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「新型コロナウイルス感染症の状況とワクチン接種」「経済支援 佐久サポート県協力金プラス」その他(8月27日)

更新日:2022年4月22日

  • アナウンサー

 オリンピックの開催が終わり、パラリンピックがスタートしています。

  • 市長

 パラリンピックが開会式を終えてスタートしましたが、本来であれば佐久市でのエストニアパラリンピアンの皆さんの合宿が予定されていましたが、残念ながら諸般の事情により、感染予防対策に徹し、佐久での合宿はおこなわないということがエストニアパラリンピック協会の決定でしたので、尊重する形となりました。少し残念な思いもありましたが、開会式の入場シーンにつきましては、NHKの放送のなかでオリンピックのエストニア選手団は一部の皆さんが合宿をされたことや、カリユライド大統領が佐久市を訪問してくださったこと、佐久市とエストニアのサク市との交流について、高速道路を通過中のエストニア選手団、大使館の皆さんによって佐久市が確認されて交流が始まったというエピソードも紹介していだたきました。非常に驚きましたが、楽しく嬉しいシーンでした。

  • アナウンサー

 佐久市とエストニアのサク市は、同じサクつながりということで、現在姉妹都市の関係にあります。一層の友好関係をということで、栁田市長が勲章を受章されていました。あらためて祝意を申し上げたいと思います。

  • 市長

 ありがとうございます。三浦市長さんの時代から大変長い間、エストニアのサク市と私ども佐久市が友好関係を結んできた12年間を経るなかにおいて姉妹都市ということに、令和元年5月1日、令和スタートの日に調印をいたしました。数多くの市民の皆さん、中学生の相互訪問や、文化活動などの交流がありますが、佐久市民の多くの皆さんのご協力、ご功績が評価されたものと思っております。

  • アナウンサー

 市長と、ともみ夫人ご同席のうえで、市役所内で授賞式がおこなわれました。今後この佐久市と、バルト三国の1つであるエストニアのサク市の一層の親善関係を望んでいきたいと思います。やはり自由な行き来ができるためには、新型コロナウイルスの感染抑止が必要不可欠になってくるかと思います。

  • 市長

 今は本当に交流ができない状況でありますが、ワクチン接種が進んできていますので、両国においてもワクチン接種を進めるなどして交流を再開していきたいという強い思いを持っています。

  • アナウンサー

 市長のツイッターでも書かれていましたが、首都圏で陽性反応が出た方が長野県の佐久圏域に移動し、こちらで39度を超える発熱症状があらわれたという事象がありました。これに対して佐久広域連合の連合長として、強い抗議を示されたということです。

  • 市長

 私は佐久広域連合長という立場で、消防情報として得たものでありました。佐久地域に東京都で陽性反応が確認された後、自宅療養という医療的指導がありました。そういった指導があったにも関わらず、独自の判断によって佐久地域に移動し、結果として39度の発熱があり、救急車を呼んだということです。意識朦朧という状況だったようですが、結果的に佐久地域の医療機関に入院する形になりました陽性反応があったということは、入院をするにせよ、宿泊療養あるいは自宅療養するにせよ、医療的指導でありますのできちんと守っていただく。今は健康な方も行動を抑制してくださいとお願いしているなかにおいて、陽性が確認されているわけですので、そういった方がご自身で移動するのは困りますということで、これは東京都の保健所の指導をしっかりしていただきたいと、長野県から東京都に抗議してくださいというお願いをしました。長野県としてもそれを聞き入れてくださり、東京都に抗議をしました。東京都においては口頭での謝罪があり、東京都内の各保健所に対して、今後通達をして徹底していきますという返事でありました。そこまでが私自身の動きなのですが、それを受けて、全県がレベル5になった時点で、8月20日に県が出した「新型コロナウイルス特別警報2発出を踏まえた対策」の中で、レベル5に達した時期におこなうべき態度表明があったということです。そのなかで一番下の「国に対する要請」というところに、強力な措置を講じるように国に要請するという県の姿勢が書いてありました。陽性が確認された者の行動管理をきちんと行うための法改正の検討をお願いしますと、県が国に対して言っていくということです。

  • アナウンサー

 人の移動によってウイルスが持ち運ばれ、感染が拡大してしまう恐れがあるだけに、法改正によってしっかり縛れるかは別としても、法整備というものも必要になるかと思います。

