令和6年度佐久市ジュニアリーダー研修実施報告
更新日:2025年2月10日
令和6年度佐久市ジュニアリーダー研修
実施目的
今、子どもたちの生活体験・自然体験・社会体験の不足が指摘されています。そこで、野山での自然体験や環境浄化のボランティア体験など、多彩な体験機会を設け、「自分で考え行動する力」を持った人間性豊かな子どもの育成を目指します。また、市内各地区から研修生が集まり、一緒に活動することにより広範囲の友達を作るとともに、子ども会等のリーダーとなることを目的とします。
主催
佐久市・佐久市教育委員会
主管
佐久市少年センター育成推進協議会
期間・期日
令和6年7月20日(土曜)~令和7年1月25日(土曜)全12回
研修生
市内在住の小学生26名(5年生7名、6年生19名、男13名、女13名)
研修内容
回 | 月日(曜日) | 内容 | 研修場所 | |
---|---|---|---|---|
ステップ1(コミュニケーションスキルを研こう) | 1 | 7月20日 |
・オリエンテーション |
佐久市中込会館 |
2 | 8月3日 |
・未来の職業体験 | 佐久市生涯学習センター |
|
3 | 8月24日 |
・子どもまつりの準備 | 佐久市市民創錬センター |
|
4 | 9月8日 |
・子どもまつりの運営体験 | 佐久市市民創錬センター | |
ステップ2(チャレンジ精神を発揮しよう) | 5 | 9月21日 |
・デイキャンプ☆準備 | 佐久市役所南棟 |
6 | 10月5日 |
・デイキャンプ☆ | 駒出池キャンプ場 | |
7 | 10月20日 |
・異年齢&国際交流体験 | 佐久市生涯学習センター |
|
8 | 11月9日 |
・身近に感じるSDGs体験 | 佐久市役所南棟 |
|
9 | 11月24日 |
・販売体験 |
佐久平交流センター | |
ステップ3(主体性を持って挑もう) | 10 | 12月21日 |
・私たちで考える最後の研修準備(1) | 佐久市市民創錬センター |
11 | 1月11日 |
・私たちで考える最後の研修準備(2) | 佐久市市民創錬センター |
|
12 |
1月25日 |
・私たちで考える最後の研修会 | 佐久市市民創錬センター |
活動の様子
第1回(7月20日)
・オリエンテーション
オリエンテーションではこれから一緒にジュニアリーダー研修を通して成長していく仲間たちと打ち解けあうために自己紹介をしながら名刺交換をしたり、チームでペーパーブリッジを長く作れるように協力したりしました。
・わはは研修
わはは研修ではFMさくだいらの和田彩妃さんを講師に迎え、発声や即興演劇についての研修を行い、「自分の意見を積極的に言ってみる」「発言することを怖がらない」などのコミュニケーションに大切なことを学ぶことができました。
第2回(8月3日)
・ドローン研修
D-ACADEMYの講師を2名招き、近い将来社会的に普及することが期待されるドローンの構造や飛ぶ仕組み、仕事への応用などを学び、実際に操縦して先端技術を体感しました。
・最先端の農業体験
佐久平総合技術高等学校へ行き、光を使った栽培など普通の農業とは違う、新しい農業を目にすることができました。実際に種植え体験もさせていただき、とても素晴らしい研修となりました。
第3回(8月24日)
・子どもまつりの準備
次回の「子どもまつり運営体験」に向けてブースの内容決めや役割分担などを決めました。
担当するブースを決めた後、各ブースで準備することやルールなどを決め、本番に向けてリハーサルを行いました。本番が楽しみです。
第4回(9月8日)
・子どもまつり
待ちに待った子どもまつり本番です。オープニングセレモニーの司会進行はジュニアリーダー研修生が行いました。研修生代表による開会宣言によって「子どもまつり」が始まりました。
各ブースごとに分かれて来場した方々にはきはきわかりやすく作り方などを教えることができました。この体験を通してイベントを運営することの大変さを実感することができました。
第5回(9月21日)
・デイキャンプ準備☆
