このページの先頭です
このページの本文へ移動

「安倍元首相の銃撃事件」「第26回参議院議員通常選挙」「物価高における市民生活の支援」その他(7月13日)

更新日:2022年8月19日

  • アナウンサー

 新型コロナウイルス感染症の第7波について、様々なところで取り上げられています。

  • 市長

 佐久市内も感染者が多くなっており、小学生にも大きく広がっているところでありまして、非常に心配であります。そのような中、お子さんの接種の数字があまり高くなく、お子さんのワクチン接種1回目から可能ですので、ぜひ行ってほしいと思います。

  • アナウンサー

 気をつけられることは気をつけていただいて、そのなかでも楽しい夏になるように心から願っています。

  • 市長

 2類から5類への意向も期待されているところです。専門家のご判断となりますので、指導に従って私どもも対応していきたいと思っていますが、少し警戒が必要な状況になってきていると思います。

  • アナウンサー

 では初めに、安倍元首相の銃撃事件についてお聞きします。

  • 市長

 私も非常に政治に関心をもっていますので、これまでにもテロ行為が政治家に向けられるということはありましたが、総理経験者、大きな影響力を持っている方が凶弾に倒れるということは大変に怒りがこみ上げてきますし、深い悲しみと不安を感じます。私はそのとき公務をしていましたが、大変驚きました。最初、安倍元首相が狙撃されたことを耳にして、それから程なくして心肺停止状態という報道が続き、こんなにも日本国民が大きな衝撃を受けるニュースはこれまであまりなかったと思います。次の日もずっと報道が続いていましたが、朝刊の「安倍元総理、凶弾に倒れ死亡」という見出しを見て、社会が壊れていくような不安を感じて目頭が熱くなりました。

  • アナウンサー

 警備の仕方を見直す、という警察からの発表も今日の紙面に掲載されていました。

  • 市長

 私が代議士の秘書をしていて、ついている井出先生が厚生大臣をやっているときも警護対象者でしたので同行することがありました。都内であればSPさん、また地方に出る場合はSPさんを通じてそこの県警に、行動計画を綿密に出します。誰に会うのか、その部屋に入る人はどういう人でどういう関係なのか、同行者はいるのか、建物の見取り図はどうなっていて、大臣はどこから入ってどうやって出るか、滞在時間はどれくらいか、選挙も日程をきれないときもありますが、そういうときはすごく催促されます。本当に綿密に警護計画を立てられているということを経験しています。前の日の夕方に行くことが決まるという、そんな急ハンドルで日程が決まることは、大変な出来事だったと思います。
 今も色々な検証が続いており、一昨日お通夜、昨日ご葬儀は、ご家族でということでしたが、大勢の皆さんが参列されていました。佐久市としましても弔意を表すということで、市役所の国旗掲揚に半旗を掲揚しまして、ご冥福をお祈りする意思を表させていただきました。

  • アナウンサー

 今回のようなことはあってはいけないと心から思います。また、今の子どもたちは情報がとても多いですから、この情報は本当に正しいのか精査するという考え方が教育のなかに入ってきているかと思います。私たち40代から上の世代でいうと、そういう教育は意外とスルーしてきたまま情報化社会に突入している状況といえます。そのなかで入ってくる情報が本当に正しいのか疑って、本当に正しいことは何なのか、自分のなかにちゃんと入れたうえで、自分がどう考えて生きていくべきなのか。改めて考えていかなければいけないと思いました。

  • 市長

 例えば、一般誌や新聞というものはフェイクニュースが多いという風潮があり、インターネット上には真実のニュースがあるという考え方を否定はしません。ただ、インターネット上で流れていることが正しいこと、と理解するのは大きな間違いであります。新聞がフェイクだという声もありますが、逆に取材をされる立場からすると、新聞は紙面に載せられる文字数が限られているので端折って書かれている、こういう意図ではないのだけど、と感じることは当事者としてあります。ただ嘘か、と言われるとそうではないと感じています。私は地方の一部の報道対象ですが、国内的にもそういうことが言えるのではないでしょうか。情報を重ねることによってどこに正しいことがあるかを見ていくということが大事だと思います。本当にあってはならないことなのですが、歴史を見ますとこういった行動は時々起こってきました。もちろんあってはならないうえで、起こり得ることとして構えておくべきだとも思います。

  • アナウンサー

 続いて、参議院議員選挙の結果についてです。

  • 市長

 参議院議員選挙について一つの結果が出ました。よく言われるのは、これから向こう3年間は国政選挙がない可能性がある、黄金の3年間として腰を据えて政策を行っていけるということです。実際にそういう面もあろうかと思いますが、そうして政策本位の政治が行われるのであれば喜ばしいことだと思います。届くところで議論をしていただきたいと思いますし、国会での色々な論戦は白日のもとにさらされる政策論争であり、とても重要なことだと思います。地方行政を担う私どもとすれば、さまざまなご要望を申し上げていくという点も腰を据えておこなっていきたいと思います。

