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景観重要建造物、景観重要樹木

更新日:2015年2月10日

市は、平成21年に景観行政団体となり、「生活に「原風景」と「新風景」が映える街」を目標とし、佐久市景観計画を定め、「原風景」と調和した「新風景」の創出に取り組んでおります。その中で、地域の歴史、自然、文化等の特徴を持ち、景観上、魅力ある「原風景」のシンボルとなる建造物や樹木を保存し、未来にわたり、地域のよりよい景観の基礎としていく取り組みとして、市民の皆さんより候補を募集し、「景観重要建造物」と「景観重要樹木」の指定を行っております。現在までに、景観重要建造物1件、景観重要樹木2件の計3件を指定しております。

佐久市景観重要建造物第1号

山田神社の本殿及び楼門(社務所・参籠殿)

山田神社は蛇石神社とも呼ばれています。昔、出雲の国で素戔嗚尊が八岐の大蛇を退治した時、大蛇の魂が鳥となってこの地まで飛んできて、大きな石に魂が宿ったとされる蛇石さんの民話が、常和地区で語り継がれています。また、当神社は、諏訪大社上社と深いつながりがあったとされています。
珍しい造りの楼門をくぐり階段を上ると境内が開け、正面には珍しい撞木造りの本殿が構えており、入口や境内地内の石塔、周囲の杉の木と共に良好な里山景観を形成しています。

佐久市景観重要樹木第1号

守芳院の杉

守芳院の境内にあるこの杉は「弾正の杉(だんじょうのすぎ)」と呼ばれ、守芳院を建立した平尾弾正源守信公の名前に由来していると伝えられています。
樹齢は400有余年に達し、樹高は約30メートル、根回り約10メートルで、地域の人々に親しまれた鎮守の森の象徴であり、周囲の樹木や平尾山麓の木々とも一体となって、良好な里山景観を形成しています。

景観重要樹木の守芳院の杉の写真
守芳院の杉

佐久市景観重要樹木第2号

茂原邸の赤松

茂原家の赤松のある庭園は、古い和風住宅と融合した純和風の庭園となっています。
赤松の樹齢は200年程、樹高8メートルの古木で、この庭園の中で赤松は特別の存在感があります。地面上1メートル辺りから太い枝が地面と水平に伸び、その長さは12メートルにも達し、枝々は庭一面に広がり、庭全体と一体化して独特の造形美を創り上げています。
【訪問可能日時】毎週金曜・土曜日:午前10時~午後4時まで

※指定物件の概要については所有者などからの聞き取りにより紹介しています。また、管理については各所有者の方が行っています。

景観重要樹木の茂原邸の赤松の写真
茂原邸の赤松

お問い合わせ

建設部 建築住宅課
電話:0267-62-6637(建築係)、0267-62-3430(住宅係)
ファックス:0267-63-7750

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