このページの先頭です
このページの本文へ移動

「新型コロナウイルス感染症について」「ICT端末の活用」「飛行機の騒音問題」その他(6月26日)

更新日:2022年8月19日

  • アナウンサー

 新型コロナウイルスに関する話題、最近の情勢をお伝えしていきたいと思います。
 最近気になるところで、佐久圏域の感染警戒レベルがまた1段階上がりました。

  • 市長

 1週間に10万人あたりの新規陽性者数、あるいは使っている病床数を勘案してレベルを決めるということを、長野県において行っているものです。現在、佐久地域においては、レベル3となっています。感染症対策をしながらも熱中症対策を行うということで、外で会話などしない状況で歩く場合においてはマスクを外すなど、状況に応じた感染対策にご協力いただきたいと思います。

  • アナウンサー

 これから日に日に暑くなっていくだけに、暑さ対策も含めた予防が大切になると思います。市長ご自身も、5月下旬に陽性反応が出て10日間の自宅療養という期間がありましたが、どのような受け止めがあったか生活の変化を伺います。

  • 市長

 症状としては発熱がありまして、一番高いときには38.6度ありましたが、医師から薬をもらっていたので熱は一晩で下がりました。のどの痛みもありましたが、これも徐々に回復していきました。最初の2日半くらいに関しては布団の中で休んでおり、その後、通常の体調に戻りましたのでリモートで会議を行ったり、職員からの説明を受けたり、私から指示を出したりと進んでいきました。また、女性活躍のイベント等もありましたので、リモートで参加しました。

  • アナウンサー

 自宅療養と言いますと、市長は奥様とお子様2人と4人で暮らされているわけですが、他の家族の皆さんとは完全に隔離という形で過ごされていましたか。

  • 市長

 私は実家の方に戻り、妻が食事を運んでくれる形でした。療養に関してというよりも、私は症状が出たとき午後にPCR検査をしたのですが、朝からのどの痛みを感じてはいました。その日の朝、副市長と会議をしたのですが、私も副市長もマスクをしていたのです。予算査定で1時間ほどの会議をしていたのですが、副市長に感染したとすればおそらくそのときと思われます。しかし前の日も、前々日も同じ車で移動した秘書にはうつっていません。感染力は一気に高まるときがあって、症状が出る前後に一番感染力が高まったのだと自分では思っています。

  • アナウンサー

 我々ができることとしては、まず自分自身が感染しない、感染させないよう注意するとともに、決して誹謗中傷などはしないようにしていく意識が重要だと思います。
 続いて、佐久市議会の定例会についての話題です。第2回の定例会が7月1日までの日程で行われています。最初に経済対策について、今回の議会のなかでこの秋予定されているプレミアム商品券に関する予算が可決されました。佐久市として第3弾となるプレミアム商品券の発売が決定しています。

  • 市長

 プレミアム率は30%です。1万円の支払いで1万3000円分のプレミアム商品券が購入できます。今回の規模としては、3億円のプレミアムをつけて消費総額を13億円にしていく形で、この秋に開始したいと考えています。物価の高騰も今回プレミアム商品券を出す意味合いとしてありますので、ぜひ多くの市民の皆様にご利用いただきたいと思います。

  • アナウンサー

 続いてデジタルトランスフォーメーション、いわゆるDX推進について、佐久市でも具体的な動きが出てきています。

  • 市長

 DXを進めていく鍵として、マイナンバーカードを取得していただきたいということがベースとしてあります。マイナンバーカードの普及率は、5月1日現在で全国44%に対して佐久市は37.5%ということで、やや低い状況にあります。普及を後押ししていくために、マイナポイントを付与していきます。まず登録していただくと、最大5000円のマイナポイントを受け取ることができます。最大と申し上げたのは、例えば1万円クレジットした場合、1万円の25%、2500円のマイナポイントがもらえます。25%ですので2万円だと5000円という形です。そういった手続きを踏んでいただくと最高5000円となります。そのほかに保険証と紐づけると7500円、公金受け取り口座の登録で7500円が受け取れます。

  • アナウンサー

 私も持っているマイナンバーカードを紐づけしました。すべて合わせると2万円分のポイントが受け取れるというのは非常に大きいです。

  • 市長

 1人2万円ですので、3人家族ならば6万円、5人家族ならば10万円となり、とても大きいと思います。これは佐久市だけでなく全国的に行われています。期限は秋までとなっており、佐久市役所の市民課、あるいは望月、臼田、浅科の各支所にも窓口がありますので、ご確認いただければと思います。

  • アナウンサー

 話題は変わりまして、いま佐久市内の各小学校では児童1人に1台ずつタブレット端末を用意しています。そのなかでもタブレットを使った他県の取り組みで、市長が気になっているものがあるとお聞きしています。

  • 市長

 タブレットについて、小学校、中学校の児童、生徒すべてに1人1台に配備が終わった状況ですが、今回もコロナで学級閉鎖になった皆さんがタブレット端末を持ち帰り遠隔授業を受けました。そのなかで、市議会で鎌倉市の話題が取りあげられ、健康状態、悩み相談を、ICT端末を通じて実施しているということでした。いじめや不登校、悩みをタブレットを用いて相談できることは、より身近なところに相談窓口を置くのと同じことですので、近々鎌倉市を訪問して勉強してこようと思っています。人の気持ちのなかで言葉に出しずらいことがあると思います。話した方が伝えられる人もいるかもしれませんが、話すことを躊躇してしまうケースでは、それを文字にして伝えられることは意味があるだろうと思います。悩み相談の選択肢が多い方がいいと考えています。

