3R(スリーアール)活動の推進について
更新日:2021年8月10日
3R(スリーアール)活動って何?
リデュース(Reduce)、リユース(Reuse)、リサイクル(Recycle)の3つの英語の頭文字「R」をとって「3R」と呼んでおり、環境と経済が両立した循環型社会を形成していくことを目的とした活動のことをいいます。
リデュースは廃棄物の発生を抑制すること、リユースは廃棄物を再使用すること、リサイクルは廃棄物を原材料として再利用することです。
画像引用:経済産業省ホームページ
10月は3R推進月間です
3R推進月間とは経済産業省を含む3R(リデュース・リユース・リサイクル)関係8省庁(財務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、環境省、消費者庁)では、3R推進に対する理解と協力を求めるため、毎年10月を「リデュース・リユース・リサイクル推進月間(略称:3R推進月間)」と定め、広く国民に向けて、普及啓発活動を実施しています。
3Rの取り組みは、誰もが実践できる一番身近なまちづくりです。ご自身の暮らしの中に取り入れて、循環型社会のライフスタイルをはじめるきっかけにしてはいかがでしょうか。
暮らしの中の「3R」
画像引用:経済産業省ホームページ
日々の生活の中で、私たちができる3Rの取組みには、どのようなものがあるでしょうか?
いくつか例をご紹介します。
リデュース(Reduce)の例
- 無駄なものは買わず、必要な分だけ買う。
- 買い物をするときは、マイバッグを持参し、ごみとなる量が少ないものを選ぶ。
- ものは大切に長く使う。
- 食品は無駄なく料理する。
- 食べ残しをしない。
- マイボトル、マイカップを使用する。
- 生ごみの水気をよく切ってから捨てる。
- 「生ごみ処理機」等を活用し、生ごみの排出量を減らす。
佐久市では、ごみの減量化及び循環型社会の構築に向けて、生ごみ処理機等を購入された方を対象に、補助金を交付しています。(予算に限りがありますので、申請はお早めに!)
リユース(Reuse)の例
- 詰め替え用の製品を選ぶ
- 不用となったおもちゃ、衣類、家具、家電製品などは、必要とする人にゆずる。
- フリーマーケットやリサイクルショップを利用してみる。
- リターナブル容器(使用済みの容器を回収、洗浄して繰り返し使用が可能な製品。具体例としては、ビールびんと一升びんなど)を選ぶようにする。
- 家電製品などが故障したとき、修理すれば使えるものであれば修理して使う。
- 再生部品を用いた機器類を使う。
リサイクル(Recycle)の例
- 古紙、缶・布・紙パック類、ペットボトル、雑びん、容器包装プラスチックは、市が決めたルールを守って分別し、ごみステーションへ出す。
- 食品トレイ等は、スーパーマーケット等の店頭回収に協力する。
- 家電リサイクル法の対象物(テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機、エアコン)は、家電販売店等で引き取ってもらう。(リサイクル料については、各販売店へお問い合わせください)
- リサイクル可能な製品を選択・利用する。
家電リサイクル法とは?(経済産業省ホームページ)(外部サイト)
3Rにつながる「グリーン購入」
リデュース、リユース、リサイクルの例には、買い物に関することが多く出てきましたが、買い物の時に、まず必要か
どうかを考えて、必要なときは環境のことを考えて、環境負荷ができるだけ小さいものを買うことを「グリーン購入」
といいます。
ごみが少なく、環境負荷が小さい、自然と共生する消費社会の実現を目指し、買い物の時は「グリーン購入」を
意識してみましょう。