受付場所は佐久市役所の健康づくり推進課になります。集団接種は、おおむね土曜日と日曜日、個別接種は平日が中心になると思いますが、どちらかを選んで予約の電話をしていただき、接種していただくことになります。
 ワクチン接種の課題は、優先順位として、医療従事者、高齢者、高齢者以外で基礎疾患を有する方、4番目にそれ以外の方となっていますが、医療従事者がまだ接種できておらず、計画も立てられていません。それにも関わらず高齢者の接種が始まると、医師の中には自分は接種できていないけれど打ち始めることを求められる方がいることになります。これは本来であれば好ましくないことです。医師自身がワクチンを接種し、感染しにくい状況になった状態で注射を打っていただきたいのですが、一部逆転してしまっていることに少し課題があると思っています。

  • アナウンサー

 ワクチン接種が新型コロナウイルス感染症の抑制さらには経済の活性化に向けたひとつの打開策になることを期待したいと思います。
 続いて、地域のお店の活性化、市内の経済活性化のために電子クーポンを使った新たな取り組みが予定されていると伺いました。

  • 市長

 「さく割電子クーポン」という取り組みです。これまでに発行した「がんばろう!佐久応援券」や「プレミアム商品券」は紙の券でしたが、今回は電子クーポンで、自身のスマートフォンなどでクーポンを読み込み、登録、保存していただき、店頭で提示すると3割の割引が受けられるものです。1000円で300円、2000円で600円割引される電子クーポンをご利用いただけます。

  • アナウンサー

 これまでの紙のクーポンと違い、スマホ等の電子クーポンを使って、お得な特典や割引が受けられる専用サイトが間もなく開設されます。
 もうひとつ、小学校1年生あるいは2年生になる方へお知らせがあります。市長が以前、ドラえもんの漫画を見ていて思いついたという「オールマイティパス」。佐久市では小学1年生に対して、色々な公共施設や利用機関の利用が無料あるいは割引の特典が受けられる「オールマイティ1年生パス」がありますが、今年の1年生は使用できる機会が少なかったですね。

  • 市長

 新型コロナウイルスによって、令和2年度は非常に動きが取れませんでしたし、小学校が休校になりましたが、蔓延防止のために家族での外出がなかなかできませんでした。市内の様々な公共施設を無料で利用できる「オールマイティ1年生パス」を小学1年生に限って発行していましたが、令和2年度はあまり利用できなかったため、令和3年度に2年生になってもこのパスが引き続き利用できるようにしました。これからワクチンが接種できるようになり、活動が活発になると思いますが、ぜひご利用いただきたいと思います。

  • アナウンサー

 最後に、改めて今年度を振り返って、そして新年度に向けて皆さんへメッセージをお願いします。

  • 市長

 令和2年度という年は、新型コロナウイルス蔓延に翻弄された1年として歴史に刻まれると思います。そしてワクチン接種が始まりますと、徐々に経済活動や日常生活で様々な活動が緩和されてくることになると思います。令和3年度はワクチン接種がされ、新型コロナウイルス対策が緩和されていく年になると思いますし、そうしていなかければならないと思っています。今までずっと我慢してきていただきましたが、これから足腰を伸ばして活動ができるように、まずはより多くの方にワクチン接種をしていただくことが目標になろうかと思います。これから予約開始通知、それに先立つ通知をお送りしますが、皆さんにはご家族お誘いあわせて正しくワクチンの接種をしていただきたいと思っています。令和2年、令和3年は歴史に残る年になりますが、これから明るい方向に向かうための行動になりますので、ぜひご協力いただきたいと思います。

お問い合わせ

企画部 広報広聴課
電話:0267-62-3075
ファックス:0267-63-3313

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