  • アナウンサー

 教育行政において、市長の思いの根底にはどういった気持ちがあるのでしょうか。

  • 市長

 ICTがどんどん進んでいくなかにおいてICTを用いた社会が過去に戻ることはないと思います。そのなかで、社会により強く入っていくことが重要だと思っています。特にお子さんが小さいうちから、そういったものに触れていくことは重要だと思いますし、学校の先生方のスキルも上がってきている状況ですので、今後も期待していきたいと思います。
 また、教育委員会の委員の皆さんの議論が大変活発に行われています。一つ申し上げると、これは教育行政の大きな関心事となっていることで、部活動の地域化ということがあります。市内7中学校で、どの学校にもある部活は男女バスケ、女子バレー、軟式野球だけです。そして経験者が指導者を務める率が非常に低くなってきていて、約45%となっています。これは、過半数の人は未経験のスポーツを顧問しているということになります。これらをより充実させていく意味もありますが、地域の方々に指導をしていただく。もちろん先生方の負担を軽くしていくという大きな意味もあります。学校生活のなかで部活はとても大事ですので、令和5年度から土日に関して地域化を進めていこうという考えで進んでいます。

  • アナウンサー

 続いて飛行機の騒音問題について、4月、5月に早朝、夜間に航空機の騒音が聞こえたという市民の皆さんもいると思います。私自身も聞きましたが、これまでに経験したことがなかったので不安を感じました。

  • 市長

 結果的には、横田基地でおこなわれていた米軍における訓練ということでした。住宅地周辺で上空を飛ぶということは、アメリカ本土でも行わないことだそうです。そういうなかでは、十分な話し合いを行って着地点を見つけてほしいという願いが国に対してはあります。東京都福生市では、横田基地の影響を大きく受けますので、「○月○日~○月○日までの○日間は、訓練のため騒音が予想される」という通告がいくのだそうです。これを、できるなら長野県を通じて関係自治体にも伝えてもらいたいと思います。何が起きているかわからない、いつまで続くかわからないということは不安を増幅させてしまうので、今後お願いしていきたいと思います。

  • アナウンサー

 今議会の一般質問等でもありましたが、バルーンフェスティバル期間中に佐久市上空を低空飛行したという目撃談も寄せられていました。地元の代表としてどのような思いを抱かれましたか。

  • 市長

 心配な向きはよくわかりますし、指摘についても県を通じて防衛相、その向こうにある米軍に伝えていくルールに沿ってやっていきたいと思います。今回、一般質問でも議論が及びましたが、熱気球は航空機法における航空機ではないということです。熱気球は航空機の飛行に影響を及ぼす恐れのある行為という位置づけで、国土交通大臣に許可申請を出さなければいけません。許可申請を出すと、NOTAM(ノータム)というサイトに全て掲載されます。長野県佐久市上空においては、5月3日~5月5日までバルーンフェスティバルを開催しており、航空機の飛行に影響を及ぼす恐れのある行為という形で出るわけです。それによって、米軍機にしてみると佐久市上空に熱気球が飛んでいるということを十分理解し、注意して飛ぶということになるのだと思います。これまでも防衛相に対して、あるいは市長会を通じて国にお願いを申し上げています。今後におきましても必要な対応を取っていきたいと思います。

  • アナウンサー

 続いて、これから夏を迎えていくにあたり、佐久市内でもキッズサーキット、望月の榊まつりなどは一部規模を縮小して開催という明るい話題も入ってきています。

  • 市長

 特にキッズサーキットは1週間でチケットが完売したということで、期待の大きさを感じます。フルスペックではありませんが、榊まつりや各地で花火大会が行われるということも耳にしています。佐久市としても何か応援ができるか、観光協会はどうお考えか、そういったところを今後深めていきたいと思います。

  • アナウンサー

 最近は、東京オリンピックのマラソンで6位入賞を果たした大迫卓さんのトークショーが行われたり、あるいは佐久市のリモート市役所の取り組みが、全国的に権威ある「日本マーケティング大賞」で奨励賞を受賞したりと、次々と明るいニュースが届いています。市民の皆さんも今後の佐久市の展開を大いに期待していることと思います。令和4年度どのような方向に向かっていくのか、コロナ禍のもとでどのような舵取りをしていくのか、あらためて市長の思いを教えてください。

  • 市長

 コロナ禍において真に困窮している方々、経済的な課題を持っている方も多くいらっしゃいます。そのなかで経済対策を打つこと、プレミアム商品券という形で下支えをすることは収入が落ちてしまった方々への支えでもありますし、店舗を営まれている皆様に対しての対策でもあります。価格、原油高騰のなかにおいて、ハウス栽培をしている、野菜、お花、きのこなどの上げ幅に関してもサポートもしていきます。まだまだこれからも続けていかなければいけないと思っていますので、真に困窮にあるという暮らしのなかの情報を寄せていただきたいと思います。市役所にお電話をいただいても結構ですし、私個人ではTwitterをやっており、つぶやいていただければ全部見ていますのでぜひ寄せていただきたいと思います。

お問い合わせ

企画部 広報広聴課
電話:0267-62-3075
ファックス:0267-63-3313

お問い合わせはこちらから

本文ここまで

サブナビゲーションここから
ページの先頭へ