班に分かれてランチ作りのメニューを決めたり、どうしたら材料を予算の中で買えるようになるのかなどを話し合いました。
そのあと、危険予知トレーニングやデイキャンプ中のルールを決めました。これで準備はバッチリです。
第6回(10月5日)
・デイキャンプ☆
いよいよデイキャンプ当日です。まずは近くのスーパーで自分たちが決めたランチの材料を買いました。予算の中におさまるように買物をするのはとても頭を使いました。
キャンプ場に着いたらさっそくランチ作りに取り掛かりました。火おこしも事前に研修をしていたこともあり、スムーズに進められました。みんなで協力して作った昼食はとてもおいしかったです。
第7回(10月20日)
・異年齢交流
信州大学「ハナサカ軍手ィプロジェクト」の皆さんから企画をするにはどのようなことが必要なのかを学び、実際に「ハナサカ軍手ィ」のデザインを考えて描いてみました。企画について学んだことを最後の研修で活かせるように必死に学習しました。
・国際交流
佐久市生活改善グループの方々からおはぎの作り方を教わり、エストニア研修生と協力しておいしいおはぎを作りました。話す言葉が違う中でうまくコミュニケーションができるように試行錯誤しました。
第8回(11月9日)
・身近に感じるSDGs体験
株式会社SORENAの伊藤 優里さんからりんごレザーについて学び、廃棄物だったものをリサイクルすることの大切さを学ぶことができました。
アイビープロダクツの高橋 元康さんからりんごレザーを使ったアクセサリーの作り方を学び、実際に作りました。作ったアクセサリーは次回の市民集会で販売します。販売価格の設定はとても難しかったです。
第9回(11月24日)
・販売体験
11月24日に開催した青少年健全育成市民集会にて自分たちで作ったりんごレザーのアクセサリーを販売しました。多くの方に買ってもらえるように魅力あるチラシやポスターを作りました。
人を呼び込むセクションと販売をするセクションに分かれて販売体験を行いました。大きなミスをすることもなく、無事に販売体験を終わらせることができました。
第10回(12月21日)
・私たちで考える最後の研修準備(1)
いよいよ最後の研修にむけて準備を始めます。まずは、プロジェクトチームを中心にどのような研修がいいかを決めていきます。みんなが精一杯取り組めるような研修を決めていきます。
2つのセクションに分かれそれぞれ準備していきます。今まで学んできたことを活かして研修生全員が必死に取り組みます。
第11回(1月11日)
・私たちで考える最後の研修準備(2)
各セクションで本番前の最終確認をしていきます。ところどころ不安なところもありますが、みんなで協力して不安を取り除いていきます。
そして全体を通してのリハーサルを終え、本番に向けての準備ができました。1年間の集大成を見せられるように全員で頑張ります。
第12回(1月25日)
・私たちで考える最後の研修会
午前は親子体験として手作りダーツを行いました。チームで協力して優勝を目指します。ジュニアリーダー研修でコミュニケーションスキルを身につけていたので初めて会う人とも仲良く活動ができました。
午後は感謝祭を行いました。今までジュニアリーダー研修を支えてくれた方々へうまく感謝を伝えることができました。ここでは今まで学んできた企画についてや来てくれた方に喜んでもらえるような工夫の仕方などを活かすことができました。
ジュニアリーダー研修が修了しました。
令和7年1月25日(土曜)をもちまして全12回のジュニアリーダー研修を無事終えることができました。1年間を通していろいろなことを体験し、学んできました。この経験を活かして、将来社会を支えていく子どもたちのより良い活躍を期待しております。
学生ボランティアスタッフ
令和6年度は、中学生4名、高校生5名、大学生4名が学生ボランティアスタッフとして参加し、活動の準備や子どもたちへの指導など、研修のサポートをしてくれました。ありがとうございました。
お問い合わせ
電話:0267-62-0671(生涯学習係・青少年係)0267-66-0551(公民館係)
ファックス:0267-64-6132(生涯学習係・青少年係)0267-66-0553(公民館係)