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「御鹿の里ブランディング事業」「新型コロナワクチン追加接種再開」その他(11月10日)

更新日:2022年4月22日

  • アナウンサー

 だんだんと冷え込んできていますが、今日はいいお天気です。

  • 市長

 秋の終わりといいますか、10月の末にとても寒くなった日がありましたので、紅葉の色付きがとても良く、秋の深まりを感じます。

  • アナウンサー

 皆さんも紅葉をぜひ楽しんでいただきたいと思います。
 それでは最近の話題から、衆議院議員総選挙の振り返りをお願いします。

  • 市長

 もっと前のことのように感じますが、わずか10日前、10月の31日の投開票でしたが、佐久市を含む長野3区につきましては、自民党の井出庸生さんが当選で4回目ということでございました。12万票余りの得票ということでありまして、小選挙区当選、加えて立憲民主党の高津剛さんが、10万9000票という形で、初めての当選ということでありました。地域からすればお二方の国会議員が生まれるという形になりました。佐久市としては国会の先生方にいろいろなご相談や、あるいはまたご協力願うことがよくあります。神津さんも小選挙区、3区で立候補されましたので今後、佐久市のいろんな場面でご来賓としておいでいただくことになろうかと思いますし、私どもとすれば井出さん、神津さん双方とお付き合いをして、そしてまたいろいろご相談をしていきたいというふうに考えています。

  • アナウンサー

 衆議院議員総選挙について一言いただきました。
 続いて、胸が躍る話題です。

  • 市長

 第72回全国高等学校駅伝大会ということで、長野県大会で佐久長聖が24連覇、すごいことです。創部以来、連続の24回ということで、佐久という言葉を全国に知らしめている大変大きなご功績だと思っています。今回の県大会につきましては、主力の選手が必ずしも出ていたわけではないということですが優勝し、京都で行われる全国大会都大路は12月26日に行われるということで、できれば応援に行きたいと思っています。しかし、観客をどうしていくかということを最終決定までお聞きしていないので、そのルールに従って応援をしていきたいと思っています。

  • アナウンサー

 佐久長聖高等学校24連覇ということで、都大路に注目していきましょう。
 そして、野沢小学校も偉業を果たしました。

  • 市長

 NHKの全国学校音楽コンクールで、野沢小学校が銀賞ということでありました。野沢小学校は、私が2年生か3年生、昭和52年から53年にできた学校です。そのときに横前先生牧野先生というお二方の音楽の先生が大変ご尽力をされて合唱部をつくった歴史があります。

  • アナウンサー

 11月7日東京で開催したということで、NEK Eテレ、FM ラジオでも放送されるということです。

  • 市長

 NHK Eテレで、11月26日午前0時半からオンエアーです。ぜひまた応援をさせていただきたいと思います。

  • アナウンサー

 続いて、前澤友作氏のふるさと納税、御鹿の里ブランディング事業についてお願いします。

  • 市長

 ZOZOTOWN の前社長である前澤さんは、毎年ふるさと納税しますので、各自治体で良いアイディア出してくださいというお話がありまして、佐久市は前回も応募したんです。前回は応募した市町村全てに500万円ということでした。佐久市としては移住されて皆さん中心に工夫をしてくださいと、副業を応援していく事業に転換されたという形です。そして今年もう一度やりますということで、10億円の寄附をいただくことになっています。実際には10億円を一つの自治体に寄附するのか、複数になるのかはまだ分かりません。
 佐久市とすれば、御鹿の里ブランディング事業で手を挙げました。佐久市春日に光を当ててブランディングしていけないということでございます。春日温泉に美肌の湯ということでかつては大変賑やかだった旅館ですが、色々な事情で倒産されて、そのままになっている建物が一つあります。これが温泉場とすれば非常に課題であります。しかしながら、ここに佐久市民の皆さんからいただいた税金を投入していくことはなかなか難しいことです。ある意味で言うと個人のものなので、個人資産の撤去を市がやるということは相当大きな課題があります。古くなった家を市が撤去してくれるのならば、大勢の人がそのままにしておけばいいということが社会の風潮になったら、大変なことになってしまいます。しかしながら、市民の皆さん、議会の皆さんにもご相談する中で、もし前澤さんのご寄附をいただけるならば、撤去していきたいということです。
 もう一つは春日地区に、かつて望月町長さんだった岡部さんという方がいらっしゃいまして、岡部さんがお持ちだった邸宅が大変立派な木造3階建てです。こちらの方も長らく空き家となっていましたが、この度民間の方がお求めになりまして、こちらの方を何か生かすことができないだろうかと思いました。私も行ってきましたけれども、寸分の狂いの狂いもなく、昔の建物で素晴らしいものだと思います。これをリニューアルすることができないだろうかということが一つです。
 三つ目は、この時期、素晴らしい春日渓谷ってあります。ただ春日渓谷は、林道で落石がすごく多いです。子どもの体と同じぐらいの大きさの岩が落ちてくることもあるので、今通行止めにしています。これは望月商工会からも強いご要望をいただいていますし、望月春日地区の皆さんとすれば、全国に誇れる素晴らしい渓谷、紅葉だと言います。しかし危なくて行けないので、何千万と重厚な自動車を購入して、万が一落石があっても耐えられる車で数キロ先の紅葉スポットまで行き、そこでお楽しみいただいたり写真を撮っていただいたりということを考えています。
 せっかくのチャンスなので、今までの税金の使い方ではできないようなもので踏み込んでいこうということであります。春日温泉の廃墟である元旅館の撤去、岡部元町長の邸宅のリニューアル、そしてもう一つが重厚な自動車でいく春日渓谷めぐりということで、御鹿ブランディングをやっていこうということです。