  • 市長

 現状においては、動いてはならない医療的指導をしっかり守ってください、ということにならざるを得ません。しかし色々な事態が刻一刻と変わっていくなかで、東京都は大変厳しい状況があるけれど、周辺においてはベッド数や医療人材に余裕があるというときは、両者が合意して患者さんが移動するということはあってもいいと思います。ただそのときは、きちんとした合意がなければいけないと思います。もし長野県が東京都の患者さんを受け入れるときには、どのくらい余裕があれば受け入れていいか、あるいは合意をどのように確認するか、少し下世話ですが重要なことで財政負担をどうするか、医療人材をどう対応していくかなど、整理しなければならないルールがいくつかありますので、こういうものを法律できちんと決めていくことが大事だと思っています。これらが決められないなかにおいて、個人の意思、希望によって保健所の医療的指導を顧みず移動することはやめていただきたいです。やってはならないことだと強く主張していきたいと思います。

  • アナウンサー

 続いて新型コロナのワクチン接種について佐久市の状況に触れていきたいのですが、その前にご覧いただきたいデータがあります。今年の1月にも感染警戒レベル5となりましたが、1月のレベル5のときは、60歳代以上が30%だったのが、8月のときは7%まで減っています。これをどのようにご覧になりますか。

  • 市長

 例えばこれは60歳以上で見ていますが、高齢化率は65歳で見ます。佐久市の場合、65歳以上が30%です。高齢化率が30%で、1月のデータで60歳代以上が29%ということですから、誤差はあるけれど概ね人口比に比例して、まんべんなく出ていると言っていいと思います。しかし8月のデータを見ますと、若い人が非常に増えて高齢者が減っています。8月23日の時点で、80%の高齢者が打っていますので、ワクチンでこれだけ抑え込むことができるということだと思います。ワクチンを打つことによって感染予防になるし、一般的に重症化予防になると言われていて、佐久市においてもそういうデータが顕著にあらわれていると思います。佐久保健所管内の60歳代以上が34%になっていますが、佐久地域全体を見ますと佐久市よりも高齢化が進んでいますので、数字が大きくなります。その分を差し引いて考えていただきますと、ほぼ同じ傾向が見えるといっていいと思います。このデータから読み取れることは、ワクチンを打つことによって感染が抑えられるということの、一つの重要なエビデンスと言えるのではないでしょうか。

  • アナウンサー

 すでに接種が進んでいるなかにおいて、佐久市内ではワクチン接種の世代の対象を広げる新たな動きもあります。

  • 市長

 先ほどのデータを踏まえて、若い人たちに打ってほしいということがあるわけです。今後、若い人に打っていただくためには、若い人が集まりやすい場所に集団接種会場を置かなくてはいけないわけで、これまでの一萬里ホテル、プラザ21に加えてイオンモール佐久平店でも接種をおこなっていきます。9月の状況としてどの会場も土日やっています。高齢者の場合は曜日を問わないという方も多いのですが、若い方は土日がいいという方が多いです。土曜日は半日ですが、日曜日はフルでやっており、イオンモール佐久平店も加わる形でやっていきます。イオンモール佐久平店の集団接種会場は、だいたい1週間で900名ということで、9月の集団接種のスケジュールはぼいっぱいになっています。12歳以上の佐久市民のすべての対象者に予約開始通知が発送されていますので、誰でも予約ができる状況ですが、ワクチンの入り方が確認できた時点で枠を開ける形になりますので、12月はまだ一部しか開けていません。お急ぎの方、接種を強く希望する方は、急に枠があく場合がありますので、ホームページをチェックしてください。順番抜かしではないか、という声もあるかもしれませんが、全体として接種率を上げていくことが重要なので、大変恐縮ですが、さかのぼって枠を広げることもあり得ます。すでに予約していても乗り換えることもできます。9月下旬に予約していたけれど上旬が空いたなら移動したい、という方は移動していただき、今予約しているものはキャンセルということもできます。こまめに見ていただきますとご要望にお応えできるのではないかと思います。