  • アナウンサー

 今は戦争が起こっていたり、物価高であったり、お一人お一人考える要素が多いと思いますが、その割には結果を見ると投票率が意外と伸び悩んでいました。そう考えると、もっと自分の意見を1票によって反映させる意識を高めてもいいのではないかと思います。

  • 市長

 これまでの選挙の経過とすれば、期日前投票は右肩上がりに上がっていきますが当日投票が下がっています。今回の選挙でいうと、期日前投票は佐久市も上がりました。当日投票に関しては午前中までは上がったのですが、午後下がり、トータルでは投票率は上がりました。一般的に言われているのは、安倍元総理の事件によって、政治への関心が高まったことの影響が出たのであろうということです。やはり自分自身の1票は、社会を変えていくという意味合いの積み重ねです。「自分の1票で何が変わるのか」と思う気持ちもわからなくはないですが、1票を投じるということ、次の1票はどういう方に入れるか念頭に置いて生活することは大事だと思います。1票で社会を変えていくという気持ちも持ちながら、自分の大切な1票を次の選挙は誰に、どの政党に入れるのかという関心の持ち方をしていただくといいと思います。

  • アナウンサー

 選挙に関わった方は本当に一生懸命されていて、こうしてひとつの結果が出たわけですが、選ばれた杉尾秀哉さんには意見を持って国会の舞台に行って仕事していただきたいと思います。

  • 市長

 選挙区がある以上は国会議員ですから、国をどうしていくという意見をお持ちになっていただきたいです。
 もう一つは選挙区がある県の代表であるわけですから、この地域をどうするかという考えもしっかり持っていただきたいと思います。野党というお立場ではありますが、地域がどういう要望を持っているかを聞いていただくことも大事だと思いますし、そういったことに対して自分はどう行動するか、国会議員としての力をどう発揮していくかも担っている責任だと思います。

  • アナウンサー

 続いて、物価高における市民生活の支援についてお願いします。

  • 市長

 物価高が急激にやってきているなかで、色々な経済対策を打っているところであります。非課税世帯に対する交付金やひとり親世帯に対しての5万円給付を行いました。これは議会で初日即決をしていただいて、すでに行動に入っていますが、加えてプレミアム商品券の購入予約の申し込みが8月後半に始まります。1万円で1万3000円分のプレミアム商品券が購入できますので、ご利用いただきたいと思います。
 また、公式LINEアカウントで市民生活支援に関する緊急アンケートを行ったところ、約1万4000人のご登録をいただいていますが、一晩で2200人のアンケートを取ることができました。こういったものを活用しながら、今後9月議会に経済対策をパッケージとして提出していきたいと考えています。

  • アナウンサー

 LINEのアンケートは、本当に市民生活に根差した参考になる意見が届いています。

  • 市長

 自由記述の部分もあったのですが、1000人を超える皆さんが書いてくださって、具体的な意見をいただきました。LINEアカウントでのアンケートは、レスポンスが早いので、即決していくときに非常に大切なツールだと思っています。近々、鯉太郎のバルーンが2代目に作り替えるのですが、LINEアカウントで色の募集をします。アンケート結果に従いますので、皆さんの1票が鯉太郎の色を変えるという参加型市政です。
 職員の皆さん、盛りだくさんでやっています。色々な情報は集まっていますので、公式LINEアカウントぜひお友達になっていただきたいと思います。
 そして、旅ハレタが8月1日から始まります。旅ハレタとは、佐久市に宿泊していただいた方に電子クーポンが付与されるものです。宿泊ホテル、旅館で使えるのが2000円。また、街に出て食事やお買い物をしていただくときには50%、3000円という形で付与されます。50%なので、2000円使うと1000円分のクーポン、3000円使うと1500円分、6000円まで使うと3000円分が付与されるという意味です。家族で帰省した人のなかには近くのホテルに泊まるという方もいらっしゃるかと思いますが、ぜひ利用していただきたいと思います。

  • アナウンサー

 では、最後にメッセージをお願いします。

  • 市長

 やはり気になることは、新型コロナウイルス感染症第7波でございます。暑い夏、熱中症との兼ね合いがありますので、外を歩くときやスポーツするときなど、距離が取れるときはマスクを外していただきたいと思います。室内であっても一定の距離があって、横の人と話をしないことがほぼ確定しているときは、マスクを外していただいてもよいことになっています。横の人が外していないときに外すのは少し気になるかと思いますが、熱中症の兼ね合いだけでなく、徐々に社会をそういう方向に向けていくことが大切だと思います。気をつけるべきは気をつけながら、解放していくところも大きくしていかなければならないと思います。それぞれ熱中症や新型コロナウイルス感染予防もしながら夏の思い出を綴っていただきたいと思います

お問い合わせ

企画部 広報広聴課
電話:0267-62-3075
ファックス:0267-63-3313

お問い合わせはこちらから

本文ここまで

サブナビゲーションここから
ページの先頭へ