  • アナウンサー

 聞いているだけでワクワクします。地区の皆様も聞いていると思いますが、ぜひ通ると良いです。
 次に、新型コロナウイルス感染症に関わるワクチン追加接種再開についてお聞きします。

  • 市長

 2回目を打った日から勘定して8ヶ月後が、3回目を打つタイミングです。先ごろの佐久市の臨時議会で、議会にお認めをいただきまして12月から医療従事者の皆様の接種がスタートします。その後、前回と同様に、高齢者、基礎疾患をお持ちの方、そして一般の方の順になります。3回目の接種、希望する市民の皆様が全て終わるのは7月とになります。このことによって少し抗体が落ちてくる、抵抗する力が落ちてくることを避けるために、3回目を接種していくということであります。年が明けたぐらいには、経口薬品という治す飲み薬が出てきます。そういうことも相まって、3回目のコロナワクチン接種によって元の日常を取り戻していきたいと考えているところであります。

  • アナウンサー

 新型コロナウイルス感染症に係るワクチン追加接種、3回目のお知らせでした。本当このまま抑え込んでいきたいです。一気に感染者が減り、昨日も感染者が県内で1人というニュースでした。

  • 市長

 都市伝説みたいな話ですが、自己消滅したという論点もあります。自分で自滅したのではないかという、いわゆるワクチンだけでは説明がつかないブレーキのかかり方ということです。ただ、また新たな形も考えられます。新しい政権の中で経済対策も行われる、経口薬品、そしてまた3回目のブースター接種ということで、対応していきたいと思います。

  • アナウンサー

 続いて注目の中部横断自動車道ですが、ルート日本海太平洋シンポジウムについてお願いします。

  • 市長

 「君は太平洋を見たか、僕は日本海を見たい」というキャッチフレーズは、多くの皆さんの心に刺さっていると思います。これは日本海太平洋シンポジウムということで、新潟県、長野県、山梨県、静岡県の4県連携で行っており、先ごろ南アルプス市で開催をされました。来年は佐久市で行われることになります。課題は、ルート日本海太平洋という、いわゆる4県にまたがる中部横断自動車道についての建設促進でした。しかし今年の夏、山梨~静岡ルートが完成したことにより、新潟県と静岡県は建設が終わりました。残るは南佐久と北杜市になるので、山梨県と長野県の一部です。そうなると、建設促進だけを運動にした場合、静岡県と新潟県はもう終わっているので、佐久市としては、建設促進プラス利用促進も運動に入れていきましょうと呼びかけました。利用促進ならば新潟県も静岡県も加わります。道路を作っても実際に使わなければ意味がありませんので、たくさん使いましょうと、来年のルート日本海太平洋シンポジウムにしていきたいと、南アルプス市でお話をして参りました。

  • アナウンサー

 来年は佐久市に行われるということです。
 そして最後は、令和政策研究会からの提言についてです。

  • 市長

 各会派の皆さん、これで予算を作っていく時期になりますと、要望をいただくことになります。今回、神津正前議長が代表を務める令和政策研究会という会派の方からご要望がありました。大変に目を見張るのが、歳出、どうやってお金を使うかということは大変重要な議論ですし、なくてはならないですけども、議会の皆さんに期待をするのは、歳入に関してどうやって確保していくか、あるいは歳出をどうやって縮減していくか、カットしていくか、無駄遣いをなくすかということです。この議論をぜひやっていただきたいです。私達自身とすれば、実際に予算編成をしていくには申し訳ないけども、そういうところを辛抱してもらいましょう、これを優先しましょうということをしています。例えば、来年の予算において、各小学校、中学校で教室にはクーラーが入りましたが、先生方の職員室のクーラー導入も議論していました。本当に申し訳ないですが、予算を見合わせました。次の段階としてやらなくてはいけないと判断したのは、ICT 教育を先生方が扱う中において、佐久市の小学校、中学校の職員室に Wi-Fi 環境がなかったのです。Wi-Fi 環境を最速でやりましょう、その代わり恐縮だけどもクーラーの方は少し見合わせるという形でこういう議論をやっています。
 今回、令和政策研究会の方から、特に歳入に関して、あるいは歳出の抑制についての要望、あるいは提案も含まれていたことは、私は大きな価値があると思っています。令和政策研究会の議員の皆さん、非常に厳しい議論をされたと思いますが、こういった予算への提言を今後もぜひいただきたいと思っています。

  • アナウンサー

 最後に一言お願いします。

  • 市長

 秋がだんだん深まってまいりました。本年も残すところひと月半ということでございます。インフルエンザも少し流行ってくる可能性もあり、今年はワクチンの製造が少しスローです。そういう中で、計画的な予定を立ててコロナワクチンに加えて、インフルエンザワクチンをご検討いただきたいと思います。

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