  • アナウンサー

 予約が1回取れなくても空く場合もあるので、ぜひホームページをチェックしていただきたいと思います。

  • 市長

 佐久総合病院本院、浅間総合病院、川西日赤、金澤病院、くろさわ病院、雨宮病院の6院で、続けて個別接種をやってくださいます。4つの小児科の先生方もご協力くださいますので、佐久市のホームページをご覧いただき、医療機関あるいは集団接種会場をご利用いただいて接種率を上げていきたいと思います。
 ただし言えるのは、2回打ったからといって100%感染しないかと言われれば、そうではありません。しかしながら感染しにくくなっていますし、重症化予防になりますので、命を守るという意味では本当に大切なワクチンです。一方で打たないという選択もあります。打たないという方には、体の状況によって打てないという方もいらっしゃいます。それぞれの事情やお考えがありますので、打たないことに対して差別されることは控えていただきたいと思います。ただし打てる方は打っていただきたい。社会が日常に戻る一歩となることは確実ですので、ぜひともご理解いただきたいと思います。

  • アナウンサー

 話題は少し変わりまして、新型コロナウイルスの影響もあって佐久市内の経済、自営業や商工業あるいは飲食の方、非常に大きな打撃を受けている方もいると思います。そこで佐久市では新たな経済支援を始めます。

  • 市長

 これは議会の皆さんにもご説明してご理解いただき、先決で決定いたしました。
 長野県が9月2日まで時短要請をおこないました。蔓延していますので、時短営業をしてくださいとお伝えしました。このように県が協力を求めるのですが、協力に応じてくれた方は70~190万円の協力金が発生します。これに加えて佐久市から、時短要請に応じてくださった方に「佐久サポート県協力金プラス」という名前で、10万円の協力金を差し上げることを考えています。
 加えて時短要請がかからないけども影響が出てしまう、例えばホテル、旅館組合の方や、旅行業、タクシー、運転代行あるいは旅行に使うためのレンタカー屋さん、そして小売酒販、まちの酒屋さんも大変な状況になります。今回考えているのは、例えば鯉の関係の業者さんがいらっしゃいますが、鯉はお土産で非常に利用されています。販売が人の往来に比例しますので、動きが止まってしまうと販売が落ちてしまうという意味で、今回の対象とさせていただきまして、これらは時短要請のかかっていない故に県の協力金がないということで、時短要請に応じた人よりも、市の分としては多い20万円としていきたいと考えています。

  • アナウンサー

 佐久市としては、県の給付金だけでは支援しきれない部分に、独自のサポートとして最大20万円の給付をおこなうため法整備を進めていきたいということです。どこも非常に経営が厳しいとお聞きします。佐久市内の経済の状況をどのようにご覧になっていますか。

  • 市長

 確かに厳しいのですが、本当に困っている業種と、あまり影響がない業種の方がいらっしゃいます。飲食業に関して、実際にお酒を扱われている居酒屋さんなどは厳しいです。そういう皆さんに何とか持ちこたえてほしい、しのいでほしいという思いのなかで、今佐久市で考えているのは真に困窮のある皆さんに対して支援をしていこうという方針です。今後もそういう視点をもって、9月議会にも経済対策は盛り込んでいきますが、また政府も衆議院選を前にして経済対策をおこなうという情報も入ってきています。コロナ禍も終盤戦だと思いますが、真に困窮のある皆さまに何とかしのいでいただきたいという発想で、協力していきたいと思っています。

  • アナウンサー

 今後新たに、佐久のプレミアム商品券あるいは佐久ハレタ電子クーポンの続編などの登場もあるということで、また最新情報は随時お伝えしていきたいと思います。
 あらためて市民の皆さんにメッセージをお願いいたします。

  • 市長

 私たち佐久市としましては、佐久市民のコロナ対策の旗振り役としてやらせていただいているところであります。ワクチン接種の加速化、経済対策をおこなっていく考えでありますが、新たに今検討をしているのは9月のシルバーウィーク、お彼岸で故郷に変えられる方もいらっしゃると思います。帰省や旅行を推奨するわけではありませんが、どうしても動かなければならない方に対して陽性か調べる検査キットを配布していく考えでおります。より多くの皆さんが安全に行動できるようにやっていくわけですが、これは帰省を推奨しているわけではありません。しかしながら、事情のある方はいらっしゃいます。そういう皆さんは、今後情報発信をしていきますのでご利用いただきたいと思います。あともう少し何とか頑張っていきたいと思いますし、第5波を乗り越えていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

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