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平成29年佐久市議会第1回(5月)臨時会招集あいさつ

更新日:2018年2月22日

平成29年佐久市議会第1回臨時会(平成29年5月15日招集)

本日ここに、平成29年佐久市議会第1回臨時会を招集いたしましたところ、ご出席を賜り誠にありがとうございます。
先に執行されました佐久市議会議員選挙におきまして、市民の皆様からの信任を得られ、ご当選されました26名の議員の皆様に心よりお祝いを申し上げます。
私も、この度の佐久市長選挙におきまして、多くの市民の皆様の信任を賜り、引き続き、市政の舵取りをさせていただくことになりました。
市民の皆様からお寄せいただきました期待の大きさと、責任の重さに、身の引き締まる思いでございます。
このたびの選挙におきまして、2期8年の施策の達成度をさらに高めるべく、市民の皆様と「世界最高健康都市の構築」、「安心安全な子育て支援」、「交流人口の創出」、「地域経済の活性化」、「徹底した情報公開による市民参加型市政」の5つの約束をさせていただきました。
その中で、特に強く申し上げてまいりましたのは、佐久市が持つ可能性を、より大きなものにしていくための「未来への投資」でありました。
その未来への投資の論点について申し述べさせていただきます。
急速に進む少子高齢化社会を迎えている今、押し並べて人口の減少は地域経済の縮小をもたらし、地域経済の縮小は経済力の低下につながり、地域社会の様々な基盤の脆弱化が大きな課題となります。
現在佐久市では、「佐久市まち・ひと・しごと創生総合戦略」等により各種施策を展開しておりますが、これから20年、30年後に向け、雇用そして財政の基盤をしっかり整えておくことが時代の要請であり、佐久市長である私の使命であると考えております。
樋橋地区の都市的整備への積極的な支援や、新たな工場団地の造成を進め、佐久市の持つ強みを生かした企業誘致を行うことで、将来の雇用や財源を生み出す突破口としてまいります。
また、中部横断自動車道八千穂高原IC~(仮称)長坂JCTの整備は、佐久市、佐久地域に留まらず、東信地区、ひいては長野県の将来において、極めて重要な局面を迎えています。
今週の18日には、私が会長を務めます「長野県中部横断自動車道建設促進期成同盟会」を始め、「佐久地域議員連盟」、「沿線佐久地域女性みちの会」さらには、「沿線経済団体」等の皆様と連携し、関係する国会議員の皆様、国土交通省並びに財務省へ陳情活動を行います。
現在、基本計画区間である当区間の早期開通を目指し、今まで以上に、長野県及び佐久地域を中心とした関係皆様と結束して、さらなる建設促進に取り組んでまいります。
次に、安心安全な子育て支援についてです。これまでも、保育料の第3子以降の無料化やプレママ医療給付事業などを実施してまいりました。加えて、本年4月からは、子どもの医療費の無料化を、18歳まで拡大いたしました。
今後は、県と調整を行いながら、子どもの医療費の「窓口無料化」を実施するなど、引き続き、切れ目のない子育て支援に取り組んでまいります。
これ等、社会基盤の整備やその整備を生かした街づくり、そして、少子化対策は、今の佐久市が、時代の分岐点において、選択すべき道であります。
十八史略には“時務を識る者は、俊傑に在り”とあります。議会での議論は正に時務がどこにあるか、手法において、最も望ましい選択に至っているか等に重きが置かれていなくてはならないと思います。議員の皆様の大所高所からのご指導を、切にお願い申し上げる次第であります。
以上、3期目のスタートに当たり、決意の一端を申し上げました。

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